夫婦喧嘩ばかりで疲れた…結婚したのに喧嘩ばかりの解決策と理由とは？

「結婚したら喧嘩ばかり」と、結婚をしてから喧嘩の頻度が上がったと感じたことありませんか？

喧嘩ばかりでもう疲れた…と悩んでいませんか？

よく言われるのが、「譲り合い」、「折り合い」などの言葉ですが、人によってさまざまでそれがどうしてもできないという人も多いと思います。

できる事なら毎日仲良く暮らしたいのに…。

仲良くとまではいかなくても、せめて平穏な毎日を過ごすことができれば。

もっと合う人がいたのかもしれない…。

ちなみに、私は最初の恋愛では喧嘩をしたことが結構あったんですが、今の夫とは全く喧嘩しません。

などなど悩んでいる方に、そこで夫婦喧嘩ばかりで疲れた…という方はどうすればいいのかということについてご紹介します。

夫婦間で約2人に1人…価値観の違いや違和感を感じている

結婚後の喧嘩とは一体どんな時に引き起るの？

うちは異常かもしれない…って思っているかもしれません。

仲がいいところが羨ましい、って思っているかもしれません。

実は、「夫婦関係調査2019」において20代～60代の既婚男女に調査したデータにこのような調査結果があります。

このように、約2人に1人は夫婦関係において何かしら違和感と価値観の相違を感じていることがわかりました。

このことからわかるように、夫婦喧嘩が引き起こる誘因は多くの人が抱えてることが分かりますよね。

データ参照：夫婦関係調査2019（リクルートブライダル総研より)

そして、旦那と喧嘩しないという人の割合については、全体の10％程度なんですね。

旦那と喧嘩しないという方の数は10夫婦に1組しかいないのです。

できれば夫婦喧嘩なんてしたくない。という方は多いんじゃないでしょうか？

でもここで考え方を変えてみてください。

そもそも、喧嘩をすることは悪いことなの？というところから見ていきたいと思います。

問題なのは喧嘩そのものではなく「同じやり取り」を繰り返すこと

喧嘩すること自体、嫌いな人は嫌いかもしれません。

疲れるし、したくない人も多いかもしれません。

でも、お互いが譲れないだとか、元々お互いがじっくり話したいタイプだった場合…。

夫婦関係を良好に保つためにも、話し合いや言い争いになることは必要なことだと思います。

言いたいことを言えずに、全て秘密にして、爆発してしまうのも良くないからです。

自然体でいることがとても大事だし、要は言い方次第です。

うまくやればお互いのコミュニケーションにもなります。

言い方で相手を罵倒するような言い方って喧嘩でも最低だと思いますが、コミュニケーションとして、多少の話し合いは仕方がないことなのです。

で、重要なのが、この喧嘩してばかりの「ばかり」のところだと思います。

何回も何回も同じことで喧嘩を繰り広げる、同じようなことで、また諍いがある、これが良くないと思います。

これは成長がないので、全く意味がないやり取りです。

夫婦喧嘩する原因

夫婦喧嘩するのは何が原因なのでしょうか。

女性側の視点から見ると、喧嘩になったときの旦那の対応ですが、大きく分けると2つのタイプにわかれます。

それは「言い返してくる旦那」と「黙る、喧嘩にならないようにする、逃げる旦那」。この2つのタイプの人がいます。

「言い返してくる人」が相手だと喧嘩ばかりになる

夫婦喧嘩で、「言い返してくる人」が相手だと喧嘩ばかりになります。

どちらもヒートアップするので、大喧嘩に発展することになります。

喧嘩ばかりになるというのは、どちらかが「言い返してくるタイプ」、もしくは両方が「言い返すタイプ」なのではないでしょうか。

私の場合は、夫がものすごく大人な人で、すかされた感じになって喧嘩になることがありません。

黙る、逃げている側はどうなの？

でもここで気にしなければならないのが、ヒートアップしない側です。

黙っている、何を言ってもヒートアップしない、黙るだけ、という相手だからいいや、と思っていませんか。

此処から先は、その相手の器の大きさになります。

穏やかだけれど、普通に不満を持っているタイプの場合は、不満が解消できているわけではありません。

だから再度亀裂が入ったり、いつも同じようなことでまた諍いになったり、合わせることに疲れていたりします。

なので、喧嘩をしないカップルについては、黙っている、喧嘩に対応をしない側が、本当に不満を解消できているのかどうか、合わせすぎていないかどうかという点がとても大事です。

