デジタルデトックスは効果なし？できない理由とおすすめの方法

今話題となっている「デジタルデトックス」をご存知でしょうか？

一定期間、デジタルデバイス(IT関連、パソコン、スマホなど)から距離を置くことで、心身をデトックスさせることが重要だとされています。

だけど、ビジネスからプライベートまで、PC・スマホなどのデジタル機器は、今やなくてはならない存在なので、「どうしてもできない…」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

そこで、ここでは「デジタルデトックス」の方法や効果についてご紹介したいと思います。

デジタルデトックスとは？

デジタルデトックスとは、スマホやパソコンなどのデジタルデバイス、インターネットと物理的に距離を置くこと。

また、その間「現実で自然に触れる」ことをしたり、現実世界のつながりを大事にすることで、デジタル疲れを癒そうというもの。

デジタルデトックスでは、具体的に以下の効果があるとされています。

普段からこのような疲れを感じているようであればデジタル機器と距離を置くことが必要でしょう。

デジタルデトックスができない理由

多くの人がデジタルデトックスに興味がある反面、抵抗があったり、「自分には無理だ」と感じているようです。

そこで、デジタルデトックスができない人の特徴やその理由をここではご紹介したいと思います。

情報収集したい

情報収集を積極的にしたい人は、デジタルデトックスは苦痛になりやすいといえます。

なんでもすぐに調べたい人は、ちょっとした時の暇つぶしの時など、意外にもスマホを使っているので、使えない状況にストレスが溜まってしまうはず。

分からないことなんかをすぐにデバイスを通して調べたい人は、それにより効率良く物事を捌いていくので、できなくなると効率が落ちてしまうんです。

こういった人がデジタルデトックスをする場合には、今まで得た知識を元に適度にデバイスを使うようにすることがおすすめです。

長期的には難しい

デジタルデトックスは、「継続するのが難しい」ものです。

やっぱりデジタル社会ということもあり、学生であっても勉強でパソコンを使うこと、社会人も仕事で使うことは当たり前。

長期的に完全にスマホ断ちをすることはどの世代でも難しいのです。

長期的にはどの人も難しいことを踏まえると、数日間から、一週間ぐらいのペースのデジタルデトックスを数ヶ月に一度実践することが良いかもしれません。

コミュニケーションに支障がでる

デジタルデトックスを行うことで、現代人の場合、人間関係、コミュニケーションに影響が出てしまうことが多いです。

たとえば、LINEなどのチャットの返信が遅れたり、メールの返信が遅れたり…それだけではなく、ちょっとした周囲の話題についていけなくなったりもするでしょう。

仕事の返信をしよう…とするとそれに付随して、他の話題も見る他なくなったりしますよね。

非常時に対応できない

大きな地震や災害ではなく、現代では電車の遅延が起こった時、すぐにデジタルデバイスを取り出さないと状況がつかめないことがほとんどではないでしょうか？

今では、なにか起きたときも、人々はTwitterの情報を元に行動したりします。

もちろん情報が間違っていることもありますが、もしデジタルデバイスがないと自分の足で確認する必要が出てきたり、情報が入ってこないため不安に過ごすことになります。

デジタルデトックスのおすすめの方法とコツ

デジタル・デトックスには、いくつかのやり方があります。

ここでは、具体的なデジタルデトックスの方法や考え方のコツについて見ていきたいと思います。

特別な休暇を取る…旅行会社の企画やツアーに行く

どうしても自力でデジタルデトックスができない方は、旅行会社の企画や、ツアーに申し込みをしてみましょう。

最近では、自然あふれる場所で過ごすことを目的としたキャンプイベント、豪華客船によるツアーなども開催されています。

旅とデジタルデトックスを兼ねた宿泊プランが用意されたホテルもおすすめです。

ここではスマホなどのデジタル機器が繋がらない環境だったりするため、自然の中で過ごす、感じる、好きなことをする、といったような「自分らしくいること」を意識して過ごすことができます。

普段ルーティンでデジタル依存してしまっている方は、こういったツアーに参加して、半強制的に自分をデジタルデトックスできる環境に身を置くことが大切です。

通常の生活をしながらスマホの使用頻度を減らす…自分なりのルールを決める

普段からデジタル関係のお仕事をされている人や、スマホがないとダメという方は、無理なく「自分なりのルールを決める」ということがおすすめです。

完全にネットを遮断するのは生活に支障が出る場合には、「寝る前だけでも、充電をするようにしてデジタルデバイスには触れない」というルールを設けてみてもいいかもしれません。

デジタルデトックスの期間や方法は個人の判断に委ねられていますので以下のように、無理のない範囲でやってみましょう。

色々な調べた上で、自分なりのデジタルデトックスのルールを作ってみることをおすすめします。

デジタルデトックス中にやることを決める

スマートフォンやパソコンの電源を落としても、やることが決まっていないと、また電源をONにしてしまいます。

暇な時間があると、電子機器に手が伸びてしまうため、デジタルデトックス中にやることを決めましょう。

この機会に気になっていたことを一通りやってみるなど、自分が「楽しそう」と思えるものにチャレンジしてみてくださいね。

目の前の自然や人に向き合う

デジタルデトックスを取り入れるのならば、まずは、目の前の自然や人に向き合うことが大切です。

そうすることで、普段見えないものが見えるようになり、少しずつ生活の幸福度が上がっていきます。

無理のない範囲で、目の前の自然、人と向き合い、思う存分、心と体を癒しましょう。

周りの人にデジタルデトックスを宣言する

デジタルデトックスは周囲とのコミュニケーションにも支障をきたすもの。

だとしたら、プライベートならSNSで仲のいい人には事前にデジタルデトックスを宣言するのもおすすめです。

一度宣言すると周りの人も理解してくれたり、宣言したので続行しやすくなるので効果的です。

まとめ

デジタルデトックスは、デジタル機器から離れ、オフラインで過ごすことでストレスや疲れを解消し、その結果、より豊かな人生を送ることが期待できるというものです。

ですが、今の時代、「完全に断つ」ことは少々無理がありますよね。

なので、デジタルデトックスを実践する際は、自身に合った内容（アクション）、ルールを決めること。

デトックスがストレスにならない程度に行いましょう♡