行動的で刺激を求める反面、実は非常に繊細で、傷付きやすい気質をもつ「HSS型HSP」。
この性質を持っていることで、以下のように悩んでいませんか?
- 「何もしていないのに、よく嫌われる…」
- 「気付けば一人ぼっち…」
- 「そんなつもりはないのに、誤解されてしまう」
今回は、HSS型HSPが嫌われてしまう原因や対処法についてご紹介します。
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HSS型HSPの人が嫌われてしまう理由
それではなぜ、HSS型HSPの人は、誰かから嫌われてしまうのでしょうか。
また、なぜ嫌われていると悩む人が多いのでしょうか?
ここでは、HSS型HSPの特性を持つ人が嫌われてしまうのか、その理由について見ていきたいと思います。
行動に一貫性が欠けていることがある
HSS型HSPは、HSPの繊細さと同時に、HSSの冒険心を併せ持っています。
時々、行動が一貫しないことがあり、周囲の人々はHSS型HSPの行動を予測しにくいです。
「なぜこの人はこういった行動を取るのだろう…」と疑問に思われてしまうのです。
例えば、最初はノリノリで積極的に参加するも、ついていけなくなったり、冒険をしたと思えば、次の瞬間引きこもる。
このような矛盾した行動が、周囲から理解してもらえなかったり、不信感を抱かれる原因になったりします。
何を考えているのか掴みにくい
HSS型HSPは、なかなか他人に理解してもらえません。
それはなぜかというと、他のそうではない人とは違い、「深く様々な思考をめぐらせる」性質があるからです。
私も、実際に「何を考えているのか分からない…」って言われたことが何回もあります。
突飛な発想もすれば、皆が驚くようなとんでもないことを口にすることもあります。
このため、あまり仲良くなりきっていない状態だと、よくわからない人…と思われちゃいますよね。
サイコパスに思える
HSS型HSPはときに「サイコパス」だと思われがちです。
この理由として、このタイプの方は、人間関係が深くなったり、面倒があると、疲れてしまいリセットしてしまうからです。
実際に、私も、人間関係で気疲れを起こしてしまうと、容赦なく切ったり、やめたりしています。
でも、相手からすると「どうして急に連絡がとれなくなったの!?」と驚かれたり、ドライすぎると感じて、「ひょっとしてサイコパス?」ってなってしまいますよね。
本当は優しくても、このような行動をしてしまうと誤解されて当然です。
一人で行動しがち
HSS型HSPの方は、自分の価値観や世界観を持っているため、周りの目を気にせずに、割りと一人で行動することができます。
このため、「なんだか生意気なヤツ」と目をつけられる対象になりやすいのです。
特に日本人は、集団行動を乱す人間を嫌いますから、集団行動が好きではないHSS型のHSPの方が、嫌われてしまいがちですよね。
まったく繊細そうに見えない
世間では「傷つきやすい人」というと、物静かで、意見も控えめ、おとなしい人、というイメージが一般的です。
しかし、HSS型HSPの方は、周りからは、積極的で強気に見えるし、饒舌です。
実は傷つきやすい心を持っているということを皆理解していないため、容赦なくきつい言葉を浴びせてくるのです。
私自身も、見かけ上がポジティブに見えるので、胸に秘めているストレスや、苦痛を周りにわかってもらえないことがほとんどです。
HSS型のHSPの方は、周りからは活発な人、ポジティブな人、だから悩みとは無縁な人と見られているため、周囲の方との関係が思ったように進みにくいのです。
精神的な圧迫感が嫌い
HSS型HSPの方は、精神的な圧迫感が嫌いなため、苦手なタイプが多くなります。
難しい気質の人がいる場合、理解を示してくれない人がいる場合、自分を抑える必要が出てきます。
しかし、反面、好奇心のフラストレーションは溜まっていくので圧迫感を強く感じるようになっていきます。
悪い疲れ方をしてしまうので、そういうた環境や人を避けてしまう。
このため、嫌われてしまうという悪循環に陥ります。
嫌われやすいHSS型HSPはどうすればいい?辛い人への対処法
HSS型HSPの方は、「嫌われてしまう…」と悩みがちです。
実際に「嫌われて悩んでいる…」という、HSS型HSPはどうするべきなのでしょうか?
好きな人、快適な自分の環境だけを守る
HSS型HSPの性質は、悪い性質というわけでは有りません。
でも、あなたを嫌う人に囲まれていると、自己肯定感がどんどん下がっています。
このため、この性質を持つ人は、自分にとって居心地の良い人や環境を、味方につけていけるかが重要なんです。
このため、自分にとって好きな人、居心地の良い環境だけをしっかり守っていきましょう。
あなたは、嫌われていたことに対して「自分に原因があった」と思い込んでいませんか?
私の場合は、その環境が自分に合っていなかった、ということが原因でした。
このため、人生において、「自分の心地いい生き方とは?」、「どんな場所や、どんな人が合うのか?」ということを見極めて、それを守り続けることです❤
これができれば、生きることがとても楽になるはずです。
常識の枠に囚われない
最近では、見たいチャンネルも自由に選ぶことができるなど、まさに「見たくないものは見なくていい、聞きたくない話は聞かなくていい。」という時代です。
HSS型HSPにとって辛かった「常識」の枠に、囚われ続ける必要はなくなったんです。
自分の考えや価値観は、大切にしていきましょう。
自分軸と他人軸を明確にする
「自分軸」と「他人軸」を明確にすることで、嫌われて辛いという方は気持ちが楽になるはずです。
- 自分軸…自分がどうしたいか(自分が軸)
- 他人軸…周りの気持ちや評価(他人が軸)
日本人の傾向として、多くの人が、この他人軸を優先している傾向が強いです。
しかし、HSS型HSPの方に限っては、他人軸を優先していると辛くなってしまいます。
なぜなら、もともと、自己肯定感が低いことはもちろん、共感力が高いため、相手の気持ちを感じ取りやすいから。
他人軸を優先した生き方は、周りや世間の評価に振り回されるため、とても生きづらいです。
嬉しいことに、今は「個々が生きやすいように生きる」という動きが強くなって、自分らしく生きれる時代と変化してきました。
このため、少し意識して、常に「自分はどうしたいか」という「自分軸」で生きていきましょう。
相手が喜ぶことに幸福感を抱く
HSS型HSPは相手の喜びに対して幸福感を抱きやすいです。
怯えずに、常に、日頃から仲良くしてくれている人に、「ありがとう」、「あなたがいてよかった」なんて感謝の言葉を伝えていきましょう。
それだけで、あなたが嫌いな人がいたとしても、幸せな気持ちになります。
まとめ
今回は、HSS型HSPが嫌われる原因や解決策についてご紹介しました。
誰かに嫌われていて辛い…と感じていませんか。
いかに、自分にとって居心地の良い人や環境を、味方につけていけるかが重要です。
嫌われることを気にしすぎず、自分にとって大切な居場所を見つけていきましょう。
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