高度経済成⻑期の結果、私達は、物質的にとても豊かになり…資本主義的発想が強い⽂化になったその反面、精神性、⼼の豊かさ、暖かさ、有難み、愛や文化的なもの、そのどれもが失われつつあります。
資本主義の中で豊かさメインに、いっぱいお金を稼ぐって考えるにもいいかもしれないけれど、果たしてこの先ってどうなるんでしょうか…?
ここでは、資本主義でバリバリで生きることと、愛について両立は可能か?っていうことを考えたいと思います。
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資本主義と私達について考えてみる
私達は、商品、映像、料理、酒、タバコ、音楽、本、映画などを、かたっぱしから飲み込み、消費します。
楽しくて、素敵なものにはお金がかかる。
世界は、既に、私たちの「消費欲」を満たすための、一つの大きな物体になっています。
すべてのものに利権が絡み合い、理解していても、私たちはそれにどこまでもしゃぶりつき、期待を抱いています。
すべての中心に経済=「金・モノ」があり、人間は経済という巨大な渦の中に知らず知らずのうちに巻き込まれているだけの存在。
愛や人格や精神性は二の次となっています。
クリエイティブな仕事についていても同じ
単純作業に従事している人に限ったことではありません。
ホワイトカラーのビジネスマンや、クリエイティブな仕事に従事していても、それは同じで、私自身もそうかもしれません。
クリエイティブなことをしていても、資本主義、経済という歯車の前ではどうしようもない。
基本的には、次から次へ新商品を生み出し、「消費が目的の人のため」に、何かを作り上げることが当たり前になっています。
多くの人が、その「経済システム」と人の「消費欲求」に巻き込まれていることになります。
資本主義と愛は両立可能。
では、資本主義を共産主義に変えなきゃいけない?
ベーシックインカムでお金を配れば平和な社会になる?
これはどちらも間違っているって私は思っています。
なぜなら、資本主義と愛は両立可能だから。
資本主義の中でも、資本主義と愛とのバランスを人間が意識して保つことで幸せになれると思っています。
何かを選ぶ時、何かを選択する時、自分の心に聞いていなくて、資本主義のシステムの中で無難に流されていませんか?
毎日毎日忙しいから、社会のせいにしていませんか?
では、資本主義システムの中で、愛と精神性をどうやって持ちながら、生きていけばいいんでしょうか?
仕事か愛か、迷ったときには…
資本主義の世の中で、本当の愛を見失って、毎日の仕事ばかりに目を向けている…これは社会背景から見て、当然の流れかもしれないです。
本来、「愛」は人間生活のすべての中心にあってしかるべきものだった。
だけど、今は経済が社会の中心に据えられたことで、いつの間にか仕事以外の安らぎ、ストレス発散がなくなってしまった。
ではどうするのかというと…とってもシンプルだけど、仕事ばっかりになっていると感じたら、愛やプライベートにも目を向けてみる。
そこで、仕事とお金ばっかり(資本主義)に気持ちがいっているな…って感じたら、気持ちのシーソーを心や精神性の方へ少し傾ける。
仕事と愛、両方バランス良く向き合えているか?ってことを考える。
逆に愛ばかりに夢中で、仕事がおざなりになっていたら、それも両方ダメになるから、仕事もうまくいくように努力する。
要するに両方のバランスです。
人は、何も考えなければ、どちらかに入れ込みすぎるところがあります。
私は、仕事一辺倒は嫌だし、なんかお金を稼ぐことばっかりだとつまらないから、恋愛はいつもしてきたし、家庭生活も楽しむようにしています。
シンプルだけど、心はどちらかに傾きすぎてない?っていつも自分に問いかけてみて、見直してみましょう。
自分に、値段をつけることについて考えてみて
昔でいうと、「自分を売る」っていうのは最終手段でした。
今って、多くの人間が気軽に配信できる時代、もっというと、自分を適当に商品化することができる。
気軽に、「自分自身」が表で宣伝塔になったりする。
売春や、体を売ることももちろんそう。
自己評価を下げた、適当な恋愛もそう。
お金が稼げるから、応援がついたら有利だから、寂しいから…っていう理由で、一つしかない体、一つしかない存在、プライバシーを切り売りすることって、自ら資本主義の一部に組み込まれること。
自分が商品である以上、自分の価値は、値段をつけてしまってからは、どんどんすり減っていく。
あなたは、もっと誇り高く生きることができるし、「自分自身」を商品化しなくても大事にされる存在。
資本主義に組み込まれない気高さは命を大事にすることでもある。
ちなみに、私はどこまで~も気高く、高飛車って言われます。
絶対「自分自身」とプライバシーを安売りしない、って決めてます。
家族の愛、子供への愛、恋愛、いろんな愛情があるけれど、その愛の中でも見失いがちなのが、「自分という存在への愛」、「自分の身体と心への愛」だってこと。
自分に値段をつけることができる世の中、これ以上、心も身体も資本主義に飲み込まれていくのは、避けていきませんか?
文化や精神性を大事にする
合理性を追求してしまえば、たとえば服ならユニクロなどの合理的に理にかなった服が良い、ってなるし、他の服はいらなくなってしまう。
逆に言うと、合理的でコスパが良ければ、それ以外のものを取り入れなくなってしまうのが、現在の私達。
でもそれの行き着く先は画一化と機械化です。
心のない、一億総ロボット化です。
だからこそ、資本主義社会でも、自分だけはって気持ちで、精神性や文化を大事にする心をバランスさせることが大事だって思う。
古いものでも、過去のものでも、いいんじゃない?
みんなと同じじゃなくていいんじゃない?
コスパ以外の価値観に、こだわってみてもいいのではないでしょうか?
自分の「好き」を追求してみてもいいんじゃない?
浴衣なんかも、今は職人の数が少なくて、染め物をする人も減っているそうです。
合理性を追求することで、合理的ではない、良いものがどんどん失われていきます。
一見、合理的ではない文化を取り入れることで、自分の中の精神性は、資本主義に相反して、豊かになっていく。
なぜなら、一見無駄にしかみえないものにも価値を見出してみると、いろんな良いものが詰まっていることに気づくことができるからです。
それを忘れてしまった時には、資本主義一辺倒になってしまいます。
資本主義と愛や精神性を上手くバランスさせる
資本主義と愛は相反するものかもしれないし、弱さを抱えることかもしれないし、危機を乗り切れないかもしれない。
感受性が強いと生きにくい、合理的になって、敏感すぎる心を捨てよう、っていう流れがきているけれど、でも、弱くてもいいんじゃない?
でも、資本主義と愛は、上手くバランスさせることが出来ます。
合理的な人の発言がもてはやされ、システム化すればいいと電子化の流れになっていく。
でもそれではギスギスするから、人はもっと愛を求める。
私達は、資本主義に組み込まれていたとしても、精神性と愛をそこに抱えていくことで、「心の機械化」を、防ぐことができるのではないでしょうか。
まとめ
現代に生きる者にとっての「愛」は、公平という倫理原則、資本主義の原理から逃れることができないといわれています。
精神性を見失っていませんか?
自分を安売りして商品化していませんか?
貧しくなってしまった世の中では、愛や精神性をバランスさせることが幸せを見いだせる手段。
だから、個人個人が「両立」する。
あなたも私も、心が豊かになれる方法を模索していく必要があるって思います。
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