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学校・教師が嫌いなときはどうすればいい?管理教育の弊害と対処法
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学校に行くことが好きだけど、先生は嫌いだったという人、あるいは学校そのものも嫌いな人、結構いるのではないでしょうか?

普通に誰かと楽しくやることは好きで、社会に出てから活躍しているけれど、「学校」では馴染めなかった人もいるでしょう。

その原因が「管理教育」だと言われています。

そこで、今回は、そんな学校の管理教育はなぜ問題なのかご紹介したいと思います。

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学校の管理教育とは?

管理教育とは、学校や教員が「子どものあり方」を決定して従わせる教育の方法を言います。

子供が、学校が嫌いになってしまったというケースもあれば、親になってからも「これってどうなの?」って思うこともあるでしょう。

学校に馴染めず苦労をしたという人や嫌な思いをしたり、悲しい思いをしたことも有ると思います。

私もそのうちの一人で、義務教育で行われている管理型の教育は本当に碌でもないなって思ってます。

子どもたちを型に当てはめ、やり方も何もかも、時代にそぐわない教育を行っている。

でも、先生にいくら文句を言っても埒が明かないのです。

だって、小学校の担任個人だけの問題ではなくて、教育委員会(国)から命じられてそういった教育をしているわけです。

やっぱり自分が選んで私学にいかせたり、留学させたりするしか方法はない。

日本ではほぼすべての学校が管理教育ですからね。

学校や教育委員会では、管理教育を良いものと考えて推し進めています。

なぜ管理教育になったのか?

それでは、日本の戦後教育が、なぜ今の管理型の教育になったのかをご紹介したいと思います。

1945年8月、日本はポツダム宣言を受諾して降伏し連合軍総司令部(GHQ)に占領されました。

GHQは、日本政府に対して「四大教育指令」と呼ばれた命令を順次発布。

軍国主義を鼓吹した教育関係者を追放したり、また、学校教育と「国家神道」の結びつきを排除するなどの措置が取られました。

戦後、GHQのもとにおかれた民間情報教育局(CIE)は、戦争を起こした罪を日本の国民に自覚させることを「日本人の再教育」に位置づけ、管理によって一方的に学校や教員の言うことに従わせるようになりました。

今も、管理教育という名の元に、国家、それに盲従する教師が考える「理想の学生もしくは理想の生徒」を作っています。

管理教育の弊害とは?

今の社会では残念ながら、これらの管理教育は改善されるどころか、延々と社会に蔓延しているのです。

しかし、それは本当に私達にとって良いあり方なのでしょうか。

その問題点と弊害を見ていきたいと思います。

新しいものを生み出せない…日本発の新しい産業が生まれていない

管理教育によって、日本は失われた30年として恐ろしく不景気が続いていて、日本発の新しい産業も全く生まれていません。

これは、まさしく管理教育の責任といえるでしょう。

管理教育とは「何でもかんでも、はいはいと答え、言われたことに何も疑問を抱かずに、反論も自分の意見も言わない人間」を作るので、要するに、ブラック企業にうってつけの人材しか育ちません。

だからといって、今の教育は、「サービス精神」を教えるわけでも、日本人としての在り方を教えるわけでもありません。

従属的なメンタリティが育ってしまう

管理教育は、メンタルが強くなるばかりか「従属的なメンタリティ」ばかりが育ってしまいます。

人は一方的に相手の言うことに従わされるのに慣れてしまうと、ただ言われたことに従っていれば良いというメンタリティを身に付けてしまいます。

その弊害は、「自分の頭で考えること」、「自分で決定して、自分の決定に責任を持つ」ということができない人が育つことです。

今の時代だからこそ、自分の言葉を発することができる人、自分で決定して行動できる人が必要なのに、管理教育は、その道に逆行する人を育ててしまうことになると言えるでしょう。

