複数恋愛(英語では「Polyamory(ポリアモリー)」または「Open relationship(オープンリレーションシップ)」)をご存知でしょうか。
欧米では新しい恋愛の概念で、複数の人と恋愛するスタイルのこと。例えば結婚していても、夫/妻以外にも交際相手を持ち、そのことをお互いに秘密にせず"オープン"にする関係を指したり、また一人の相手に絞らないスタイルです。
日本ではまだ一般的ではない概念だけど「複数恋愛」を実践している人もいるのではないでしょうか…?
そこで、パートナーを一人に絞るリスクと複数恋愛のメリットについてご紹介します!ぜひ参考にしてみてください。
複数恋愛=オープンリレーションシップとは
アメリカ人の中でも意見が左右するオープンリレーションシップだといわれていますが私は、完全に賛成派です。
いわば、複数恋愛とは、一人の相手と結婚をしていても、他に恋人を作り、そちらとも親密な本気の恋愛をするというもの。
一夫一婦制(モノガミー)の形態をとらないノン・モノガミー (non-monogamy) の関係をとることに合意している状態になります。
実際に世界中で「複数恋愛」は認められつつ有り、ヨーロッパの統計は最も魅惑的なことだと評価されていて、イギリスでは百万人の人々が浮気をする気持ちがあると語っています。
デンマークの結果では何と46%の人々が結婚外恋愛関係を持っているのです。
私が賛成をする理由と、一人の異性に依存をするリスクについてご紹介したいと思います。
一人の異性に依存するリスク1.新鮮味が減り刺激が減少してしまう
長年の恋愛関係又は結婚している誰もが知っていることですが、それは最初のときめきと情熱が段々消えてしまい、深い家族愛、友情に変わっていくこと。
これはもちろん、世界中で予想されていて、そして当たり前の話として認識されています。理由は一つ、お互いの体と癖を全部知ってしまい、新しい発見が少なくなるから当然のことなのです。
新しいパートナー、恋人、新しい思考、体を探っていく冒険の刺激を求めたい気持ちに圧倒され浮気に傾く方々も少なくないですが、これは自然な欲求です。
一人の異性に依存するリスク2.一人に全てを求めすぎてしまう
あなたは夫婦で「あれをしてもらいたい」「なんでこうじゃないの?」と不満をいったことは有りませんか?
パートナーが一人だと、その人に全てを求めるため、このような不満が生まれてくるのです。
当たり前ですが、パートナーには限界値があります。
パートナーの気質は生まれ持った気質ですし、その人の思考や理解度にも限界があります。その人を変えることはできないので、その人が持っていない部分は「持っていないまま」。
それを求めるのは酷なことですし、プレッシャーがかかってしまいます。
ああしてほしい、こうしてほしい、こうだったらいいのにな、もっとドキドキが欲しい、もっと幸せになりたい…。それを全て一人の相手に求めてしまう。
もっとあんな話がしたい、でも理解をしてもらえない。そんな気持ちを相手にぶつけることになります。
たとえれば、お気に入りのイタリアンのレストランに、和食や、一流のミシュラン料理店の味やサービス全てを求めてしまうようなものです。
他で気の合う恋人を作れば、そんな問題は解決できるのです。
全てを一人に求めるのは傲慢なこと。求めず、他で求め相手の好きなところだけを見ているほうが、円満な関係でいられると思いませんか?
一人の異性に依存するリスク3.余裕がなくなる
一人の異性に依存をしていると、自分にも相手にも一人しかいないので、余裕がなくなってしまいます。
理由は、自分にその人しかいないからです。
人は多くの人に愛されてこそ、精神が安定します。
その人に見捨てられてしまったらどうしよう…その人を失ったらどうしよう…。年をとればとるほど、ますます精神的にパートナー依存をするしかなくなります。
見捨てられ不安などを持つ人もいれば、事情があって我慢をしなければならない人もいるでしょう。
ところが、他に恋人がいれば、余裕があるので人生も満ち足りたものになる上、リスクヘッジにもなります。
何かあったとしても相談する相手や、頼る相手が他にいるから。精神的にも満たされているので、パートナーに何かあったとしても精神的に支えてもらうことができます。
子供がいる方も、恋人関係の異性とはまた全く別物だと思います。
常に恋人がいてくれることで、精神的な支えになり、これが余裕につながるのです。
そして、一人しかいないと、常に相手を縛ることになります。
がんじがらめにしているのは宗教でしか有りません。
パートナーを一人に絞っていることによって、人生でも余裕がなくなる上、お互いが不自然な相互依存状態になってしまうのです。
一人の異性に依存するリスク4.もっと気の合う素晴らしい相手と出逢うチャンスを逃す
タイミングが合い、結婚したとします。
その後も人の気持ちというのは移り変わっていくものです。
たとえば、あなた自身、若い頃と比較して、変化した部分はたくさんあったと思います。
すると、その時、その時で、「もっと気の合う素晴らしい相手」というのがいます。
また、全国の人と同時に交際をしていないのにも関わらず、最初に出会った相手がベストパートナーとは限りません。後からベストパートナーが現れる可能性もあるわけです。
実際に、結婚から不倫略奪愛をして、結婚をする相手もいます。
最初に出会った関係性がベストとは限らないのに、一人に依存すると、その可能性を潰してしまうことになります。せっかく他の人とも出会えるチャンスなのに、勿体ない気がするなと思うのです。
一人の異性に依存するリスク5.若くいることができない
一人の異性に依存をしていると、相手がいてくれるということで、油断をしてしまいます。
するとドキドキや、ときめきは減り、どんどん老けていくことになるでしょう。
新しいパートナーと出会い、複数の恋愛関係を結ぶと、それだけ自分自身の勉強や成長に時間を費やすことが出来ます。
付き合うということは、相手から「興味が失くなったと言われるかもしれない」という不安との闘いでもあるので、複数恋愛をすることで、より一層常に自分磨きができるのです。
まとめ
一つの研究によると一夫一婦、不倫をしない、一人に依存すると言うよりも、オープン・リレーションシップでいる人々の方が最終的には健康と幸せになれることが明らかにされています。
やはり、人生の中で一番気になる現象が『愛』ではないでしょうか。
そのことを真剣に考え実践するにあたって複数恋愛、自由恋愛というライフスタイル、「愛についての気持ち」を大事に自分らしく生きていくことが一番幸せなのではないでしょうか。
複数の恋人と付き合えるように恋愛関係の枠を広げたことで、さらに冒険とドキドキが楽しめるのです。
愛とは、一人に絞れるものではなくて、その人が持ち続けている限り無限なのです。ぜひ参考にしてみてください。