「理由があるわけでもないのに、彼の浮気をすぐ疑ってしまう」
「怪しい行動を見てから不信感が押さえられない!」という方は悩んでいませんか?
「何を考えているのだろう?」
「私のことはどう思っているんだろう?」とあれこれと考えてしまい、出口が見えなくなっている方もいるのではないでしょうか。
実際にされているかどうかは抜きにして、不安でたまらなくなってしまう心理はどこからくるのでしょうか。
この記事では、浮気を疑ってしまう心理や、その解消法についてご紹介します。
とっておきの浮気不安解消法はある?
- 恋人が浮気をしているかもしれない
- どう思われているのかわからない
- なんか怪しい行動をしているのか不安
こんな気持ちになりたくないのに…と疑いが常に捨てられなくなってしまい、精神が不安定な自分に嫌気のさす毎日を過ごしていませんか?
恋愛をしていて、相手がもしかしたら他の人と…なんて気持ちを感じたことがある人はこの感覚が分かると思います。
で、ある時「このメンタルをなんとかしたい!疑う自分をなんとかしたい!」と思っていると思います。
ただ、ネットの検索をしていても、ドツボにはまってしまうと思います。その理由として、以下のことばかり書かれているからです。
- 恋人(相手)とコミュニケーションをとる
- 安心する
- 自分に自信を持つ
これらは、確かに効果がありますが敷居が高いと感じていませんか。
これらは、当たり前というかコミュニケーションをとるといっても、それを素直に言えない人や、嫉妬している自分を出したら嫌われるだろう、と思って出せない人もたくさんいて、不安は解消されません。
自分に自信を持っているつもりでも、浮気をしているかも、って気持ちとはまた別のものだと思います。
そこで、浮気の不安の解消法やその心理をご紹介します。
浮気を疑ってしまう心理とは
- 人間不信気味の人
- 所有意識がある
浮気を疑ってしまう心理ですが、この正体は「所有意識」です。
所有意識の観念が強い人、弱い人がいますが、自分が所有してる男性(女性)に手を出すのはいけない事だって思っている心理が人にはあります。
だからこれが、所有者としての権限を尊重されていないとなると、気持ちが不安になります。
愛情というよりも、実はこの根本的な男女の所有意識が問題です。
この所有意識は、相手への愛情、恋愛感情にばかり目を向けられがちで、皆あまり意識しないことが多いです。
これからの時代はこの所有意識に対する価値観がグッと薄れてきている時代ですが、この所有意識に対する価値観の変化こそが、アセンション時代の恋愛・結婚・出産に対する新しい価値観と今の時代の価値観との大きな違いを分けていくと思います。
縄文時代には無かったはずのこの所有意識という概念が出来たのは弥生時代に入ってからだそうです。
- 自分の土地
- 自分の財産
- 自分の家
- 自分の伴侶
- 自分の子供
この所有意識の延長に出来たシステムが今の結婚制度と戸籍制度ですよね。
浮気も、不倫を不安に思う心も全部所有意識が前提にあるんです。
そういう願望が根底から崩れる時代になってきていて、次第にこの所有意識に凄い違和感を感じる人が増えると思うんです。
所有意識という分離された意識から解き放たれたらもっと自然なカタチで愛の与え合い、受け取り合いが始まります。
ここまで来ると、思い込まないと…と思うので、辛くなってしまうと思うので、浮気の不安解消法をご紹介します。
所有意識に囚われすぎない
あなたの中のあなたの恋人は、どこにいるのでもなく、あなたの心のなかにいると思っています。
本来は、一緒にいなくても心で繋がっているなら、愛を受け取りあえているんです。
アセンション時代の価値観を大事にして生きていくなら、これを頭に入れて、豊かさや愛を受け取ることと、所有意識をきちんと分離させる事です。
愛を受け取っているのなら、所有意識というものを限りなく少なくしていくということが大切です。
どういう行動をしていても、愛されているということを実感していれば、所有意識にばかり目を向けることがなくなります。
