いくら考えても答えが見つからないときってありますよね。
考えても考えても分からない物事については、深い森に迷い込んだかのような錯覚を覚えるし、白黒つけたいって思う人もいるかも知れません。
過去の恋愛の答え合わせしたいと思ったことありませんか?
- あの人は、あの時、どうおもっていたのかな?
- 過去、あの時、本当のところは、どうだったのか答え合わせしたい
- この物事って一体どういった意味があるんだろう?
- 真実を知りたい
- 本当の事情を知りたいし、はっきりさせておきたい
- 自分では答えが出せない
生きていたらこういう思いを巡らせたことは誰にでもあるはず。
だけど、時には、「解なし」が正解だって私は思います。
ここでは答えのない問題を曖昧にする意義についてご紹介したいと思います。
いくら考えても答えが見つからないときに答え合わせはするべき?
「悩んでいても答えが出ない!」ってことありますよね。
そんな状況のときに言えること…。
それは「解なし」で「曖昧なまま」でもいいってことです。
人間の脳って、答えがわからない問題に対して、あれこれ考える傾向がありますよね。
なにかがあった時、恋愛で相手の気持ちがわからないときもそうで、人は今までの経験を元に「最適解」を探そうとします。
それでも、答えが見つからないとモヤモヤしたり、感情的になったりもするでしょう。
人は、物事や悩みの答えが出ないと、ひたすら「思考」するのです。
だけど、この答え合わせって必要なの?っていうことをふと今回考えてみました。
物事・恋愛では時に答え合わせをしなくてもいい…その理由とは
人は、あの時、なんでこうだったんだろう?悩んで必死に答えを探そうとしてみるものです。
だけど、曖昧にしておいても全然いいって私は思うんです。
全てにおいて、白黒つける必要はないし、解を出さなくてもいいってこと。
ではなぜでしょうか?
その理由についてご紹介したいと思います。
「どんな問題にも必ず答えがある」というのは思い込み
「どんな問題にも必ず答えがある」というのは思い込みです。
なぜかっていうと…世の中には、正解のない問題もあります。
物事も、何が正しくて何が悪か?
明確に表せることができますか?
白でも黒でもなくグレーな物事ってたくさんある。
恋愛だってそうで、関係性についても見方が変われば、変わってくるものだし、一言で言えないことも。
二人は、どうしたらいいの?なんて、二人で考えても、永遠に答えが出ないことも。
そんな曖昧な関係性もあります。
物事に、常に答えを出そうなんて、意味がないことです。
迷路に必ず出口があるというのは思い込み。
なにか問題があったとして、答えを必ず見つけなければならないなんてことは思い込みです。
迷路に出口を作らなければいけないルールはありません。
全部の物事をカテゴリーに分けて、「解」が見つけられると思っていると、ずっとそこから抜け出せず、思わぬストレスになるでしょう。
世の中には出口のない迷路が存在するように、私たちの生活にも解なしの問題はそこに存在しています。
人は皆直感で動く…相手の感情をいくら考えても答えはないこと
何のために、結婚したのか。
誰のために、なんのために、恋愛をしているのか。
あの人は、どんな未来を描いて、これからどんな選択をしていくの?…なんて、答えは出てくるでしょうか?
相手は直感で動いて生きています。
そこには、正しさもあり、間違いもあります。
そして、相手の行動は見えても、細かな感情の機微は目に見えません。
そこに、あなたが無理に意味づけして、答えを出すことは虚しいことです。
相手の感情についていくら考えても、別の人間である以上、決して正しい答えを見つけることはできないのです。
恋愛は答えを求めたくなってしまうが、答えを出そうとするのは恋愛を失敗させる
恋愛って、特に相手がどう考えているのか、相手の行動に答えを求めたくなってしまいます。
だけど、恋愛には「いつも正しい答え」というのがないのが鉄則です。
もともと、みんなにそれぞれ好みがあって、強引な人が好きだったり、優しい人が好きだったりとタイプがたくさんあります。
たとえば2022年の北京オリンピックの選手の中なら、女子ならほとんど平野歩夢くんか羽生結弦が好きかもしれませんが、私は圧倒的に小林陵侑くんが一番好きだし(笑)
この人がベスト?どうしたらいいのか?さらにシチュエーションでも恋愛の正解が変わります。
だから、「恋愛に答えを求める人」は、すなわち恋愛が苦手な人。
自分の性格や好きな人との相性でも恋愛の正解は変わります。
恋愛は、あらゆる理由で数学の公式のように「正しい答え」で語る世界じゃないことが証明されているのです。
なので、片方が無理矢理答えを求めると上手くはいかないでしょう。
恋愛は、失敗しても良いもので、解決できるものではないって捉えていないと失敗してしまうってことです。
学校教育のせいかも?
