彼氏にもっと、気軽に自分の悩みを話したい。そう思っていませんか?
誰よりも親密で信頼し合っているはずの関係なのに、実は彼氏に悩みを相談できない…という女子は意外と多いです。
これってなぜでしょうか?
「彼氏にだからこそ言えない」「彼氏にだけ話せない」という悩みを抱えているのは、実は多くの女性に共通していると思います。実際に私も経験があります。
そこで、彼氏に悩みを相談できない理由とその解決法をご紹介したいと思います。ぜひ参考にしてみてください。
彼氏に悩みを相談できないのは女性と男性の考え方と思考の違い
これはよく言われることですが、男性と女性では考え方や思考が違います。
女性が悩みを相談する時、それは「自分を肯定して欲しい」時です。
唯一の味方であり、自分の敵には一緒に戦ってもらいたい、一緒に応援してもらいたい、という気持ちが何よりも強いので、自分が相談をするほど辛い思いをしているという点に置いて、「大変だったね」「辛かったね」そう言ってくれればいいだけなんです。
しかし、男性の多くは、「悩みは解決しなきゃ!」と躍起になって、彼女を質問攻めにしたり、やたら自分の意見を披露したりして、打ち明けた女性より多く話すことになります。
場合によっては「それは理解できない」「それはお前が悪い」とあなたを否定する発言なんて出てくると、「悩みを打ち明ける」ことをしなくなります。
女性と男性では、いつもこのように、相談という名においての考え方と思考が根本的に異なっています。
大抵の場合、後押しや肯定を欲しいだけなのですが、男性にとって悩みというのは、アドバイスや意見を求められていると感じてその人のためにとベストな回答を探しています。
私も過去に実際に「お前のためになるようにアドバイスをしているだけだ」と言われたことがあります。
そんな男女の考え方の差が、彼氏に悩みを打ち明けにくくしている訳なのです。
これを理解している女性は、「ここで相談をしても、自分が辛くなるだけだ」と判断して相談できないな…と、思ってしまうわけです。
親密だからこそストッパーになっている
彼氏に悩みや愚痴を話すことで「相手まで暗い気持ちにさせたら申し訳ない」という気持ちが強く出てしまうのが女性側の心理です。
気にしない人もいますが、相手との境界線が薄く、共感力が強い人は、このストッパーは、悩み相談だけでなく自分のネガティブな部分をすべて「見せてはいけない」という思考に繋がっている恐れがあります。
親密だからこそ失う恐怖
彼氏と彼女という恋人関係は、他のどの関係よりも「親密」です。
男女の恋愛関係は、親子の関係ととてもよく似ています。
自分の幼少の体験や、長年のがまんをしている人も多いです。大切な人に嫌われたり批判されたりすることへの怖さから、彼氏には特に悩みを話せなくなってしまう場合があります。
これは見捨てられ不安のようなものです。
大切な人が自分から離れていくかもしれないという不安を抱えるために、必要のない我慢や努力をしたり、自分は平気なふりをして強がる傾向にあります。
本人に伝えることの恐怖
当たり前ですが、彼氏本人に以下のことを相談することはできないでしょう。
- 関係に不安を抱えている
- 将来のことについて不安になっている
もっと改善してほしい点がある…という部分ならさりげなく伝えることはできますが、今後のふたりの関係や将来については本人に話すことができない人は多いです。
仕事のことや、その他の話を何でも話せるけれど、二人の間のことや彼氏本人との将来のことに不安を抱えている場合には、本人に相談できませんよね。
相談する相手は分散すればいい
もし、どうしても彼氏に悩みを話せないのであれば、他に話せる人を探したりと、相談する相手は分散することが良いと思います。
「誰に相談するか」ということは決して重要なことではありません。
私も、過去には「すべて悩みをさらけ出さなければならないのか」なんてことに悩んだことがあったのですが、とある信頼できる方に「彼氏だろうが、話したくないことは話さなくていいんですよ」と言ってもらえて気持ちが楽になったことがあります。
「彼氏に相談すべき」なのは、二人の間の重要なことや、報告しなければならない事態だけです。
あとのことは、友達でもいいし、SNSでもいいし、質問掲示板でも、ネットの相談でも良いのです。
あなたの気持ちの安定させることが最も大切で、反応が怖いだとか、恐れているのであれば無理をする必要はありません。
素直さは大事だけど100%すべて相談を彼氏にしなくてもいい
常に本音で話し、素直な気持ちを見せることは大切です。「言いたい事は言葉にしなければ伝わらない」ので、察してもらいたいというのは無理でしょう。
ただ、相談事などは、「彼氏にすべてを見せなければいけない」ということはありません。
そう思い込んでいませんか?
「相談すべきなのにできない」という風にマイナスに捉えてしまうと、ネガティブな関係になってしまいます。
むしろここは友人に話して、ここはカウンセラーに話して…。女性に通じそうなら、そちらに話してみるなど、自分の悩みを解決したいなら、分散させても、良いでしょう。
男女差があるので、分かってもらえることと、分かってもらえないことがどうしてもあります。
相談できない、相手の反応が気になる、そんなことで悩んでしまう自分を責める必要もありません。
それも含めてあなたの良さです。
まとめ
彼氏に悩みを相談できない理由はいくつかあります。
男女の考え方の差もありますし、拒否されたらどうしようだとか、二人の関係にまつわることを聞けない、そしてあとは親密だからこそ空気を悪くしたくないなど、心にストッパーがあったりします。
でも無理をして、100%相談をする必要がなく、その都度相談先は分散させてもいいです。
そんな風に気を使える部分もあなたの良いところの一つ。
「重要な決断」や「大きな変化」について、何も話さないというのは寂しいですが、100%相談をしようと考えて、苦しむ必要はないのではないでしょうか。
相談そのものが、恐怖だとか感じるのであれば、二人にとって心地の良い関係を保ちたいというのであれば、別に普段はありのままの姿であったとしも、相談先は分散をしていくのがベストだと思います。
分散先としては友人やカウンセラーなどがおすすめです。
ぜひ参考にしてみてください。