HSS型HSPって知ってますか?
ここ最近話題になっているHSPは、非常に敏感で繊細な人のこと。
5人に1人がHSPだとされていますが、そのうちの約30%、全人口の約6%がHSS型HSPだと言われています。
そんなHSS型HSPって「二重人格」なのでしょうか?
二重人格?って言われたりして、悩んでいませんか。
ここでは、二重人格と、HSS型のHSPの違いをご紹介します。
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HSS型のHSPとは?
この記事を書いている私も、実はHSS型HSP気質です。
HSS型HSPは、「刺激追求型HSP」とも呼ばれています。
- 「内向的で敏感で感受性が強い」が、「外向的で好奇心旺盛で刺激を求める」タイプ
内向的な部分と外向的な部分が入り混じっていて、ブレーキとアクセルを同時に踏んでいる感覚を持っています。
傷つきやすい面を持ちながら、行動力もあるため、周りに理解してもらいにくいです。
HSPであることで、日々「疲れる…」と悩んでいる方もいると思いますが、HSPである上に、HSSも併せ持っているということは、辛さやその悩みもニ倍になるってことなんです。
二重人格とは?
二重人格とは、正式名称「解離性同一性障害」と呼ばれる病気です。
日々の出来事や重要な個人情報、トラウマになった出来事(外傷的出来事)やストレスになる出来事など、通常なら思い出せるはずの情報を思い出すことができません。
二重人格の場合、もう一人の自分が出ている時の記憶はなく、全く別の人格として振る舞います。
原因にはさまざまなものがありますが、主な原因は幼少期に受けた虐待等です。
精神を守るための防衛として「虐待を受けているのは自分ではなく別の人間だ」と認識することが長く続く事で発生します。
安心できる環境がない、十分な愛情を受けられなかったなどの辛い感情・思い出を切り離す一種の防衛本能です。
二重人格は、検査して判明する病気ではないため、周りの人の証言や心理テストで診断されます。
HSS型HSPと二重人格の違いとは?
結論としては、HSS型HSPと二重人格は全くの別物です。
HSS型HSPと二重人格は似ているようで、決定的に違う点がいくつかあります。
その違いをご紹介したいと思います。
HSS型HSPは先天性、二重人格は後天性
二重人格は、一人の人間の中に全く別の性別、性格、記憶などをもつ複数の人格が現れる神経症です。
基本的には二重人格は、長い期間にわたり激しい苦痛を受けたり、何度も衝撃的な体験をすることにより苦痛を引き受ける別の自我が形成されてしまうことが発生の原因です。
反対に、HSS型HSPは、性格的な特性のひとつで、先天性な特性です。
生まれた時から持って生まれた性質なので、大人にも子どもにも該当します。
HSS型HSPは記憶は一貫してあり、二重人格は人格ごとに記憶がない
HSS型HSPは二重人格と違って、自分の二面性を本人が強く自覚しています。
記憶も一貫してありますし、複数の人格は存在していません。
別人格に気づかずに、社会人になる事は一切ありません。
反対に、二重人格の患者には複数の人格があります。
日々の出来事や重要な個人情報、外傷的出来事やストレスになる出来事などについて、自覚がなく、記憶の空白がみられます。
HSS型HSPは自身の変化に気づき、二重人格は気づかない
HSS型HSPは、あくまで性格的な特性で、病気ではありません。
ネガティブな面もポジティブな面もあると自分で強く自覚していて、「自分にとって生きやすい生き方」を選ぶこともできます。
しかし、二重人格(解離性障害)は本来連続した記憶や意識、人格が不連続となり、空白の部分が存在している状態です。
周囲の人たちや当人をよく知っている人たちからすると、おかしいと感じる部分が多くあったりと、自覚がないことが問題となっています。
二重人格と疑われたらどうしたらいい?
私も「HSS型HSP」で、前から自分には二面性があることを自覚しています。
例を挙げるとこんな感じです。
- 新しいものが好きだが、すぐに飽きてしまう
- 楽しいことは好きだが、人混みや騒音で帰ってぐったりしてしまう
- 周りからは明るく強気に見られるが、実は真逆、そうではない
- ノリの良い会話で、打ち解けるのは得意だが、だんだん疲れて距離ができる
- 大胆な行動をとるけれど、ミスをすれば立ち直れないし、ちょっとしたことを気にして引きずってしまう
- 好奇心旺盛ではあるが、どこかで警戒している
たとえば…Judy And Maryというバンドは、快活でポジティヴな女の子“ジュディ”とネガティヴな女の子“マリー”という女の子の二面性がコンセプトだそうですが、まさにそんな感じです 🙄
では、HSS型HSPの二面性を、時に「二重人格」と疑われてしまったら、どうしたらいいでしょうか?
自分らしくある方がいい
ではHSS型HSPで、二重人格と疑われないように自分を抑えて生きていくべきか…?
そんなの、答えはNOです。
理由はHSS型HSPの強みを活かせずに、ストレスが溜まっていく一方だからです。
HSS型HSPは行動力があるし、ずっと深い思考を持つことができます。
もしそれに対して、「二重人格に思われるかも」と止めてしまえば、自分の強みが活かせません。
成功するチャンスをも、逃すことになります。
私は、たとえばすぐに私の言動に対してキレるような人がいたら、気持ちが落ち着かなくなり、ありのままの私でいられなくなるでしょう。
100%の自分を出せていますか?
結局のところ、自由に、楽しく、ストレスを抱えないようにするには自分らしくあるのが最適ですね。
あなたの特性なんだから、自分らしくいましょう。
HSS型HSPということを公言する
とはいえ、人に二重人格だと思われたり、本当はそうではないのに、いつも明るくポジティブな人だって思われたら辛いですよね。
私も、私を知らない人は、気にしなさそうだからって、私が傷ついていることを知らないでいることが多かったです。
そういったことが辛い場合は、HSS型HSPということを公言した方がいいでしょう。
もちろん全ての人が理解してくれる訳ではないですが、誰かは理解してくれるはずです。
何か言われたら、生まれつきの性質で、だけど、きちんと記憶があって、病気ではないことを主張すればいいんです。
それでも差別する意識がある人や、ちょっと無理だっていう人は、すぐに離れた方がいいですね。
強みと弱みをしっかり把握し、上手に付き合う
自分自身の強みと弱みをしっかり把握し、上手に付き合っていくことで、より魅力を伸ばして楽に生きることができるはず。
大切なのは、自分自身の特性を知ること。
私は、HSPだけではなく、HSSな性格があるからこそ、それがプラスにも転がっています。
たとえば、ビジネスが上手くいったりしています。
刺激を求めたりと、社交的な部分があるから、楽しく相手と過ごせたり、人からも信頼される事が多いので、得していると感じます。
HSS型のHSPであることがあなたの魅力そのものなのです。
自分に合った疲れを軽減する方法、楽しく過ごせる方法を見つけていくしかありません。
まとめ
HSS型HSPと二重人格は全く違います。
ですが、HSS型HSPは、人間関係においてストレスを受けやすいです。
だけど、二重人格と思われても自分らしくいることが大事です。
そのためには、HSS型HSPだと公言するのも一つの方法です。
私も、これまで悩んできましたが、長い人生をより楽しく生きるために、ありのままを意識してくださいね。
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