私も含め、人はみんな最初は同じようなレールで生きていきます。
幼稚園や保育園を経て、小学校に通います。
そして、将来をなんとなく決め、又は決められ、大人へと近づいていきます。
今は、いろんな職業の選択肢が増え、少しずつ生き方自体が変わってきている所はあります。
だけど、例えば、学校の勉強には必ず答えがあります。
そしてその答えは、国語や道徳を除けば、一つの問題に対して、一つしか答えはありません。
白か黒かはっきりしてるのが、いわゆる学校での勉強です。
そして、その白か黒を答えるだけで、ある程度の仕事につけるのも事実です。
だけど、実際の恋愛でも、社会での出来事でも、一つの物事にも、そこには、人の心が混ざりあう為、白と黒では表せられない感情や表現があります。
白と黒だけで、単純に区分けできる世界にはできていません。
そこで悩んでうまくいかない人達が多いように思います。
全てにおいて答えは一つではない
答えは一つではないということについていつ気づくのか?っていうと、これに結構ずっと気づかない人がいます。
又その答えは、自分自身が実感して初めてわかるので、経験がとても大事になってきます。
それは勉強とは違い、色々な人との関係で偏差値が上がっていくもの。
これが、恋愛偏差値。
人とのやり取りや物事についても、偏差値があります。
「答えは一つではないので、曖昧でもいい」って自分の中で捉えられるのって、経験がものをいいます。
それには、恋愛のヒントをたくさん集める事ができるかどうかだって思うんですよね。
答えのない悩みが出てきたり、答え合わせがしたくなったら
答えのない悩み、いろいろ。曖昧なままでいい
仕事であれば、結果がはっきりと出るほか周りからの評価もあるため、ある意味では解決方法を見出しやすいと言えるかもしれません。
一方で、出産や恋、友情に関してなど私的なことっていうのは答えがないので、その都度答え合わせなんて、しなくていいです。
この言葉はどういう気持ちでいったのか?この関係ってどう転ぶの?この恋はどこにカテゴライズされる?なんて、答えを求めると陳腐です。
恋愛も、答えのない事情も、曖昧な方が美しくって、追求しないほうが幸せだったりします。
だってこの地球ですら、成り立ちがよく分かっていないんだし、私達が生きているこの世界だって、仮想空間かもしれません。
全てにおいて、答えを出そうなんて、逆に窮屈極まりない生き方なんですよね。
いくら考えても答えが見つからない問題は「解なし」が正解
十分考え尽くした結果、どうしても解が見つからないなら、それ以上悩む必要はありません。
解なしが正解です。
そのほうが、肩の荷が下り、ストレスから解放されるでしょう。
解がないまま、基本的に進んでいきましょう。
いくら考えても答えが見つからない問題は「解なし」が正解で、心の霧がふわっと晴れていきます。
真実を追求する人と、真実なんか知らなくても良い・興味がない人、どちらがいいか?
考えても答えが出ないことについて、納得ができないから、真実を追求したがる人がいます。
どんな対象に対しても、それに強い興味や関心を持つ人と、それほど関心を示さない人というのはいます。
これは「本当のこと」に対しても同様。
物事が曖昧であっても気にしない人、曖昧さを許さない人、色んな人がいるということです。
だけど、ある程度「余白」のような余裕が必要。
実はあっさり、さっぱりとした人のほうが好まれます。
実は曖昧さは悪ではなくて、その「余裕と余白」が、実際にあなたの心を浄化させていくんです。
まとめ
答えのない問題って世の中にあって、それをさっぱりと受け流せるほうが楽だと思うんです。
恋愛も、物事もすべて一筋縄に行かないときは、解なしで切り替えていきましょう。
世の中には答えがないものばかりで、そもそも曖昧にできているってこと。
それを認識した時に、あなたの悩みは、悩みじゃなくなるはずです。