自分の所有物を過大評価することをやめること
ここで、浮気不安に陥っている人は、その人を所有物だと思っていることと、さらに過大評価しているということがあります。
人は自分に関するものを過大評価し、愛情を感じてしまう傾向にあります。
そのため自分の車や家、子どもは、平均より上だと感じてしまいます。
もしかすると、他人から見たら中古の家に過ぎないですし、全く愛情が感じられない相手かもしれません。
でも、自分にとってはアンティークなお屋敷に見えてしまう。
そんな所有意識が、自分の持っているものの価値を変えていってしまい、目を曇らせ、判断を鈍らせてしまうのです。
所有意識から考えると、出品者と購入者の間で価格が釣り合わないこともありますが、自分の相手は、それほど人気が高いのか?市場的にレベルが高いのか?なんてことを考えて、現実的に意識の差を認めることが、浮気不安をなくすポイントかも知れません。
妄想と事実を区別する
こういった思考を組み立てるには、ビジネス的な考え方をすることが良いとされています。
まずは、自分が浮気を不安に思い、いろんな想像をしていたとしても、自分の妄想であり、事実と異なっていることが多いです。
もしも、事実があったとしても、どこまでが妄想で、どこまでが事実なのか、区別することで、悩みや不安の無限ループをピタっと止められます。
浮気の不安で精神がどんどん不安定になっていく理由として、「不安と妄想の無限ループからなかなか抜け出せない」ということがあります。
これは、浮気の不安による妄想がどんどん広がり、現実と区別できなくなってしまうからです。
なので、現実に起きていることと、自分の思いをメモ書きしてみると、すっきりすることになります。
今起きていることと、恋人や、パートナーの今の気持ちや、行動など、現実である事実と妄想をきっちりと分けて考えられることで、無駄な不安とそれをぶつけることによる諍いを減らすことができるのです。
浮気不安は所有意識との戦いであり、失うかもしれないものを追う心理
ダン・アンエリー教授は、人は愛着のある中古車を売って手に入れるお金より、中古車を失うことに注目してしまうのだ、と発表しています。
人の気持ちも同じで、浮気不安はここから現れてきます。
その人を所有しているという意識が在り、過去の楽しい記憶があるからこそ、捨てることはできないでしょう。
けれど、それは自分の執着や、所有意識であり、認識を変える、未来に目を向けると、所有意識の「束縛」から逃れられる可能性は高まります。
なので、浮気で不安という方は、まずはメモ書きをしてみて、事実と妄想を区別してみましよう。
そして、新しい発見ができたところで、「これからのこと」を書きます。
具体的には、「今後浮気をしていた、(してるかもしれない)恋人とどうしたいのか」ということです。
浮気の証拠をつかむために何をすればいいか?
別れることも考えるべきか?
などについてですね。
こうすることで、本当に失って困るのはなんなのだろう?とか、自分が失いたくないものは、その人ではなく、自分の尊厳だったり、所有意識だったり、生活だったり…。
見捨てられ不安だったり、別のものだったり、過去の執着だったりして…と自分の思いが見えてきます。
浮気の不安が解消し、心がスッキリして自分なりの解決法が見つかると思います。
このように、俯瞰して第三者の目線で自分たちの状況を考えてみてください。
まとめ
恋人の浮気をすぐに疑ってしまう人は自分に自信がなかったり、過去にトラウマがあったりといわれていますが、実はこの所有意識などの心理が原因だと私は思います。
弥生時代からのこの所有意識ですが、現実的に考えてみると、くだらないことに囚われていたり、妄想と事実を混同していたりするなど、自分の心理が見えて来ると思います。
メモ書きや、チャットで相談してみるなどして、この部分を克服していきましょう。
不安なときは素直に気持ちを伝えて、無理せずお互いのペースで幸せを掴んでくださいね♡