物事はタイムラグでやってくることをご存知でしょうか？
みなさんは、タイムラグについてどう感じていますか？
このことを知っている人ほど成功しやすいですし、それが解っていない人は、なかなか世の中の事象を読み解くことができないでしょう。
そこで、物事が時間差でやってくるってどういうこと？っていうことについてここではご紹介したいと思います。
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物事はタイムラグでやってくる
タイムラグとは、本来「時間の遅れ」や「時間差」を意味する英語です。
引き寄せの法則を学ぶ上で、必ずと言っていいほど出てくるエイブラハムの言葉にこういった言葉があることをご存知でしょうか？
Be glad that you don't have instant manifestation.
あなたに即座に現象が現れないことを喜びなさい。
This buffer of time is really your friend.
この時間という緩衝帯は、本当にあなたの友です。
私は、物事にはタイムラグがあって、ずっと前から、「人生はタイムラグの連続で構築されているなあ」と感じてきました。
良いことも、悪いこともですが、ちょっとした違和感が大きなトラブルに繋がったり。
現実に反映されるまでに、「タイムラグ」があるからこそ、見て見ぬふりをしていても、問題はそこにあるが故に、後に大きな問題に発展したり。
良いことも、悪いこともすぐには起きないので、誰も気にしないし、考えない。
まだ大丈夫……。
そう思って手をこまねいているうちに、どんどん状況が悪化していくことがあります。
そこで、物事にはタイムラグが有るということについて具体的な事を見ていきたいと思います。
結果を出すには時間差が必要
例えば、わかり易い例として、ダイエットがあります。
痩せる、太るというのがわかりやすいと思うのですが、ダイエットをやっても、簡単にすぐには痩せません。
停滞期や、スランプなどがあり、大抵の人は途中で止めてしまいます。
「なんでこんなに痩せないんだろう…」って悩むこともあるでしょう。
やろうとしてから、本当に痩せるまで、時間がかかるわけです。
英語などの、学問、学習なども、結果が出るまでには時間がかかりますよね。
意図した直後は叶えることはできなくて、時間のタイムラグがあるのです。
結果が出るまでに時間がかかるという性質を理解できずに、「結果が出ない」、「やめてしまおう」とやめてしまう人が非常に多いのです。
昔に悪さをしていたことが現実化する
昔に悪いことをしていた、何かをやらかした、不摂生をしていた…これらの悪いことも、時間差でやってくるということです。
悪いことが起きたときは、トラブルが起きる原因が昔になにかあったからです。
それが、今現実化しただけです。
良いこともそうですが、悪いことも、その時点ですぐには起きないので、続けちゃうということがあります。
良いことは、すぐに辞めてしまうことで、結果がでない。
逆に、悪いことは、今が楽しい場合は、継続してしまって、あとでどーんときます。
良いことはやめてしまう、悪いことは継続してしまう、これではトラブルばかりです。
多くのひとは初期の段階で「正の積み上げ」をやめてしまい、悲観した結果、「負の積み上げ」を開始してしまいます。
物事にはタイムラグがある性質を利用する
「物事にはタイムラグがある」…この性質を利用すると、全てうまくいきます。
そこで、性質を利用するにはどうすればいいのか？ということについて見ていきましょう。
最低でも一ヶ月～半年を見てみる
最初に結果が出ない。
結果が出ない時に、短絡的、近視眼的な判断をして「うまくいかない」とやめてしまうと、後で成功する可能性を捨ててしまうことになります。
「物事の結果は後から時間差でやってくる」ことを理解し、一ヶ月から半年は続けてみましょう。
すると、以下のことで成長できるといえます。
- 仕事のやり方が解ってくる
- 練習、訓練になる
- 習熟度が上がる
- 何かが生まれる
早急に判断しなくても、一ヶ月から半年程度続けることで、全体的に今やっていることへの理解が深まるため、そこから視えてくるものがあります。
このため、早急に判断することをせずに、一定期間続けてみましょう。
予測ができる
物事は時間差でやってくることを理解していると、今の状況が、今後どう繋がっていくのかを見抜くことができるようになります。
恋愛でも、仕事でも、人生でも、未来が苦しい結果になりそうなら、人は改善しようとしますよね。
景況感が悪くなると生活ができないよ、だからこういったことをスタートしてみよう、みたいなことができるようになります。
物事にはタイムラグがあることを理解しているということは、予測することができるということ。
それは、何かを成功に導くことができたりだとか、冬の時代を耐えたりすることができるというわけです。
競争力が高い人になれる
物事には時間差があることを理解していると、競争力が高い人になりえるということです。
私が考える競争力が高い人は以下の二つです。
- 継続力がある
- 改善力がある
継続力というのはわかりやすいもので、たとえばアフィリエイトもyoutubeもそうですが、始めた人は多分ものすごい多いと思うのですが、100人居ても、97％が辞めてしまう。
3人が継続していて残り続けていたとしたら、それがトップの3％だということですよね。
継続力に勝る競争力はありません。
それはなぜなら、その人が天才だったとして、一発動画やブログでバズったとします。
たしかに天才だけど、やめてしまったら、何も残りません。
なんでもそうだけど、続けることによって、後から爆発的な利益が生じるからです。
ただし、売れないミュージシャンや、夢が叶っていない、「ダラダラ続けている人」というのも存在していますよね。
つまり、継続力と、同時に「改善力」がなければ、成功しません。
何か夢があるなら、ある程度をやって、自分を判断し、ピボットを迎える。
その中で、いかに改善を続けていくことか、ということです。
物事にはタイムラグがあることを理解できる人間が、継続できるし、そして改善をしていくことによって成功できると、全て繋がっているのです。
タイムラグがあるから、この世界を飽きずに楽しめる。
物事にタイムラグがあるなんて、怠いなぁ…って感じているかもしれません。
だけど、本当にそうでしょうか？
急いで手に入れるとか、瞬時に手に入れるとか、そういうことができるようになると、この世界は全く面白みのない世界になります。
最初は楽しいかもしれませんが、すぐに手に入るものなんて、興味を失ってしまうでしょう。
この辺りが腑に落ちれば、タイムラグを待つことができます。
種を植えて、待っている時間にコーヒーを飲みながら、綺麗な景色を眺める。
そうしていると、種から芽が出て来る。
そんな感覚で、タイムラグを楽しむことができます。
まとめ
人生の仕組みはとてもシンプル。
成功したり、予測ができない人は、物事にはタイムラグが存在することを解っていないといえます。
世の中の物事は、時間差で起きます。
良いことも、悪いことも、後から全てやってきます。
それを知っていると、全てにおいて、よりよく深く考えることができるでしょう。
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