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カウンセリングに疲れた…カウンセリングを受けることの苦痛と苦しくなることについて

カウンセリングをすると癒やされるとは限りません。

実は、しんどくなったり、苦しくなったりすることが多いようです。

私も、実際にカウンセリングを受けていた頃がありますが、逆に相談をしたり、話すことに疲れた経験があります。

「どんな話をするんだろう?」

「うまく伝わるかな?」

「前回のカウンセリングで疲れて、次回も行くことが憂鬱だ」

こんな風に感じていませんか?ここではそのことについて書いています。

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カウンセリングで疲れる!これってどうなの…?

「前回のカウンセリングの後、すごく疲れた」

「カウンセリング終わると、最近けっこう疲れてしまうから逆効果なんじゃないか」

「次に行くことが憂鬱で仕方がない」

これはカウンセリングで実際に多い話だと言われています。

特に初回の面接を終えた方が、疲れてしまうことが多いと言われていて、私も実際にその経験があります。

そこで、なぜカウンセリングを受けると疲れるのか。

その理由をご紹介したいと思います。

辛さはできるだけ感じたくない

カウンセリングにくるほど、心が疲れていたり、メンタルが弱めの人は、苦痛を感じながら日々過ごしているのですが、それを上手く「やり過ごす」術を身に着けています。

人間関係に大きなストレスを感じていたり、ずっと体調が悪い中で仕事を続けていたりするのが普通ですし、とても辛い悩みを抱えながら仕事をしている時、「辛さ」をできるだけ感じないようにしないと生きていけないです。

考えないようにした方が、普段の生活がしやすいんですよね。

心の弱さを抱えている人は、しっかりと受け入れて向き合うというよりも、「できるだけ向き合わない」、「耐える」「やり過ごす」というやり方を選んでいます。

感情を抑圧して、辛さに蓋をして、毎日生活をしていて、体調が悪くなり、眠くなる、そういうこともあります。

だからこそ、それを開放し、誰かに全てを打ち明けて、「辛さ」を受け止める作業は果てしなく疲れてしまいます。

緊張するから

カウンセリングは少なからず、不安になる事が多いです。

「こんなことでカウンセリング受けるなんて、私は弱いと思われてしまう」

「カウンセラーとの相性は?」など、エネルギーを使います。

カウンセリングでは、あなたが困っている内容を詳しく説明しないといけません。

  • どんなことに困っているのか。
  • どうしたいと思っているのか。
  • どうやって向き合ってきたのか。

人間関係の悩みや、何に関して、傷つけられたのか。思い出したり、語るのも嫌という人はいませんか。

自分の気持ちを点検する作業と直視したくない苦痛は、感情が漏れ出てきて、自分を痛めつけます。

でも、実はそんなに単純なことではありません。

「自分のことを語る」ということは、つまり、「自分の気持ちを点検する」ことでもあるのです。

これまで耐えてきた辛さ、直視しないようにしてきた苦痛が漏れ出てきます。

これは、とてもエネルギーがいることなのです。

だから、どっしりと疲れるのです。

排除していたい

カウンセリングを受ける人は、自分の中の醜い感情や、不快だった思い、遠ざけておきたいものなどがあります。

普段はそれに蓋をして、防衛していたのかもしれません。

だからこそさまざまな症状や身体に問題が出てきているのでしょう。

とっくの昔に置き去りにしてきた感情や、見たくない現実に直面することになりますので、辛くなったり、しんどくなったりもします。

そんなに疲れるのに、カウンセリングを受けた方がいいのか

「そんなに疲れるなら、カウンセリングなんて受けない方がいいんじゃないの?」って思うかもしれません。

でも、それは、今までそれだけ大変な思いをしてきたことで、感情を抑圧してくることをようやくここでおしまいにできたということ。

ずーっと感情を抑圧してきたわけですから、その生活を続けていれば、いずれかのタイミングで具合は悪くなり、人の心を蝕んでいきます。

蓄積するダメージは取れませんし、また、トラウマや、抱えている悩みが消えてしまうことってありません。

だから、カウンセリングを受けて気持ちを点検し、苦しい思いがあるということは、それは本来出るべき不調がきちんと出たということ。

感情が湧き出てきて、その後良い方向に行くことが多いです。

初めほど疲れを感じなくなっていく

カウンセリングが最も疲れるのは一番最初だと言われています。

でも、その後を乗り越えてしまえば、カウンセリング後に心と体がスッキリした感覚を覚える人も多いのです。

なので、「カウンセリングを受ければ、一時的に疲れたり、具合が悪くなったりする可能性がある」ということを理解しておくと良いでしょう。

カウンセリング以外で、分かってもらえる場所はあるの?

疲れる、だから「カウンセリングを受けない」という選択肢を取るとしましょう。

それで自分をわかって貰える場所はありますか。

「相談できる場所がある」って断言できますか。

それって正直、微妙なところだと思います。

心が疲れている、何か悩みを抱えている状態だと、あなたはそこではない他の誰かに「不寛容」な状態になってしまいます。

それだけではなく、周りからのあなたへの対応もそうです。

心身ともに健康でパフォーマンスの高い人というのは、基本的に、人の弱さを理解できません。

「自分には人の弱さが理解できる」と思うので期待をしてしまうかもしれませんが…。

それはあなた自身が、人間の弱さを身をもって知っているから。

だから、他人への尺度もゆるめていくことができるのです。

心身ともに健康でパフォーマンスの高い人は、同じことを他人にも期待します。

ここで負の連鎖がおきます。

たとえばカウンセリングを受けようと考えている人は、ネガティブなことばかりに意識が向いたり、イライラしていたりします。

ところが、このイライラをぶつけられてしまった相手は「この人は疲れて弱っているのだな」とはなかなか思ってくれないです。

その点、カウンセラーへの相談はそういった心配がいりません。

あなたの辛さも、弱さも認めてくれた上で、専門的に解決してくれることでしょう。

だからこそ、カウンセラーにそれを発散したほうが長い目でもいいと思うんです。

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まとめ

カウンセリングで疲れてしまうという人は結構いると思います。

でも、何事も、人の心というのは、そんな簡単なものではなく、そのプロセスには苦痛を伴い、疲れを伴うこともあります。

でもだからといって、そこで投げ出してしまったとしても、周りへネガティブをぶつけることの繰り返しになってしまいます。

定期的に自分の気持ちと向き合うことで、徐々に慣れてきます。

疲れるけど、カウンセリングにはメリットがあるのです。

カウンセリングが最近では広く一般の人にも知られるようになりましたが、まずはオンラインカウンセリングはいつでも辞めることができて、お試し感覚でやってみることができるのでいいなと思います。

是非参考にしてください。

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