夫婦が喧嘩ばかりの毎日を改善する方法

でも、夫婦喧嘩ばかりの毎日を改善したい…。喧嘩は嫌だ…と思っていませんか。

そこで、その対処法についてご紹介します。

相手を変えないこと

まず、最初にとても大切なことがこちらです。喧嘩の理由がどんな理由であれ、相手を変えようとしないことです。

変わるのはあなた自身。

この記事を読んでいる時点で「喧嘩が増えた」という状態に疲れているからです。

相手に変わってほしければ、自分がまずは変わらなければ、関係性は永遠に今のままです。

「自分の非を認める」というニュアンスが含まれているので、応じたくない気持ちもありますが、読んで納得しているだけでは、問題の根本的解決にはつながりません。

毎日を何とかしたいのなら、まずは自分自身が変わりましょう。

「自分を変える力はない人のために自分が変わってやろう」

こちらのほうが大人で、強いですし、相手を転がすことができた場合は、こちらが得をするんですよね。

それは良い影響を与えてくれるはずです。

禁句言葉を使わない、「上手に喧嘩する」

先程コミュニケーションなので、喧嘩というか、話し合いは必要だということをご紹介しました。

言いたいことを我慢しているなんてことは、お互いにとって良くないですし、自然に思っていることは言える関係性のほうが健全だからです。

でも、ここで大切なのは「上手に喧嘩する」ということを意識することです。

同じことを繰り返す、相手を罵倒する、傷つけるなどの「悪い喧嘩」から「良い喧嘩」に変えていくことです。

ここでいう禁句言葉とは、これをいったら相手は傷つくだろうな、関係が変わってしまうだろうな、ということをあえていうことです。

夫婦喧嘩の本当の目的はなんでしょうか。

それって愛する人を叩きのめすこと、自分に対して冷められることでしょうか？

目的は、その先にある相互理解、信頼の積み上げです。

たとえ勝ったとしても、その先にあるのは一瞬の優越感のみ。

相手に本気で冷められてしまえば、それすら失ってしまうことになります。

言い過ぎた場合は、罪悪感に苦しむことになるので、勝ち負けではないということを心に刻みましょう。

関係修正までのプロセスを描くことが重要

喧嘩は2組に1組がしているということ。

でも認識をまずは変えることが大切です。

まず、「始まりから関係修正」までのプロセスが重要になります。

心は穏やかじゃないかもしれませんが、最後には相互理解ができることが理想で、繰り返さないようにするまでがプロセスだと理解しましょう。

本当は頭では分かっているはずです。

そうすることで、本来の「理解し合いたい」という気持ちが相手にも伝わり、心の距離も近くなります。

別に戦争ではないと認識を変えて、目の前の課題を解決するための二人でアイデアを出し合う作業だと認識することが大切です。

一人の時間を過ごすこと

喧嘩の原因って「教育、子育ての価値観の違い」だったり「生活習慣の違い」、あるいは「常識の違い」だったりします。

または「協力体制の考え方」の差なども原因です。

相手に感謝をするといいますが、それにも限界があります。

なぜなら、実際に夫婦だろうと他人は他人だからです。

私が思うのは、結局の所「一人の時間を過ごすこと」、「一人時間を作り、大切にすること」が一番の解決策です。

お互いに趣味の時間を持つことで、リラックスすることができますし、一人の時間であなたがやりたいことや、自分が興味があることをやることで、心が豊かになります。

一人の時間がないと、人はどんどん心が削ぎ落とされていきます。

これがしっかりと取れていると、相手のことが必要以上に気にならなくなります。

相手には相手の世界がある、と割り切ることができるようになります。

もう一度自分の一人の時間の楽しみ方や、とり方を見直してみてください。

まとめ

「最初から相手がそこまで好きで結婚したのではない」という、誤った結婚のパターンではないのなら、良い喧嘩の方法に変えていくことが大事ではないでしょうか。

自分が幸せになる人生を歩むためには、離婚は決してタブーではないのですが、自分がリラックスして過ごせる日常がいいですよね。

喧嘩すること自体は悪いことではないことですが、そればかりだと消耗してしまいます。

だから、上手に喧嘩して糧にすることが大事だと経験から思います。

ぜひ参考にしてみてください。