先見力とは、何？って思っていませんか？
まるで、特別な人にだけ与えられた能力のことを言うように感じるかもしれません。
だけど、この「先を読む力」は、実のところ、能力として、とても大事です。
誰もがわかる未来を予想するのではなくって、それよりも遥かに先を読めている能力が欲しいと思いませんか。
そこで、先見力とは何？その力を鍛える方法について私が考えることについてご紹介します。
先を見通す力（先見力）とは
先々のことを見越した行動が取れる人を、「あの人には先読み力がある」と言ったりしますよね。
「先見力（せんけんりょく）とは、未来を見通す力」のことです。
物事の未来の動きを読むだけではなくって、それに対しての采配ができるようになります。
実は、この仕事、家庭、プライベートなど、人生のあらゆる局面において、先を見通す力はとても重要です。
先見性がある場合、どのようなメリットが有るのでしょうか？
自分が最適な選択を取ることができる
先を見た行動ができるというのは、ほとんどの場面であなたを有利にしてくれます。
人間は自分に甘い生き物なので、先を見据えた行動がなかなかできません。
例えば「明日の準備を前の晩のうちにする」などという簡単なことでも、先見性があるのとないのとで、それを疎かにする、しないで分かれます。
先を見ることができるということは、先を見た動きが取れるということで、物事を有利に運ばせられます。
利益を生み出せる
先を読むことができる=利益を生むことができることだと私は思います。
先が読めない、準備不足だと不利益を被るのは当たり前。
たとえば、ビジネスでも、できる限り先を見て、先手を打った経営をすることができます。
先を見るというのは、いわば見えていない地図の先が読めること。
事業計画はもちろんですが、現在地からあなたの目指すゴールへの道が描けます。
それは利益になり、自分にとっての糧になります。
世界の現象に適応できる
先見性がある人は、別にスピリチュアル能力を持っているサイキッカーというわけではありません。
ですが、先見の明があるだけで、新しい社会現象、そして世界現象も、常に肯定的に受け入れて適応できます。
たとえば…個人的なことを書くと、私の父親側の祖父は、戦争から無事に帰ってきたそうなんですよね。
そして、世界がこうなることを予測しつつ、農業をしながら、食堂を開いたそうで、その食堂も大行列ができるほどものすごく儲かっていたそうです。
ありとあらゆる日本の土地を購入し、食料を蓄えながら飢えた人を助ける事業もやっていたそうで…。
まぁ戦後どうなるか？戦後の時代、どうすれば適応できるのか？みたいな先見の明があったからこそできることだと思います。
先見性の獲得に失敗する人にありがちなのが「新しい社会現象・世界的な現象に対する拒否反応」です。
気が付いた時には、自分の周りがガラッと変わっていたということになると、大抵の人が適応できませんし、スタイルを変えることに追いつくことができません。
自分から積極的に新しい社会現象を見つけ出す方になれば、それに適応して生きていくことができます。
一気に独走的位置に立てる
先見性を得ることでのメリットが「一気に独走的位置に立てる」ことです。
先見性があると、いわゆるレッドオーシャンを避けることができます。
いわゆるブルーオーシャン的な位置に最初から立てるので、一気に視界が開けます。
一見競合他者と同じようなことをやっていながらも、全く異なるゾーンの開拓を行うことができ、そのゾーンの第一人者になることができます。
ルールを作る側になれる
先見性を得ることで獲得できるメリットが「ルールを作る側になれる」ことです。
最初に開拓した場合、それは新しいゾーンだということです。
したがって、開拓者である特権が発生します。
この特権には、ルール作りを自由にすることができるというものがあり、ある程度特権を持った人間として高いアドバンテージを持つことができます。
先見性を養うための方法
あなたは「先見性」を持っている人ですか、それとも持っていない人ですか？
逆上がりが最初はできなかったように、文字も読めなかったように、何事もトレーニングです。
ただ、先を読む力は、トレンドを追いかけたり、ぼんやりと今起こっていることを他人事のように眺めているようでは絶対に身につきません。
そこで、先見性を鍛える方法をここではご紹介します。
世界の仕組みを知ること
たとえば、ウクライナとロシアの紛争が起きているけれど「なぜこういう事が起きているんだろう？」「どうなっているんだろう」って不思議に思っていませんか。
今起きていることは、グローバリズム対、ナショナリズムの抗争です。
元凶は、地球的な規模で、世界をグローバル市場化しようとしている国際金融勢力だということはご存知でしょうか。
日本は無関係ではなく、既に組み込まれています。
戦後、日本は、このグローバリズムによってほとんどのものを奪われてしまったと言っても過言ではないです。
国難の正体は国際金融勢力が主な原因ですが、このグローバリズムの化身である国を売り払っている自民党を中心とした政治家も原因の一つです。
戦後、自民党を作ったのはこのアメリカの金融勢力です。
世界の仕組みをみていると、日本の政治家がなぜ外国を優先するのか？ということが分かってきますよね。
自ずと私達が取れる道って、そういった世界に「適応する」もしくは、「ぶち壊そうと努力する」のどちらかしかないわけです。
私は、前から、適応しつつ、ぶち壊そうと振り切っている人も応援します♡
世界の仕組みが分かると、自ずと次に起きることが分かってきます。
宗教を学ぶこと
今後、私たちの生活を大きく変えていくといわれている最新テクノロジーも、実は宗教と無縁ではありません。
「宗教を軸とした歴史という大地に、政治、経済、社会、文化、科学という様々な花が咲いている」と言われているように、全ての事柄には根底に宗教的な観念が流れています。
アメリカは、実は世界でもトップレベルの宗教的な国家ですし、キリスト教についての知識がないとアメリカ人とのつき合いやビジネスが分かりません。
そんなアメリカに牛耳られているのが日本であり、世界は相互に緊密につながっています。
この緊密につながった世界を、宗教知らずして先読みをすることは不可能でしょう。
あなたの仕事がなんであり、世界の政治経済の影響なしに成立しないし、政治経済の動きには、宗教が影響しているのです。
宗教が分かるということは世界各国の価値観がわかること。
だから、世界の理解が深まり、先見性が鍛えられるというわけです。
知識、知恵、経験から思考する
先見力の正体は、ほとんどが知識、知恵、経験から成り立つといわれています。
子供の頃、何をするにもすべてが新鮮で、ワクワクしていたと思います。
だけど、「これは、こうなるな」と予め、勘が働くようなことはなかったと思います。
知識がなかったり、初めての経験に対して、人の勘は働きません。
知識を持っていたり、また経験から、脳（または心、魂）が、経験や感覚の記憶を持っている時にだけ、予測が働きます。
つまり、先見力とは、あなたの人生経験の結晶です。
今までの経験で、左脳に蓄えた知識、知恵、データが、右脳という感覚と自動的に結びついて、ポンと出てくる状態。
先を見通す力をつけたいというのであれば、日々の知識、知恵、経験を積み重ねていってみてください。
それらが先見力の源泉となります。
まとめ
先見性を持つことのメリットや、それらを養うための方法をご紹介しました。
これらの先見性を養う方法は、知識をつけること、世界の仕組みを理解することです。
先見性を身につけることで不確実性が高まる世界への不安もなくなります。
そして、適応するべきか？壊していこうとするべきか…？って道を選択することができるんです。
先見性を手にして、戦いを有利に進めていきましょう♡