人の顔色をうかがうようになる

学校のような組織に慣れてしまうと「自分を評価する人がいる」ことが前提になります。

組織では、「上司からの評価を気にしたり、怒られないように」とばかり過剰に気にするようになり指示があるまで、なかなか動けない。

むしろ、「世間に背いてはダメ」だとか、「上司の指示を待たずに勝手に動いたら、怒られる」という感覚に陥ってしまいやすいし、ずっといない「ボス」の存在を意識し続けるようになります。

考えられなくなる

もともと管理教育とは、労働環境の理不尽さ、軍隊的な組織、日本社会…それらへの疑問を持たれては困るための「考えないような人間にする」教育をしてきました。

国際的にも日本の学校教育は「考える力が足りない」と指摘されています。

管理教育の下では、圧倒的に考える力が足りないので、人から聞いた話を鵜呑みにします。

多くの人が、深く考えることすら嫌い、他人から答えだけを欲する。

「考える人」とは、自分自身で検証した知識や洞察力を持ち、物事を自分の頭で理解し判断できる人なので色んな可能性がありますが、「考えない人」はその真逆です。

学校の管理教育が辛い場合の対処法

自分から変わっていく

学校の管理教育にはさまざまな弊害があります。

だけど、全て管理教育のせいにするのは良くないし、自分から変わっていく必要があります。

やっぱり学校の管理教育が脳裏に焼きついてしまっている部分があると思うけれど、自分が戦後の教育によって「管理されてきたこと」に気づき行動していくことが必要なのです。

そうでもしないと、結局、あらゆる形で、学校の管理教育は仕事に影響しています。

一生、そういったメンタルで生き続けるしかなくなります。

実際、この日本の社会でメンタルを壊す人は少なくありませんが、学校でも職場でも、自尊心を砕かれないためには、自分が意識して変わるしかないのです。

自分は管理教育に陥っていないかチェックする

自分が親をやっていると、ときに、子供に対して、気付かずに管理教育に陥ってしまっていませんか?

自分がそういった教育を受け続けていると、人を管理しがちになってしまうのです。

常に、自分が管理教育に陥っていないかチェックする目を持って日々の教育をしていくことが大切です。

そして、人権とは、人は人として対等な権利を持っているとする考え方です。

管理主義の考え方では、最初から「子どもを大人に従うべき存在」としています。

子どもの反抗も、一種の主体性ですが、学校では、子供は先生や大人に永続的に従うべき存在だとしています。

ですが、この方法だと人権の観点から不当なので、真っ当な精神が育ちにくくなります。

なので、そういった教育に疑問を持っている場合には子供を子供扱いしすぎることは止めておきましょう。

個性を認め、子供を子供扱いしない、そういったこれからの教育ができるのは親である自分だけです♡

母親次第で真っ当な精神の持ち主になるのです。

個性と才能を意識する

管理することよりも大事なのは自分の個性や誰かの個性を意識することだと私は思います♡

合わせるのではなく、違いを大切にして、むしろ個性を見つけるのです。

既存の管理型社会に合わせる必要はありません。

最初は辛くても、これさえ意識していけば、徐々に自分に合う居場所を作っていくことができるでしょう。

親なら、子どもの個性や差異性を尊重した上で「生きる力」の育成をしましょう。

なぜなら、やはり最終的に自己の個性と才能を活かしていくほうが、結果的に時代に巧みに適応していくことができるのです。

自分が本当にそれになりたいのか、または趣味として楽しんでいきたいのかどの力をどう伸ばしていけば楽しく生きられるのか…。

それを見出せるかは、観察力にかかっています。

まとめ

これからの国際社会で国家が競争力をつけていくには、従来までの管理教育だけでは衰退する一方です。

それなら、高いセルフエスティーム(自尊感情)を持ち、どこへ行ってもやっていける人物を育てていかなければなりません。

管理教育がおかしいと、同じように考えている人は私を含めてたくさんいるので、相談をしながらも気長にやっていきましょう♡

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