好奇心旺盛、その反面、繊細でネガティブで、少ししたことで打ちのめされやすい矛盾を抱えている、「HSS型HSP」。
私自身この気質によって、人間関係の悩みやストレスを抱えたり、問題を繰り返すことが多くなっています。
前回は恋愛についても触れていますが、今回はおすすめの結婚相手についてご紹介します。
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HSS型HSPの結婚相手はどんな人がいいの?分からない人へ
HSS型HSPは、ネット上でもよく「ブレーキとアクセルを一緒に踏んでる状態」と比喩されています。
HSP | 内向的で感受性が豊かな繊細さん |
---|---|
HSS型HSP | 外交的で好奇心が旺盛だけど刺激に弱い繊細さん |
非HSP | 淡々と生きていける非繊細さん |
HSS型の非HSP | 好奇心旺盛で些細な事も気にしない非繊細さん |
非HSSの非HSP | 淡々と生きていけて、些細なことも気にしない非繊細さん |
『HSP/HSS』が幸せな結婚をするためにどうしたらいいのか?って悩んでいませんか。
私も私自身がこの気質で、私なんかに合う人っていないだろう…ってずっと思っていました。
私は、誰かと結婚するなら、なんとなく、以下の条件の人がいいんだって思っていました。
- 自分を丸ごと理解してくれる人
- 私を理解して寄り添って毎日を過ごしてくれる人
こんな感じの漠然としたイメージを持っていました(笑)
ですが、これが全く違っていて、そうではないってことが分かっています。
太陽のように照らしてくれていればそれでいい
私は、過去に、彼氏がいたときも、「自分のすべてを受け入れてくれて、一緒に悩みを解決してくれるような人」がいいってずっと思っていました。
でも、私は、必要以上に側に来られることと、相手に説明することってすっごい負担になることに気づいたんです。
調べてみると、HSS型HSPって、実は必要以上に心のなかに入り込まれたり、アドバイスしてもらうなんてことは逆に苦手だそうです。
それがたとえ、私のためだったとしても。
私に合っているのは、安心させてくれる太陽みたいな人で、おおらかでいろんなことを気にしない人。
実際、あの浜崎あゆみも、昔は、自分の苦しみも、痛みも、すべてを分かってもらおうとしていて、そんな人を求めていたそうです。
でも、長瀬智也は、太陽のような人で今までの人と全然違った。
とてもおおらかな彼といることで、気持ちが癒やされ、どんどん安定していったそうです。
彼女がHSS型HSPかどうかはわからないけれど、私はそれを聞いてすごく共感できました。
『HSP/HSS』が結婚をするなら気を付けたい…おすすめの相手の選び方
『HSP/HSS』が幸せな結婚をするために気を付けたいことをご紹介します。
知っておきたいのが、HSP/HSSの気質についてです。
・欲望のまま、恋愛には忠実でいろんなパートナーを他にも求めたい(HSS)
・じっくり安心した関係が良い(HSP)
HSS型HSPの人は、私もそうですが、これらの矛盾した、二つの望みが混ざっています。
HSSの部分が、慎重なHSPの部分からの警告を乗り越えて、精力的に欲しいものを追いかけます。
でも、HSP/HSS型だと、あるときは「一緒に盛り上がろう」だったのに、急に「一人がいい」と態度が変わります。
だから、その振り幅の大きさに対応できるパートナーを見つけるのは難しいことを知っておいてください。
結婚生活は長期戦。自分の中のHSPを優先して相手を選ぼう
これは個人的な意見で、私も実際に経験して思うのですが、結婚相手として選ぶべき相手は、安心を与えてくれる人です。
HSS優位に刺激的な恋愛ばかりしてきた人もいるかもしれませんが、結婚相手は長期戦だからです。
だから、心の中のHSPの自分を優先するべきです。
結婚相手に刺激を求めるべきではないし、自分が不安定になってしまう相手は避けるべきです。
安心させてくれる人、っていうのは細かくいうと、分類としては、非HSP、非HSSの人が楽です。
ちなみに、私の夫は、非HSS非HSPです。
いろいろ考えすぎて不安をよぎるHSPの心を、「まぁ、なんとかなる」と楽観的に言ってくれる非HSPの思考を持っているので、とても救われています。
余裕を持って、物事をとらえ、平坦でも毎日を面白がって過ごせる人。
さらに、私のようなHSS型HSPが抱えている、矛盾や両極端な一面を、気にせず付き合ってくれるような人です。
余計なストレスを抱えないためにも、結婚相手はできるだけ心の広い人がおすすめです。
仕事や、やりたいことに口を出さない人
家族を持ち、子どもを産むと、特に女性の場合は、HSPの気質のほうが強くなると言われています。
