昔から、仲の良い友達や、恋愛でも相手の一番ではないと気が済まない人っていませんか?
自分には絆がないのかもって思ったりしませんか。
私も誰かの一番になりたい…ってこのままだと自分なんかいてもいなくてもいいような、生きてる価値のない存在なんじゃないかって悩んでいませんか。
一番必要とされたい気持ちを抱えている方に、その気持ちや苦しさから卒業するための方法と原因をご紹介したいと思います。
誰かの一番になりたいと思う悩みはどこからくるの?
いつも、自分自身の存在に自信が持てたことがない…って悩んでいませんか。
一番必要とされてみたい気持ちを抱えていませんか。
常日頃から、「誰かの一番になりたいと考えてしまう人」のために、「なぜそう思ってしまうのか?」、っていうことについてご紹介したいと思います。
強い承認欲求の現れ
たとえば、両親に比較されてきたり、十分な愛情を注いでもらえなかった人は、「一番になりたい」って思いが強いと言われています。
実際に親に振り向いてもらいたかったかどうかは別として、一番見てもらいたかったけれど、別の人に興味が注がれていたりだとか、きっとそのような対象が家族の中にいたのだと思います。
自分が望むようにはならないことが多く、私は1番になれなかった、いつも2番や3番、そう感じていたのでしょう。
それが、いつのまにか「この私じゃダメなんだ。1番にこの私を愛してくれる人はいない」というように思い込んでしまったのかもしれません。
成人していても「一番になりたい病」の人はたくさんいる
成人になっても、一番になりたい、ってこだわりを持つ人は少なく有りません。
成人期でも、一番になりたかったり負けたくないのは、自信の無さや満たされなさ、不安の裏返しです。
そしてその思いは、社会経験を通して複雑に変化していくと言われています。
それらが成人期の発達障害の診断を難しくしています。
たとえば、女性の場合、この病には、二つの種類があると言われています。
一つ目は身だしなみ(おしゃれ、服装、美容、外見)です。
これは男性に見られる為よりも同性を意識しての行動もあると言われています。
二つ目は恋愛対象に対する気持ちです。
好きな相手にとって自分が一番でありたい気持ちに極端にこだわりが強ければ、ASDの傾向だとも言われています。
これにも種類があって、一番になれないなら諦めてしまったり、自分が一番になれる相手を選ぶ傾向があったりする場合もあります。
これは、自分に自信が無い場合に、「一番になれない」って感じたら、それを止めてしまったり、それを避ける「弱気な一番病」と言われています。
また、場合によっては恋敵をいかなる手段を使ってでも追い落とすことをする傾向のある人もいて、これは典型的な負けたくない病です。
誰かの一番になりたい悩みの対処法ってある?
私の場合も、いつも「実はそこまで自分は一番じゃないんだろう」と疑心暗鬼に考えてます。
「そんなこと思ってないよ」とフォロー入れられても、なんか信じられません。
いつしか、「どうせ私は二の次で、後回しなんでしょ」とも考えるようになってたり。
あなたは二番だ、他の人が一番だよ、ってそういう発言が相手から飛び出した時点で、その片鱗が見えた時点で、その人から距離を置くようになります。
基本的に、私はいつもそうでした。
誰かの一番になりたいという思いで、何か頑張ってることってありませんか。
誰かの一番になりたいがあまり、気にしすぎていませんか。
ここではそんなあなたの苦しい思いの対処法をご紹介します。どのように苦しみを乗り越えていけばいいのでしょうか。
一人に固執しないこと
一人に固執せず、もっと色んな人と関わってみることが大事です。
恋人に限らず、どんな仲のいい人でも、あまりにも、その人の一番であることを求めすぎると、相手にとってそれが重いと受け取られます。
その数が少なければ、その人に集中してしまう。
でも、関係性って、きっと大事なのは「親しき中にも礼儀あり」に加えて「適度な距離感」。
自分がグイグイ行き過ぎていたら、そこから距離をおいて、誰か一人に、多くの時間を費やしてでも依存するんじゃなくて、もっと色んな人と関わっていきましょう。
ある部分で「一番」と思ってもらえるようにする
自分と気が合いそうな人を、少しずつ増やしていくことが一つの対処法。
そして、もっというと、実は人って、「この人が一番!」っていうのって厳密には決まっていないと思うんです。
なんでかっていうと、その人がいい部分もあるかもしれないけれど、完璧な人間なんていないから。
もしかしたら、多くの人がそうなんじゃないかな?って思う。
「あなたしかいない」
「あなたにしか任せられない」
「あなただからお願いしたい」
「あなたに相談したい」
そういう唯一無二な存在になりたいって思っているかもしれないけど、現実的に全員からそうなれることなんて、無理。
替えのきかない人間の方が少ない世の中だし、替えはいくらでもいるからです。
だから、私が実践していることは…「この部分ではめちゃくちゃ合うから一番だ、他にいない」って思いあえるようにすること。
全てにおいての一番っていうのは目指しても無理だから。
多分私は仲良しの人はいるけれど、すごい深い付き合いをしているので、「この話するなら、やっぱり私が一番だ」、「このノリは私が一番だ」って思ってもらえてると思います。
一番になれないところに長居しない
どうしても苦しいなら「一番になれないところに長居をしない」っていうのも一つの対処法です。
たとえば、恋愛なら、自分が辛くなるなら、基本的に自分が一番になれない恋愛はしないほうがいいって思います。
たとえば、私は不倫や恋愛を求めがち。
でも、基本的に私に不倫関係は、向いていないって思ってます。
表面では割り切れているけれど、その奥の方の、私の本質も、弱気な愛されたい病だからです。
やっぱり相手にそういう対応されちゃうと途端にやっぱりいいや…って離れよう、って気持ちになります。
もともと、そういう人は、一番になれないなら諦めてしまったり、自分が一番になれる相手を選ぶ傾向があったりするかも知れません。
自分に自信が無い、「弱気な一番病」。
こういうタイプの人は、不倫の恋や、既に誰かがいる恋って、苦しくて持たないので、長居しないほうがいいと思います。
お互いが一番だと思い合える、「本物」を大事にしようって生き方がいいと思います。
人の心は最終的にコントロールできないから自分で自分を愛すること
実は、親だって結婚したって、その人の中で、自分が一番とは限らないのが現実。
こんなふうに、実は皆、誰かの一番になりたい、って思って生きています。
友達だって、恋人だって、尚更、いつどうなるか分からない。
自分以外の心の中まではコントロールできないし、自分の子供ですら大きく育てば一番ではなくなるかもしれません。
誰かの一番になりたいと思うのは現代の病かもしれない。
自分の中で一番の存在が欲しいかもしれないけれど、本当のところは自分が自分を愛することしか解決法はないかもしれません。
まとめ
誰かの一番になりたいって病を抱えていませんか。
実はそういう悩みを抱えている人は多くって、あなただけではありません。
ある部分で一番でも、次の瞬間、一番ではない場合もあります。
ずっと誰かの一番になりたいって、心に穴が空いてる感じでいる方も、いるかもしれません。
最終的にはコントロールできないので、一番になれないところから離れることか、あまり固執しないのが楽だろうなって思います。
是非参考にしてみてください。