いとこ同士は恋愛関係になれる？好きで苦しかったり辛い気持ちを実らせる方法

恋愛は予測不可能。

だから、恋の始まりは自分でも気が付かないほどに突然訪れることもあります。

そこで、「いとこに恋をして悩んでいる…」って人はいませんか？

恋心をいとこに抱くわけない！ってあんまり関わりない人は思うかもしれません。

でも、好きになったら、結構相手の素性って関係ないです。

相手が親戚であってもそれは一緒。

実際、日本でもイトコ婚をしている人はふつうにいます。

でも、そんな情報は結構少ないんです。

「どうしよう…いとこを好きになってしまった」、「いとこ同士は無理なの？」「いとこへの恋心は、胸に秘めておくべきなの？」と悩んでいる人にいとこ同士はどうやって恋愛関係に進めばいいのかと、気持ちをどうすればいいのかということについてご紹介します。

いとこを好きになることはおかしいの？恋愛感情を抱いてしまう理由

いとことは、あなたのご両親のどちらか一方の兄弟（姉妹）の実子を指します。再婚などの特殊な事情がない限り、いとことあなたは１００％血縁関係にあります。

祖父母も同じだし、父親の男兄弟の子供なら、苗字も一緒の場合もあります。(違う場合もあり)

この血縁関係があなたの恋心を邪魔してしまったり、諦めてしまったり、感情を抱いても、なかったように見て見ぬ振りをしたりするでしょう。

異性はいとこ以外他にもいるのに恋愛感情を抱いてしまう理由は、実はいくつかあります。

いとこに恋愛感情を持つことに対して罪悪感を覚える人も大勢いるかと思います。

いとこを好きになると言っても、様々なパターンに分かれるかと思うので、それらをご紹介します。

小さい頃から遊ぶから幼馴染のように好きになる

小さい頃から当たり前のようにそばにいて、何の遠慮もなしに遊びまわっていると、気が付いたら好きになっていた…。ってケースは結構多いと思います。

幼稚園～高校生ぐらいの方はこのパターンかもしれないです。

兄弟でも友達でもないけれど、すごく親密になれる関係のいとこって特別な存在です。

一日中、家の中にいて、ご飯も一緒に食べたり、共通の親がいる異性ってなかなかいません。

たしかにある程度大きくなると、いろんな出会いがあります。

そして、考え方に変化があります。

だから、気持ちが変わっていくし、視野も広くなるけれど、視野があまり広くない思春期なら、むしろ気になって当然の存在なんです。

いとこと言っても関わり方はそれぞれ

いとこというと「近しい関係」だから好きになるわけ無いって思うかもしれないです。

でも、その家系によっては関わり方が様々です。

親と子の関わり方はどこの家庭でもだいたい同じで、ひとつ屋根の下で親子として暮らすのが当たり前。

ですが”いとこ”となると話は別です。

ほんとうに親戚として集まって兄弟みたいに育つかもしれないし、ほとんど接点がなく他人みたいに時々会う異性かもしれない。

幼少期に親戚の集まりなどで「二人はカップルみたいに仲良しなのね」「○○ちゃんと○○君と結婚したらちょうどいいかもね」とか、カップルに見立てるような言葉を発言していることも少なくありません。