さらに、家族や子どもを危険から遠ざけるためのセンサーも強くなるため、より敏感な、HSPの気質が強くなる人も多いのではないでしょうか。
もちろんHSSとしての刺激を求める気持ちも持ち合わせているので、上手く気質の分配をしていく必要があるのです。
しかし、少し子どもが落ち着き、さらに家事にも慣れてきたころ、なんか物足りない、ってなります。
だから、その気持ちに合わせて、何かを始めたり、また休んだり…って、専業主婦だけど、そうではいられなかったり、そんな矛盾を抱えています。
だからこそ、結婚相手には、「仕事」や「自分がやりたいこと」に口出しをしない人がおすすめです。
男性によっては、専業主婦・兼業主婦をどちらかを希望する人もいます。
ですが、自分について来い、合わせてくれ、という人は向いていません。
あなたのペースでやっていくことに異を唱えない人ではないとやっていけないでしょう。
一般常識が強い人を避ける
「こうであるべき!」という常識主義、一般常識が強い「真面目」なタイプは、HSS型HSPの天敵とも言えるくらい苦手な相手です。
私も苦手ですが、固定観念をぶつけられるたびに自問自答と、反論を繰り返すことになります。
固定観念 | 自問自答 |
---|---|
絶対に上手くいくわけがない | 自分の考えは間違っているのだろうか?なぜ? |
普通、こうするのが当たり前 | 普通?当たり前?自分はダメなんだ |
世間でこうしているからこうしなきゃいけない | 世間のルールに従っていたら、息苦しくい |
HSS型のHSPの人は、世間の常識のまま動くことが非常に苦手です。
真っ当に働いたけど、退屈すぎる毎日に嫌気がさして退職したり、フリーでいる人も少なく有りません。
だからこそ、真っ当な生き方を語る人間やそれを重視する人は避けておきましょう。
心が広い人、器が大きい人
先程も述べましたが、HSS型HSPは、人の感情や気持ちにはとても敏感。
あらゆる場面で相手の気持ちを考慮してしまうHSS型HSPにとって、心が狭い人や、おおらかではない人は避けるべきです。
特に結婚相手となると、相手が怒りやすい人なら、自分のメンタルにもろに影響します。
また怒られるかも…、これをいうとキレるかもしれない、とびくびくするようになり、何も会話ができなくなるでしょう。
人によっては、家庭内うつ病や、精神性の不調を引き起こしてしまう人もいるようです。
余計なストレスを抱えないためにも結婚相手は、心の広い人がおすすめです。
自分のことを愛してくれていて取り繕わなくていい人
『HSP/HSS』は、内向的な場(家で1人でいるときなど)と外交的な場(外で他人といるとき)に、気質を使い分けている人も多いです。
- 外では社交的でアクティブ、外見では、明るく話すように見えてノリがいい(HSS)
- 家では一人で静かに過ごしたい、趣味の世界にいる(HSP)
両極端な二面性は、良く言えば「ギャップ」ですが、外では内向的な面を見せない人であれば、家の自分を知らない人が相手だと辛いことになります。
私自身も、私の実際を知らずに、「元気なキャラクター」、だとか「キャリアウーマン的になんでもできる」とか言われたことがあります。
取り繕う必要がある人とは結婚生活なんて送れるはずがありません。
そして根底に「愛」がないと支えてもらうことができません。
これでは寂しくなってしまうので、避けておいたほうがいいです。
自分が生きやすい環境をいかに選んでいくか
私は直感で選んで最初はそこまで深く考えていなかったのですが、HSSHSPの人の直感は的中率が高いと言われています。
私の場合は、今の夫しか結婚相手はありえないって思っています。
でも、大事なのって、人間関係だけに限らず、「自分が生きやすい環境をいかに選んでいくか」っていうこと。
自分の気質には、自分にあった生き方があります。
自分の場所がないなんて思わないでください。
まとめ
私自身もそうですが、HSS型HSPの人は日ごろから、どのような人を自分が求めているか、心の中で整理しておくことが大事だと思います。
いろんな人と付き合ったけど、私は誤解されることが多かったです。
内面の繊細な部分を理解してもらえなかったり、理解してもらったとしても、気質が合わなかったりしたらどうしようもありません。
敏感と衝動性をあわせ持つ『HSP/HSS』の場合、基盤としては安心感が必要。
私は、今、穏やかな人と結ばれてよかったと思っています。
HSS型HSPだからこそ、「HSP」の自分になるべく合わせて、ありのままの相手を肯定してくれる人を選んでみてください。
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