よく恋愛は理屈では説明できないと言われます。
どれだけ普段論理的な人でも、合理的な人でも、説明がつかずに人を好きになるものです。
むしろ、合理的に「この人を好きになろう…」なんて計算できたらどれだけ楽でしょうか?
理屈で説明つかない恋愛感情についてご紹介したいと思います。
恋愛は理屈で片付けられるもの?
結論から言うと、恋愛感情というのは理屈で片付けられるものじゃないです。
恋愛は人の感情が大きく関係してくるもの。
だから、頭で考えて、感情を書き換えられるのか…っていうとそれは無理があるんですよね。
みなさんにもこんな経験ありませんか。
- 丁度いい人を好きになろうとしても無理
- 相手に好意を抱かれても無理
- 生理的に無理
- どれだけ接しても友達としてしかみれない
- なぜかわからないけど、惹かれてしまう
この人を好きじゃなかったら楽だろうな、って思ったり…。
ちょっと話しただけで好きになってしまったり…。
理由がないのに、その人じゃないとダメだったり…。
恋愛だと、理屈では片付けられないことがたくさん起きます。
運命という言葉があるように、恋愛では、理屈では説明できない不思議な事象がたくさん起きます。
それが恋愛の醍醐味。
時々、恋愛感情に素直に従って、理屈ではない行動を取ってしまう人もいます。
恋愛は感覚だってこと
無理に人を好きになろうとしても、それはできないし、どれだけ一緒に過ごしても、恋愛感情が沸かないなんてこともあります。
頭で好きになりたい、って努力したとしても、感情が動かないことって多々あります。
以上のことから、人は、恋愛に対しては、理屈ではなく、感覚で行動しているのです。
そのため、人を好きになっておかしな行動をとってしまったとしても、恥じるべきことではありません。
恋愛では理屈で測れないもので、それが普通なのです。
では、実際に恋愛が理屈ではないといわれるのは、どんな理由があるのでしょうか?
恋愛は理屈じゃない理由
人を好きになるというのは、本能だから。
恋に理屈は不要。
なんでかっていうと、恋愛感情自体が「感情」だからです。
真剣な恋であればあるほど、理屈なんてどうでもよくなります。
そもそも理屈なんて、探しようがないんです。
それはなぜかっていうと、恋愛は、理屈ではなく本能で進めるものだからです。
恋愛っていうのは、その他の事象とは全然違っていて、理屈を超越した世界なのです。
代わりが居ないのが恋愛
理屈で考えると、同じ要素を持った人は、きっとどこかにいるはず、って分かるはずです。
でも、恋愛になるとその理屈が吹き飛んでしまいますよね。
たとえば「好きな人のどこが好きか」と質問されたとき、あなたならどう答えますか。
「○○だから好き」…理由がはっきりしているようにも思えるけれど、実はそうではない場合もありませんか。
「賢いから好き」、「フィーリングが合うから好き」…なら、代わりの人はたくさんいます。
恋愛の場合、本能をむき出しにしたもの、理屈ではないから、「代わりが居ない」のが特徴です。
世界中探しても、その人の代わりは見つからない。
うまく言葉で説明できない部分がたくさんあります。
- 「なぜ好きなのか、言葉で説明できない」
- 「その人だから好き」
- 「嫌いになれない」
- 「諦めたほうがいいとわかっていても、諦められない」
- 「同じ要素を持った人が居ても、その人が異性の中で特別魅力的に感じる」
こういった要素は、本能。
頭では、わかっているのに、感情では、その人しか居ない、ってなってしまう。
本能的な恋愛は、素晴らしい恋ができている証拠です。
自然と反応する
好きな人に対して、自分でもコントロールできないところで自然と反応してしまう経験はないでしょうか。
頭で考えるよりも、先に体が反応してしまうというわけですね。
好きな人を見れば、顔が赤くなったり、気持ちが高揚したり。
気持ちをコントロールしたいと思っていても、自分ではどうしようもないくらい体が先に反応してしまいます。
ただ話しているだけなのに緊張してしまう場合なども同じですね。
その他にも、心臓がバクバクしたり、なんでか分からず、目で追ってしまうこともあるでしょう。
好きな人に対しての行動や言葉は、自分でも抑制がきかないことがほとんどです。
恋愛感情は、自然とその矛先である相手に反応してしまうものになります。
気持ちの切り替えができない
恋愛が理屈なら、すぐに気持ちの切り替えはできるはずです。
ですが、恋愛は理屈ではないので、振られてすぐに気持ちを切り替えられる人なんてなかなかいないものです。
振られても、嫌われても、自分に可能性はないと思っていても、好きな気持ちを忘れることはできないでしょう。
忘れるのにも相当時間が必要なのは事実だし、忘れたくても忘れられません。
いつも考えてしまったり、頭から離れなかったり…ポジティブな人でも、恋愛の場面においては、切り替え不能となります。
周りが見えなくなる
恋をすると、まるで人が変わったように周りが見えなくなってしまう人は多いです。
恋愛感情は人を狂わせるとよく言います。
周りに気を使えなくなるし、その人と自分が良ければ、それでよくなってしまいます。
嫉妬の気持ちが湧く
嫉妬は本人でも全くコントロールすることができないので、まさに理屈でどうにかできるものではありません。
嫉妬の感情が芽生えると、理屈で考えればおかしい行動を取ってしまうことはたくさんあります。
自分自身も、そんなことで嫉妬なんてしていたくないはずです。
でも、相手を好きすぎるあまり、どうしても止めることができないのが嫉妬の感情です。
子供が欲しくなる
人を好きになると、その人の子供が欲しいとすら思ってしまうこともあります。
これは、遺伝子レベルでその人を欲していると言っても良いでしょう。
いろいろ飛び越えて「子供が欲しい」って思えるのは、理屈ではないし、本気の恋愛感情です。
恋愛は理屈で考えない方が上手くいく
このように、恋愛って理屈じゃないことがわかります。
実際のところ、長続きできてる間柄、うまくいってる関係って、明確な理由なんて実のところそんなにないですよね。
いくつか表面的な理由を挙げられるでしょうが、それもある一面にしか過ぎない。
それもそのはずで、恋愛とは本能だから。
恋愛を理屈で考えようとする人は多いです。
だけど、理由があって好きになるわけじゃないから、恋愛感情をなんとかしようとしても無駄。
恋愛においては、人の感情は理論理屈より感覚が優先されます。
だから、現実の理屈に合うか合わないかより、好き嫌いや、その場の気分、空気に従いましょう。
余計なことを頭の中で、ぐちゃぐちゃゴネ回さなくていい。
あなたの想いに素直に従い、好きか嫌いか、愛しているか愛していないかを基準に、想いを行動に示すことが大事ですね♡
考えたって正解なんてありません。
相手には相手の都合があり、気を遣うのは当たり前だけど、好きな理由や、駆け引きばかりを考えてもしょうがない。
苦しいからこそ、単純に、好きなら好き、愛しているなら愛している感情に従い、理屈抜きで行動してみてください。
まとめ
理屈を求めているようでは、いい恋はできません。
いい恋をしたければ、理屈なんて忘れましょう。
人を好きになるというのは、本能なのです。
だから、どうしようもなくなったり、困ってしまうことがあって、当たり前。
自分一人で抱えきれない思いがあるなら、誰かに相談をしてみてください。