「素敵なカップルだな」とか「私も彼氏とあんな関係性になりたいな」などと、考えたことってありますか?
でも、理想の関係性、理想とするパートナーシップってどんなものでしょうか?
そんな憧れのカップルになれたら、幸せな関係性でいられるのでしょうか?
私がいつも思っていて実際にやってるのは…理想とするパートナーシップみたいなものを考える必要性はないし目指さないってこと。
ここでは、理想の関係性とパートナーシップについてご紹介したいと思います。
理想とするパートナーシップとは?
理想とするパートナーシップを目指そうだとか、今すぐパートナーシップを改善しなきゃだとか、夫婦間をよくしたい…と悩んでいたりしませんか。
- お付き合いしている彼とのパートナーシップをよくしたい
- 夫婦関係をよくしたい
でも、パートナーシップを育めているか?、なんて、質問に答えることができなくても焦る必要はありません。
なぜなら、あなたの中に必ず答えを持っているので、ちゃんと答えを出す日がきます。
他人の理想とするパートナーシップに当てはめてない?
ちなみに、前述したように、私は、理想とするパートナーシップみたいなものを考える必要性はないと思っているし、どこのカップルも目指していません。
誰と付き合ったときもそうだし、今の夫ともそうです♡
「これをしていたら仲がいい」なんて基準って、人によって違うから。
それを人に言うことも、考えるのも、それ自体がくだらないと思っています。
もっというと、「理想的なパートナーシップ」を目指そう、だとか、理想はこんなカップル、だなんて論じること自体、バカバカしいと思っている。
どんなものでもそうですが、特に夫婦や恋愛で、「理想」なんてものは持たなくていいと思うからです。
だから、別にパートナーだからって、双方が納得していたら、他のカップルと全く違っていていい。
理想とするパートナーシップなんてあなた自身が持っているもの。
現実的に関係を続けることが困難って場合以外、他人の理想とするパートナーシップを持ち出さなくていいし、当てはめなくていいんです。
パートナーシップのベースは、【自分自身】
理想のパートナーシップがよく分からず、自分のまわりにも、すごくいい関係だなと思える夫婦を見かけて、理想のパートナーシップを築かないと…って思っていませんか。
これから先、理想のパートナーに出会えるかととか、皆理想とするパートナーシップについて考えて、疲弊していると思うんです。
理想とするパートナーシップについて「考えなくていい」理由についてご紹介します。
理想とするパートナー、それは期待やファンタジーだ
要するに、理想とするパートナーなんて、「期待」や「ファンタジー」の要素が入り込んでいます。
先程のように、他人軸で他の人の影響を受けていたりする場合も多いし、思考が入りすぎていると、ファンタジーや、実現不可能な期待を相手に求めます。
基本的に、現状できていないことを並べ立てて、「パートナーシップてどんなだと思う?」と描いていくことは期待とファンタジーです。
「お互いを尊敬し合い、成長し合う関係が理想。」だとか「彼も私も好きなことを思い切りやって楽しんで、相手を縛らず、シェアして称え合う、そんな関係が最高」といたところで、相手と自分のキャラがかけ離れていたら、それは漫画や、別のストーリーでしかない。
現実にフィットした理想とは限らないし、現実に落とし込んでも上手くいくかどうかは未知ですよね。
パートナーとあなたは、今の関係性が「平常運転」…マックスの状態
なぜか、パートナーと恋愛になると「もっと関係性を向上させよう」って気持ちを持つ人が多いけれど、この考え方がまずは私は間違っているって思っていて。
もしかしたら、ギスギスすることもあったり、今不仲な人もいるかも知れない。
でも、それもまとめて、それがあなた達の関係性。
たとえば、結婚相手なら、結婚とは「共同プロジェクト」。
5年〜10年と一緒に過ごす中で恋愛感情が消え、家族愛になったときに、たとえば「お互いのやりたいこと、夢、もしくは子供」も含めてそれを叶えていくための共同経営者です。
みんながニコニコした平和な日々を望んでいるかもしれないけれど、何年か過ごして今の状態なら、それがあなた達の関係性だってこと。
「関係の改善」とかよく言うけれど、歩み寄りをしようが、努力しようが、それは風向きを頑張って変えているだけ。
今までの歩みや、性格や相性が、ここにきていきなり変わるはずがない。
関係性って相性です。
だから、たとえ冷えかけていたとしても、基本的に相手も自分も変わらないから、浮上もなにもない、求めすぎなくていいってことを認めちゃったほうが楽になると思います。
自分がいる世界の周りには、数えきれない別の世界がある
一歩外に出てみれば、さまざまな人たちや考え方、生き方があります。
あなたが探し求めれば、もちろん、情報が引き寄せられます。
参考になりますが、逆にそれによって惑わされます。
どのように、人が、周りが相手とコミュニケーションを行っているのかも別で、全く別の世界を持っていることも多いはずです。
でも、逆にその人達が本当に幸せを感じているかなんて、表面では分からない。
人には見せない苦労もたくさんあって、それを見せていないだけの可能性もあります。
だから、「別の世界は別の世界で、自分の答えを持つ」というのが、ポイントです。
たとえば「いつも楽しそう」なカップルに目がいくでしょう。
だけど、表面的には理想だけど、本当の部分は見えません。
作りも、隠された部分も、自分の世界とは違うので、それを理想にしなくてもいいってことです。
仲良しの秘訣は「理想の関係性」を作らないこと
カップルも夫婦も、仲良しの秘訣は「理想の関係性」みたいなものを目指さないことだって私は思う。
「○○みたいな関係性が理想のパートナーシップだ」とかここをこうして改善していったら仲良くなれる…なんて、方程式じゃないんだから、奇妙だと思います。
他人の理屈が自分たちに該当しないからって、「それってほんとの理想のパートナーシップなの?」って話です。
理想とするパートナーはこんなモノ、なんてのを頭の中で作ってしまうと少しした瞬間に「自分たちは上手くいっていないんだ」って思ってしまう。
だから、理想の関係性みたいなものを目指さないのが一番だってことなんです。
全ては自分がベース。「理想」を持たないほうがいい
付き合うことや結婚だけじゃなく、全てにおいて、理想を持たない人、理想をたくさん持っている人、どちらが楽なんでしょうか?
何も持っていないほうが、自然体で幸せを感じられるのではないでしょうか?
最初は、知らなかったり、今まで経験したことがないものを持っている人、そういう人の体験に触れたときに、「自分には出来ないかも」という、ザワザワを感じることがあるかもしれない。
けれど、自分がいる場所は自分で作りだすもの。
理想を持たないこと。
あまり理想的な家庭に育たなかったことや、パートナーとの関わりがうまくいかなかったという経験も、今の形の「幸せ」を認めること。
その方が楽しく生きていけると思います。
まとめ
理想とするパートナーシップについてご紹介しました。
なんでもそうですが、理想を掲げると人生は辛くなります。
特に恋愛、結婚なら、今の関係がうまくいってないじゃない?って思えてきますのでおすすめしないです。
今の関係性が、あなたの関係性。
精一杯理想を描いていって、それらを実現するよりも…自分たちベースで生きていきませんか?