「結婚は人生のゴール」、「女の幸せは結婚」、…こんな感じで思っている現代女性はどのくらいいるのでしょうか?
ですが、その反面「結婚したくない」と思っている人も必ずいるはずですよね。
でもそれって不思議な目で見られたり、理解されなかったりもします。
一人で生きていく、「結婚に憧れない」だなんて、なかなか言えないし、なんか自分っておかしいのかもって思っていませんか。
私も結婚に憧れない一人でした。
今回は結婚したいと思わない女性の特徴や理由について、結婚への意識の変化やきっかけをご紹介したいと思います。
結婚に憧れない…そんな人はおかしいの?
結婚とは法律上の夫婦として認められた関係のことです。
結婚が当たり前であった昔とは結婚観が変化していて、ある程度、現代では結婚に関する選択が自由にできるようになりました。
ですが、中には結婚に対するイメージが悪かったり、結婚することの意味がわからない人も。
そこで、現代女性が、結婚したくない、憧れない理由についてご紹介します。
付き合っている彼氏が結婚向きじゃない
私も、学生時代には、結婚には全く憧れていなかったし、したくないと思っていました。
もちろん、ラブラブで大好きな彼氏=結婚したい、と思う気持ちもよくわかります。
だけど、私の場合は、付き合っている彼氏が、結婚向きじゃないと思っていたし、生活や、一生をともにする、なんて考えるとめちゃくちゃハードルが高かったです。
その時は、学生の感覚で、本能的に恋をしていたからです。
こんな感じで、結婚とは別の相手だな…っていう場合には、結婚に憧れを持つことって難しいですよね。
だけど、彼氏と心から結婚したいと思えないあなたが、おかしいわけでは決してありません。
むしろ自分の人生を大切に真剣に考えている、つまりしっかり考えている証拠です。
一人が好きだから
結婚したい人は結婚する人種。
一人が好きな人は、一生一人でいる。
…こんな感じのイメージを持っていませんか?
実際、私もそうでした。
私は、一人が好きで、結婚したくないっていう甘えを持っていました。
なんとなく一人が好きな人は、結婚するとめちゃくちゃ苦労するイメージしかありませんよね。
自己肯定感のなさ
親から自己肯定の感覚を受けて育っていない場合には、結婚できる人間ではない、って思いがちです。
私もそうですが、そういう女性は結構いると思います。
自己肯定感って、結局、何歳になっても自然に身につけるのは難しくて、いかに自分に対する肯定感が大事なのかを思い知らされます。
成長期に植え付けられてしまった感覚は、自分では見えてないようで心の奥底に眠っているもので、ふとしたキッカケで呼び起こされてしまうこともあります。
もちろん、トラウマを抱えながらも勇気を出して婚活をし、幸せな結婚をすることもできます。
家庭へのネガティブイメージ
例えば、両親が離婚している、両親がケンカばかりしている家庭であったなど、身近のケースから「結婚=幸せなものではない」というイメージがある場合もあります。
両親が離婚している経験や、冷え切った家庭だった場合には、自分も将来離婚する選択をしてしまうのではないだろうか。
結婚生活に我慢できなかったり、苦労するんじゃないだろうか、不倫をしてしまうのではないだろうか…などと、育った家庭環境にコンプレックスを感じている心理が働くこともあります。
相手の両親など人間関係が面倒くさい
恋愛は男女個人間の関係ですから、お互いが良いと想い合える関係であれば成り立つ関係です。
ですが、結婚となると、良くも悪くも基本的には個人間だけではなく家族間の繋がりが生まれます。
自分の母親と仲が悪い関係であったり、姉や妹の結婚から嫁姑関係を間接的に経験したりした場合、「自分もこんな経験をしてしまうのか…」とネガティブな心理から結婚したくないという気持ちが強くなることもあるのではないでしょうか。
結婚したくない理由、憧れない人が結婚を意識するきっかけってあるの?
「結婚してこそ一人前」と言われて結婚が当たり前だった昔とは違い、現代では自由恋愛がほとんどになり、仕事や将来設計の選択肢も増えているので、憧れなくてもおかしくはないかもしれません。
ですが、結婚を意識するきっかけがあれば、こういう人でも結婚したいな、って思えるようになります。
なぜなら、私がそうだったからです。
そこで、結婚を意識するきっかけについてここではご紹介したいと思います。
幸せな結婚している同期、友人を見た時
私は今既婚者で夫がいるんですが、結婚した年齢は、やや早いほうです。
結婚したくなかった私が結婚したいかも、って180度変わって意識し始めたのは、新社会人になった時の、22歳のときです。
このときに、知り合った同期の子の影響がめちゃくちゃ大きいです。
私が新卒入社した会社の同期の同い年の山本さん(仮名)は、私が会社で一番仲の良かった女友達。
私のときは、同期同士が仲良くて、男女ごちゃ混ぜで6~7人で、しょっちゅう飲みにいったり、ご飯も一緒だったり…とても楽しかったんですが、仲間でよく遊んでいた、その同期の山本さんは、22歳の新卒の時点でなんと、結婚していたんですよね!
