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なぜ皆カテゴライズしたがるの?その理由と人をカテゴライズすること。

皆、なぜ人をカテゴライズするのでしょうか?

みんな、一括りにされるのを嫌っています。

実際に、私も職業や、出身地など、属性だけで判断されるのは好きではないです。

自分で理解してもらうために、言うのはいいかもしれないですけどね…。

そこで、カテゴライズをしたがるのはなぜか?っていうことについてご紹介します。

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カテゴライズをする人の理由

なぜ皆、カテゴライズしたがるの?って疑問に思う人もいると思います。

人をカテゴライズして、一括りにする人はとても多いです。

  • 「女性は〜」「男性は〜」と性別で決めつける
  • ○○県民は~と一括りにする
  • 血液型別で性格を判断する
  • 職業で判断する

前から、国ごとの性格、いわゆる国民性を紹介する番組もあるし、他にも数年前に流行った血液型診断があります。

血液型診断は日本人を血液型の4つに大きく「カテゴライズ」したものです。

その他にも、腐女子やオタク、○○系ガール、などと人々を特定の枠に「カテゴライズ」するものも。

血液型診断が示すように、実は他の国ではこういったカテゴライズは全く行われていません。

実は、日本人は人を「カテゴライズ」したがるし、県民でカテゴリー分けするのも、独特の行為らしいです。

だけど、当てはまっていないのに決めつける人や、分かり切った感を出す人って皆嫌ですよね。

そこで、この理由をご紹介したいと思います。

不安だから

日本人がカテゴライズしたがる理由、この理由はとても単純です。

ただ「不安」だからです。

日本人は、相手のことを全く理解できないことに「不安」を感じるといわれています。

全く知らない人と出会ったら不安だし、相手がどのような人物かわからない。

だけど血液型や出身地、趣味などを知れたら相手のことを「カテゴライズ」できるので、理解できた気になれるってこと。

この理由は江戸時代の日本人の生活から来ていると言われていて、昔は、知らない人と「不安」を持って会うことはほとんど無かったといってもいい。

しかし、日本は戦争に負けて突然近代化したために全く知らない人と会うことも多くなった。

だけど、急に、知らない人に心を開いたりできないので、「不安」の解消のため日本人の多くは「カテゴリー」分けをするようになったのです。

カテゴリーから外れたものの「扱い」がわからないから

全てが、明確に分けられないし、また、そうだとは限らないこともありますよね。

LGBT、マイノリティーなんかは、カテゴリーから外れている存在なので、今まで受け入れられていませんでした。

「繊細さん」など、今は名前が定着して、新たなカテゴリーができている面もあります。

一人一人、絶対に癖や考えも違うんだけど、ざっくりとカテゴライズしちゃうのは、そういう「理解しがたい人たち」についても、何かしらカテゴリーを作らないと不便だからです。

相手を素早く理解したい

カテゴライズが好きな人は、相手を素早く理解したい人、全容をざっくりと知りたい人です。

相手にはそれぞれ違いがあるし、もちろん個性もあるけれど、それを知ることはできないし、面倒です。

ざっくりとカテゴライズしておけば、全容をざっくりと知った気持ちになれます。

カテゴライズされたくないし、したくない…そんなときは?

カテゴライズに当てはまらないところもある、できないこともあるって知っておく

カテゴリー分けといってもたくさんのものがあって、キリがないぐらいです。

  • 世代
  • 国籍
  • 学歴
  • 職業
  • 服装

…これらでカテゴライズして人格を決めつけたりとか、色々あるけれど、私は「ひとりひとり違う人間」だって思ってるし、あんまりカテゴリーで判断しないようにしてます。

確かに科学的根拠や統計から見て、属性によって傾向はあります。

だけど「その母体に対する調査結果」としては正しいが、正確には事実ではないのです。

日本人の場合は、拡大解釈することが問題です。

たとえば、県民性や、血液型診断のように、誇張して都合のいいように報道するメディアに問題があるのかもしれません。

「カテゴライズ」に当てはまらない所も必ずある人なのだという事を認識したほうが、相手の意外な魅力に気づくのかもしれません。

要するにバランスが大事

事実やデータでカテゴライズすることはもちろんあるけれど、それが適切なときがあって、不適切なときがある。

何でもそうだけど、要はバランスです。

ジャッジメントしすぎると、自分のこころと相反するし、視野の狭さに繋がります。

早すぎるジャッジ(=人を安易にカテゴライズすること)は何の得にもならないし、個別に見ていきましょう。

相手は、それぞれ違うんだってことを。

そうしたらきっと、好きな人が増えていくと私は思うんです♡

カテゴライズはエンタメの一つ

カテゴライズしたがる人って、結構多いので、過度に反応して「決めつけだ!」と思ってしまうかもしれないけど、過剰に反応したり、思い込みすぎないのが吉です。

今は、そういうのもエンタメ化していて、それが全員に当てはまっていなくても、それ前提で、話題になっていたりするからです。

YOUTUBEでもそういう動画を見かけると思います。

あくまでも話題の一つで、そうじゃないだろ、って思っていても、「自分は自分である」、「絶対じゃない」とあなた自身が知っていればいいですよね。

まとめ

みんなが嫌っているのは「女性(男性)だから◯◯」とかそういう思い込みによって、自身に対して間違った印象をもたれることだって思います。

安易に人をカテゴライズすることによって人が苦労して積み上げたものを見ようとしない。

そう思うのは、私もシンプルに自分を見てもらいたいし、カテゴライズされるのが嫌いだから。

いつもそうだけど、誰かと比べられたり、なんか私自身を属性で当てはめられるのが嫌なんです。

また、そうした発言をする人の態度として、「分かってる」って雰囲気を醸し出しているから嫌悪感がありますよね。

カテゴライズって便利かもしれないけど、その人の他の側面、魅力、そういったものを知る機会をロスする可能性が増えるでしょう。

決めつけないことで、向こうが開示してくれる可能性がある。

やっぱりフラットに見るためには、自分自身も、人を安易にカテゴライズしないことがベストです♡

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