年末年始やゴールデンウィーク、お盆にパパもしくはママの実家に帰省する憂鬱さを表した「帰省ブルー」をご存知でしょうか?
ふつうのコトだから…って感じている人もいる中で、約7割がこれを負担だと感じているというアンケートの調査結果も出ています。
「ストレスを感じる」という人もいれば、コロナで「帰省するしない」で悩んでいる人もいる様子です。
帰省ブルーに陥る人が多いのですがそもそも帰省って常識なの?っていうことと家族のあり方について考えていきたいと思います。
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帰省とは?
そもそも帰省とはいつ頃から始まった風習なのでしょうか?
「薮入り」とは、住み込みの奉公人や嫁いできた嫁が実家へ帰る事ができる休日のことで、お正月の1月16日とお盆の7月16日が藪入りの日にあたりました。江戸時代に広がった風習で、昔は奉公人に定休日などなく、嫁も実家に帰ることはままならなかったため、藪入りだけが、大手を振って家に帰ったり、遊びに出かけたりできる日だったのです。
帰省という形が広まったのは、日本では、江戸時代からです。
正月と盆の薮入りは、奉公人たちにとって大変貴重で待ち遠しい日でした。
1960年代から1970年代前半から、帰省ラッシュ時に国鉄の在来線が混雑するようになったそうです。
近年では、日本は極端に核家族化が進んでいて、核家族化、一人世帯は増加していますが、そうでない時代からも続いているのは、儒教圏では長幼の序といって、「大人として、年長者を尊敬しましょう」といった文化があるからです。
地方ほど、この風習は根強く残っていると言えるでしょう。
「義実家マジやだ」「実家帰るの面倒」帰省ブルーに陥る人たち
ちなみに、私はほとんど実家に帰らないです。
母親と電話をしたりはたまにするけど、用事がなかったらお盆も正月も連休も、全く帰らない…。
うちの旦那も同じです(笑)
実家ってそもそも帰るもの?私、ほとんど帰らなくていいんだけど…って話を旦那にした時に、「俺も全く帰ってなかったよ」、ってことで、じゃあ別に、今まで通り帰らなくていいじゃん、休みはのんびり過ごそうぜって話になりました。
だから、ゆるーくだけど、「実家は帰りたい時に、自分+子供だけで帰ろう」、「遊びたい時に好きに行くだけ」って感じ。
旦那は行くときは、自分と子供だけで行くし、私の実家には「来たら?」というと嫌がらずに喜んで来てくれる。(お小遣いがたっぷりもらえるから)(笑)
私達の親も「休みはゆっくり家で過ごしたい」っていう気持ちを汲んでくれています。
だから、私はそれで悩んでいる人が不思議で仕方がありません。
楽しいならそれでいいけど、不満しか大体は聞かないし。
面倒なことを強いられているのに、よく結婚が続くなぁ、すごいなぁって思いますが、解決策を見ていきたいと思います。
帰省ブルーを回避するための案はあるの?
休みの日に高いお金を払って帰省して、お互いが、義実家で気を使い働きまくって疲れるということを繰り返していませんか?
子供の面倒を見てもらえるからいい…って言い聞かせていても、話をしていたら、世代が違うため、違和感を感じたり。
そうでなくても、各家庭にもいろいろなパターンの事情があると思います。
そもそも、親と意見がしょっちゅう合わない人もいるでしょう。
そこで解決策を見ていきたいと思います
「行かない」選択肢を考える
結論としては、夫と子供だけで父子帰省、母と子だけで、帰省をすることが一番。
もっといえば、そもそも「行かなくてもいい」ってことです。
帰省ブルーに陥るのはママ側が多いですが、自分が義実家に行かなければ万事解決です。
周りは紐をつけて無理やり連れて行くことは出来ないので。
実家に行く事で、双方が嫌な想いだったり、「面倒だな」って思いをしているという現状がある訳なので、それを回避するためにそもそも行かない!という選択をすればいいのです。
ただ繰り返すことを止める
一度帰省をすることが決まっていると、毎年同じ流れで、思考停止で「その日は必ず行く」みたいな感じになってしまうと思います。
私は、自分たちがこうなってしまうことが、本当に嫌でした。
そんなんだったら結婚なんてしたくない!って思ってました。
去年やったことをまた毎年やるってのが私にとってはよくわからないし、義務みたいなのって嫌になっちゃう。
とにかくつまんない、って思ってしまう。
実家帰省を、繰り返しで、年賀状と同じようにやるものじゃないかって思っていませんか。
思考停止せず、流されずに、自分の気持ちはどうなんだろうって考えてみるといいと思います。
色んな事情があると思いますが、行きたくないなって気持ちがあるなら、「今回はどうする?」みたいに毎回決め直してみたらいいと思います。
そして、コロナでこれがしやすい状況。
今までやってきたことをやらなくて済むきっかけづくりになるはずです。
パートナーも、親も話せば分かってくれる
いつだって、なんだかんだで親は自分らが嫌がっていたら、無理強いをすることってないはずです。
だから、自分の思いを素直に言えばいいんです。
なぜなら、相手は自分たちの親だから。
パートナーも、あなたに無理強いをさせるようなら、関係性を考えてみたほうがいいと思います。
面倒なら、面倒だって本音で伝えればその思いをわかってくれるはずだから。
貴重な時間とお金を使ってつまんない思いをしてない?
会社の飲み会、実家への帰省なんかもそうですが、私達は、貴重な時間とお金を使って嫌な思いをすることを我慢する傾向にあります。
でも、これって自分たちの親が相手なので、どうとでもなることです。
今、ようやく、ネットで帰省ブルーの闇がヤバすぎるとも話題になっています。
その帰省の時間って、貴重な時間、お金を使ってまで「楽しいの?」って考えてみてください。
時間とお金って有限。
無駄な会食、飲み会が今見直されてきていますが、帰省も同じでは?
割に合わない、楽しくないのに、それだけは同じようにやるってちょっと違うかなって思っています。
土台でつながっている意識があればいい
いつの時代も、「親を大事にしなきゃ」、「誰かを大切にしなきゃ」、そのためには「定期的に会う必要がある」って思っていませんか?
「ノー」って言えない人もいませんか?
でも私の意見としてはこうです。
カップルも親も、友達も…全ての関係性ですが、土台で繋がっているっていう意識があればいいんじゃないかな?って思ってます。
離れていても相手を思う気持ちです。
だから「ノー」でいいんです。
繋がっているからこそ、好きなときだけ会うって形が一番です。
会うことが絆を作るって、古い価値観だと思うし、毎年会っているから、「標準」、「普通」だとか私は全然思いません。
繋がっているからこそ、世間と同じにするのではなく、自分たちでルールを作っていけばいい。
法律で罰せられるわけでもないんだから。
むしろ、世間に倣って、思考停止で会っている方が、関係が「希薄」かもって思いませんか?
私達は、表面では「帰省もしない、希薄な関係」に見えるかもですが、めちゃくちゃ仲良しだし、価値観が同じで土台で繋がっていますよ♡
まとめ
帰省ブルーで悩んでいませんか?
あまり実家に帰らなかったり、頻繁に電話をしなくても土台でつながってる意識があればいいんだし、いいんじゃないでしょうか。
これは私の結論ですが、自由に楽しく、ラッシュに巻き込まれない生活を送れています。
土台の親子関係が余り上手くいってないのと、帰省をしたくないのはぜんぜん違う問題だから。
今が見直すチャンスです。
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