山本さんは、とても美人だし、男女区別なくみんなに優しくて、幹事とかをするような子。
最初に、結婚指輪をしていて、いつも昼食は手作りお弁当を持ってきていたので、「もしかして結婚してるの?!」って聞くと、「うんしているよ」って。
山本さんは、私と同じぐらい男子から人気があって、「社内の女子ではお前か、山本さんが外見では、同列1位だけど、キャラクターは山本さんのほうがいい」、「お前はもっと落ち着けw」といわれていたんですが…(笑)
山本さんは、結婚しているのに、飲み会にも合コンにも、研修にも全部参加して、仕事も普通にバリバリやっているけれど、大人の女性の落ち着きと余裕があって、素敵だな…って同い年なのに私の憧れの存在でした。
私は、それまで、夫や子供の世話で忙しい、既婚者って私らと別の生活をしている、って思い込みをしていたんですよね。
ですが、今は令和の時代、共働きがほとんどですよね。
この同期の友人は、自由きままな独身貴族のように普通に生きていたし、それでいて、既婚者の余裕というか、メンタルの安定を手に入れていたんです。
たしかに、そこにも、悩みや苦しみがあるし、土俵が違うところで、いくら勝ち負けや優劣を競っても無意味です。
ですが、結婚していたとしても、いくらでも、自由に仕事もできて、友人とワイワイやってと、自分の生き方はできるんだな、って思ったのと、それでいて、余裕や、基盤というか、メンタルの安定を手に入れられるんだな…って思いました。
こういう「理想の結婚」をしている、同期の存在は、結婚を意識する大きなきっかけになるかもです。
恋愛市場から降りることができる
恋人として付き合っても、2人をつなぎとめるものって「口約束」でしかないわけです。
たとえば、自然消滅してしまうかもしれない。
来年の今は一緒に居ないかもしれない。
しかし、結婚をすると、そういった恋愛における不安定な要素がなくなります。
もちろん、結婚後にトラブルが起きて離婚する可能性もあります。
私のようにメンタルが不安定な女性や、恋愛にめんどくささを感じる人にとっては、一度結婚してみると気持ちが楽になるんじゃないかな、と思いました。
リラックスする幸せに気づいた
当時の私は彼氏との関係性にも悩んでいたし、余裕がない孤独な毎日で、心が悲鳴を上げてる状態でした。
どれだけ遊んで楽しく過ごしていても、なんとなく寂しいというか…。
その同期の子から「ピクニックに行って、レジャーシート引いて、夫とビール飲んでずっとゆっくりしてたー」という話を聞いた時、ふと結婚の温かさに触れた気がしました。
特に「家族みんなで囲む食卓」は、ある意味で幸せの象徴です。
まだ若く、仕事の足場を築くのに夢中な時期って、あまり感じないかもしれません。
だけど、私は実家にも居場所がなかったし、メンタルが不安定だからこそ、そういうのがない状態にしんどくなってきていました。
そう考えると、一人暮らししている人も、時々は実家に帰ったり、結婚している友達のエピソードを聞いてみたりするのもいいですね。
実家とはまた違う「新家族」が作れると考えた
私はいわゆる毒親に近い親で、小さい頃から現在に至るまで、実家では年がら年中、誰かが喧嘩していて、話をしないのは当たり前という環境で過ごしてきました。
結婚願望がなかった理由も、両親を見て「家族は苦しいことばかりなんだ」という刷り込みがありました。
だけど、結婚して、苗字を変え、新たな家族を作ることってある意味、実家との決別ができるんじゃないか、って考えたんです。
結婚したからといって、親との血縁関係がなくなるわけではありません。
だけど、あくまで気持ちの上で自立できたり、決別できるのって強いと思います。
だから、私は夫の名前を書いたときには、「新しい家族ができてよかった…」と実感しました。
そして私は、「親とは同じ道を歩まない」という気持ちだったのですごく経済的にも、精神的にも、穏やかで、安定した人を選んでいます。
出産の年齢について考えることがあった
男性でも女性でも、結婚願望を持つきっかけとして「子どもがほしくなる」のはよくあること。
私は、子供が好きじゃないので、子供が欲しい、ってそれまであんまり思ったことがなかったです。
だけど、出産年齢には限界があるというようなニュースを見聞きしたのがきっかけで意識するようになりました。
女性の場合、出産にはタイムリミットがあるので、自分の年齢を考えると「早く結婚しなくちゃ!」と思ってしまうことは多いのではないでしょうか。
どう頑張ってもタイムリミットがあるなら、早いほうがいいな、って私はちょっとずつですが、考えるようになった気がします。
自分の中の「母性」を刺激してみましょう。
まとめ
近ごろは仕事や趣味に熱中する女性が多いため、結婚願望がなくてもおかしいわけではありません。
未婚でいるのも一つの選択肢だし、必ずしも結婚しなきゃって思う必要はありません。
ただし年齢が高くなっても本当に未婚のままでもよいのか、気持ちに向きあってみてください。
私の場合も、結婚に憧れはまったくなかったんですが、同期の存在や、不安定な自分への基盤が欲しい、実家から自立したいという気持ちから、自然に結婚を意識するようになりました。
もし結婚について、プロのカウンセラーに相談してみたいなら、無料カウンセリングがあるので、一度相談してみてください。
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