新年は、私達に、抱負や目標を語らせる力みたいなものがあります。
新年には、「今年の抱負」や「新しい年にはどう変化する?」なんて言葉がたくさん聞かれるし、年の変わり目をきっかけにして人生について考えるのはいいことだと思います。
でも、年が変わったからといって自分が変わるわけではありません。
過去を捨て去り、新たな冒険をスタートさせる、そんな意気込みを持ったっていいかもしれないです。
だけど、来年の抱負も、目標も、やりたいことだって、ない人はなくていいんです。
無理に目標や抱負なんか作る必要ないし、無理に誰かに合わせなくっていい。
そんな来年の抱負なしでも。
自分が好きになれる方法についてご紹介したいと思います。
あなたの人生に新しい風を吹き込む「決意」とは?
私は、新年の目標や抱負は持ったことがありません(笑)
流れるように生きて、臨機応変に生きるのが自分にとって心地良いし、あえていうなら、イヤなことを極力減らし楽しいことを増やす…ただそれだけですね♡
ほそぼそとしたことで、まぁまた「あそこに行きたいな」とか、「これみたいな」みたいなんはあるけれど、だいそれたことはなにもないです。
何回あれをやりたいとか、なんかの先駆者になりたいだとか…そんなことは考えたことがないです。
私は、自由に、柔軟に、その都度快適だと思えるような生活をしたい、ただそれだけです。
では、来年の抱負、今年の抱負や目標なんて作らなくっていいって思う理由をここではご紹介したいと思います。
決意は「やらなければならないこと」に変化する
年始早々は、新しいライフに変わったような意気込みがあるかもしれません。
輝かしく、晴れやかな状態で、1~5日までは過ごせるかもしれません。
ただ、その後、仕事が忙しくなったり、体調が悪くなったり、悪い知らせが入ったりする。
ものが壊れたり、大切な人と喧嘩をしたり、誰かとトラブルになったり。
それでも、新年に決めた「新たなライフスタイル」を守り通そうとあなたは躍起になるかもしれません。
でも、その時点で、あなたの人生に新しい風を起こしてくれるべき決意がいつの間にか「やらなければならないこと」の一つになっています。
別のやらなければならないことに追われ、最初と考えも変わってきて、いっそ全部やめたくなってきて、結局やめてしまいます。
確かに、人は、キリがよくないと、気合が入らない生き物です。
新年をすぎると、それはただの「やらなければならないもの」になってしまい、それが義務になり、縛られるようになります。
より良い自分への改善策よりも、「自分に優しく」
目標や抱負というと、なんとなく「より良い自分への改善策」みたいなものを掲げる人が多いです。
たとえば、今の自分に足りないもの、だったり不足しているものを補おうとします。
だけど、抱負なんて、あろうとなかろうと、あなたは頑張っています。
むしろ、いつもそれなりに頑張っている自分を何よりも褒めてあげるのが大事です。
頑張っている自分を認め、自分に優しくすることができれば、それぞれが楽に、自然体に過ごせるはずです。
やりたいことは、今すぐやればいい
新年になったら、「自分の意思がめちゃくちゃ強くなって、いままでできなかったことができるようになって、急成長する」なんてことは、ありません。
「新年を迎えた自分はバージョンアップする」と思っているなら、全人類がもっとバージョンアップしているはず。
そして、今日言い訳する人は、いつでも言い訳するはず。
急に「何かをしたい」という目標なりができたら新年関係なく、今すぐ、全力を尽くせるはずです。
自分を変えたいのなら、なにかをやり遂げたいのなら、新年を待たずに今日から、いまからやればいいんです。
今の生活に満足しているなら、敢えてなにかにチャレンジする必要ない
今の生活に満足しているなら…あえて何かにチャレンジする必要もなければ無理やり抱負や目標を作り出す必要なんかないです。
なぜなら、今のままでいいから。
たとえば、私は、同性だろうが、異性だろうが、人と関わることに興味がないです。
でも、自分が今に満足しているのなら、周りと違っていようが、自分の考えを大事にすればいいと思うんです。
むしろ、今の状態をキープすることに余力を使ったほうがいいです。
今の生活に満足していれば、毎年右肩上がりにする必要もない。
毎年何かに挑戦し続けなくていいんです。
私達は、アスリートじゃないんだから、毎年大きな目標なんか立てる必要もないんです。
目標を掲げなくても素敵でいられるためのアイデア
新年の抱負は?目標はないの?成長が止まっていいの?そんな声をよく聞くけれど、目標や抱負がないからって劣等感を覚える必要はないんです。
それでは、怠惰な自分になるのでは?って思う方に、素敵な自分になれるアイデアをご紹介します。
節目は、一日ごとにすればいい
新年に抱負を考える理由、それは人間は、「節目」を必要とする生き物だからだと私は思います。
なら、節目は一日ごとにすればいいって思うんです。
今日と明日は夜や眠りで区切られていますよね。
そこで「1日」が終わって、また新しく始まります。
1ヶ月、1年という区切りもそうですが、たとえば年末年始、私たちはすごくたくさんの「儀式」を行います。
会社や、学校を休んで、いつもとは違う服装で、いつもとは違うテレビ番組を見る…。
でも年末年始って、実は、スピリチュアル的にも、星占い的にはたいした節目じゃないんです。
むしろ春分、秋分、夏至や冬至、一日ごとのタイミングのほうが、星の動きとしては節目があります。
私達が、どこかで時間の「境目」を必要としているなら、リセットするポイントを一日ごとに定めてみてください。
来年まで待たずとも、「明日は、また新しい時間になるはず」、「次の週から」みたいに、自分で節目を作ったほうが、時間を無駄にしませんよね。
無理をしない…自然体でいいってこと
無理をして、何かを掲げて、「別の誰かみたいに」なろうとしていませんか。
あなたは、そのままでいいんです。
背伸びはほんの少しでいいと思います。
心が壊れないように、自然体で、ありのままで心に向き合うほうが大事です。
そんな毎日を過ごしていれば、次から次へと何かを考えなくて済むはず。
あなたの心と身体が融合するような生活がベストです。
過去も、今の自分の一部
私は、振り返りがあんまり好きじゃないんです。
振り返り…なんて後ろ向きな行為です。
同じ失敗を繰り返すのは良くないけれど、済んでしまったことは、リセットでいいんじゃないでしょうか?
振り返りや、改善を必ず行わないといけないなんてことはありません。
去年何があったのか、いいことも悪いことも思い出すのはいいこと。
でも、それらも全て現在あなたの一部になっています。
日記に書いたり、瞑想をしたりして、ありのままの自分に感謝して、終わりましょう。
まとめ
目標を掲げることは悪いことではありません、
どちらかというとモチベーションも上がるのでいいことかもしれないけれど、無理に目標を掲げていいのでしょうか?
「決意を新たに」っていうけれど、一回リセットしてもう一回やってみようってことなら、今日でも明日でもできるはず。
楽しくやっていければ○ヶ月後に○○なんて考える必要ないでしょ?ってのが私の考えです。
抱負を掲げなくても、素敵な自分になれるはずです。