つまりいとことの関わり方で次第で、好きになってしまうことも普通にあるんです。

いとことは遺伝子レベルで引き寄せ合うから

他にも異性はいるのにいとこの彼に恋愛感情を抱いてしまう理由は、遺伝子レベルでその人のことを求めてしまうからだと言えます。

優良な遺伝子を求め合うのが人間です。

いとこって、遺伝子が近いからダメって思われがちなんですが、実は「自分とは同じものを持ちながら、異なる遺伝子も合わさったハイブリットな存在」でもあります。

自分にとって有益な遺伝子、まだ知らないものを持ちながらも、血縁者である同じような存在を遺伝子レベルで恋焦がれることってあります。

そして、他にも多くの異性がこの世の中には混在していますが、血で繋がっている遺伝子は、嫌いになれないし、どこか安心感を与えるものでもあります。

この人は信頼できる、っていう信頼感は=恋愛感情になりやすいって思います。

いとことの恋愛を進める上でどうしたらいい？メリットは？

いとこという変わった関係性ってこともあって、恋愛を進める上で、デメリットばかりが浮き彫りになります。

でも、結局のところ、どうなるかなんて誰にも分らないです。

赤の他人、全然関係ないところで選んだ運命の相手とやらを選んでもうまく行かなかったりするからです。

そこで、いとこ同士での恋愛・結婚のメリットをここではご紹介します。

信頼できる

いとこだと、身元もおいたちも両親がどんな人かもすべて把握できています。

他人同士のお付き合いだと、その人の経歴や家族関係など考えなければいけないし、相手の親との揉め事が起きるケースもあります。

だけど、生い立ちをすべて把握しているいとこにだまされたりウソをつかれるということは皆無ですし、知り尽くしているので、そこで説明はいりません。

いとこの場合は、親族で争いなどがない限り、安心安全の相手だっていえます。

考え方や価値観が似ている

他人同士の恋愛とは違い、両親の兄弟から生まれているので、根っこの考え方や、価値観が似ているのがいとこ同士のメリットです。

世間体を気にしなければ、これほど価値観が似ている同士ってほとんどいません。

違いを見つけても、「あの親だから、こうなんだな」って考え方の仕組みを推理できるし、「理解できない」なんてことがありません。

関係性が不変

デメリットかもしれないけれど、いとこというのは、産まれてから死ぬまでずっといとこです。

その関係性は不変です。

通常のカップルは別れて音信不通になればそのうち他人と化します。

ある意味、紙切れ一枚です。

運命だとか、なんだかんだ、叫んだとしても他人は他人で、気持ちが離れたらそれまで。

でも、いとこだとそうはいきません。

仮に、喧嘩で別れてしまっても、また法事などで会うことがあるし、血の繋がりがあるので、かなり強固な関係だっていえます。

本当に大好きで気が合って結婚まで行きつくことができたら、かなりの結びつきだって言えます。

いとこ同士は結婚できるので世間体もそこまで悪くない

兄妹とは違い、日本の法律上、いとこ×いとこは結婚できます。

犯罪でもなんでもなく、堂々と結婚可能ですし、いとこ同士と聞いて、そこまで偏見を持つ人はいません。

「血が濃すぎる」とはいうものの、実際問題、子供だって生まれてみないとわからない。

そしてあえて言わなければ、普通のカップルにしか見えないです。

いとこと恋愛をしたいけれど、苦しい…そんな時の対処法

ここまで読んでお分かりかと思うけれど、私も実際に高校生ぐらいまで、私と誕生日が1週間しか変わらない、同い年のいとこの彼が好きでした♡

私のいとこの彼は、私の父親の姉の息子ですが、高身長でイケメンだし、頭脳明晰でとにかく物凄く優秀。

面白く、いつも私を笑わせてくれて、性格がとにかくいいので、会うたびにドキドキしていました。

これって、自分のハイブリットの遺伝子に惹かれるってコト？…みたいな感じでした♡

それで、相手のいとこも私のことが好きでいてくれました。

彼と恋愛関係にあったことは、誰にも言ったことがほとんどないです。

誰かに、元カレの話をしたとしても、最初にずっと好きだったいとこの話は、絶対に出しません。

でも、この関係は不毛だな…と思ったので、お互いが別の人を探すことに決めて、やめちゃいました。

今でも、いとこの彼と比べてしまうので、同い年の異性は、友達にしか見れず、全く興味が持てないです。

だから、いとこが好きで気持ちが苦しい人の心はとても理解できます。

だからこそいえる、対処法をご紹介します。

秘密にしていていい

信頼できる親戚に相談をしたり、仲介してもらう…って方法もあるけれど、未来をその人と、って考えていないなら、秘密にしていて問題ありません。

私は、ずっと彼との関係を秘密にしていました。

親にも、兄弟にも、言わなくていいでしょう。

お互いが惹かれ合っていることをいって、メリットがある場合にはいいけど、デメリットになるぐらいなら、秘密でいいんです。

そのほうが、実際楽しかったりします。

うまく行かなかったときに、何もなかったように振る舞えるっていうメリットのほうが大きい気がします。

仲良くなる

ありきたりかもしれませんが、普通に最初から距離が近く、仲良くできる、これはいとこ同士の特権です。

まずは普通に仲良くしましょう。

クラスメイトや同僚とちがっていとこは仲良くなるまでのハードルが非常に低いし、打ち解けやすい。

別に「付き合う」とかそういう関係性じゃなくても、会える機会に自然と距離を近づけますし、その都度楽しめます。

そばにいれるというのは物理的にではなく、精神的にです。

打ち解けて仲良くし続ければ、それだけで恋愛を楽しめてしまいます。

いとこの結婚感を知っておく

いとことの恋愛に価値観は大切です。

どんな相手と結婚したいのか？なんてぶっちゃけ話をしておくことです。

相手が気持ちを受け入れてくれるのか、「いとこと恋愛をする人生を考えているのか」っていうのは大事です。

ちなみに、私の相手も、私もそういう人生は望んでいなかったので、やめておくという結論に至ったのですが、いとことの恋愛はそういったこともぶっちゃけて聞くことができるのがメリットだと思います。

「いとこと私の人生は平行線だ」と切っても切れない関係だけど交わる事もないと考える

いとこへの恋愛感情を持ったとしても、それで行動に移す人は少ないです。

だから、ある程度楽しんだら諦めることも大事です。

彼の人となりにほれ込んでいるのならば、それを親愛に変える事でセーブできます。

彼とは血の繋がり合った関係であり、この先もずっと付き合っていく親戚同士。

親族のひとりとしていとこを見守れることに幸せを感じるし、気の合う存在が親類にいてよかったな…と思えるようになりましょう。

私は、今までも、これからも、思いを通い合わせて付き合うだけがすべてではないって思ってます。

まとめ

いとことの恋愛について解説しました。

同じ遺伝子を共有するいとこだけど、たまたまいとこだということで、メリットもデメリットもあります。

恋愛を楽しむことはできると思うけれど、あまりにも苦しいなら、先を考えると恋愛成就だとか、思いを通い合わせて付き合うだけがすべてではありません。

血の繋がり合った関係であり、この先もずっと付き合っていく親戚同士で、恋愛感情を整理して元の親せき付き合いを続けていくのもありだと思います。

是非参考にしてみてください。