「もういっそ死んでしまいたい」、「死ねたら楽になるのに」…。
ショックな出来事が起きた時、激しく落ち込んだ時に、こんな気持ちになったことは誰もがあるはずです。
通常であればその気持ちは一時的なもので、気持ちは元の状態へと戻していくことができますよね。
しかし心の状態が不安定なままになっていたり、ネガティブな状態が慢性化していませんか?
この状態が、「希死念慮(きしねんりょ)」と呼ばれる症状です。
もしも自分は、周りが、こんな状態だったら、一体どうするべきなのでしょうか?
ここでは『希死念慮』と適切な対処について解説します。
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死にたい気持ち(自殺念慮・希死念慮)とは?
「死ねたらいいのに」と思う希死念慮。
これは、自殺願望・自殺企図とは違いがあります。
①希死念慮:死を願う気持ちのことだが、自殺までは考えていない場合
②自殺念慮:自殺という能動的な行為で人生を終わらせようという考え方
自殺願望は、いじめ・経済的困難・失恋等、解決をするのが困難と思われる問題・状況から逃避・脱却をするために「自殺をしたい」と考えるものです。
これに対して、希死念慮は、「自殺したい」という考えは出なくても「死ねば楽になる」「死ねたらいい」という思いに常に満たされている状態です。
例えば「事故に遭って死ねたら良い」といったような、自殺以外の方法による死を望んでいることもあるります。
希死念慮は、死を望む理由については特に明確なものが無いことが多いです。
「生きているのが辛い」という生からの逃亡・自己否定です。
希死念慮ってどんな感じなの?
私は常に希死念慮があります。
わかりやすく言うと、いつもどこかで、「生きていたくない」って気持ちがあります。
まぁ、そもそも、希死念慮のようなものがないと、メンタル系のブログなんてできませんよね。
「死にたい」と漠然と思い続ける「希死念慮」は、うつ病や双極性障害(躁うつ病)の症状の特徴でもあります。
「うつ病」とは自律神経の失調等により、脳の「幸福感」を感じる神経伝達物質「セロトニン」等の活動が低下したり、欠乏してしまうこと等を原因とした病気です。
あまりにもずっと続くのであれば、病気の可能性を考えたほうがいいでしょう。
安定していてもふと浮かんでくる
私は、安定して過ごしているときでも、ふと「死にたい」、「もう生きてるの面倒くさいな…」って感情が浮かびます。
もちろん、痛いのは怖いし、これからも生きていくと漠然と信じてはいます。
普段、何があったかというわけではなくて、原因があるわけでもない。
でも、私は、普段、ごみを出しにでた道端で、寝る前、あらゆる場面で前置きなく浮かんできます。
時々、誰かと話せば、笑顔も浮かべられる。
だから、私が「死にたい」と思っていることに誰も気づかないんだろうなと、かなり冷めています。
自分からそういう行動をするわけじゃないけれど、希死念慮を持っている人は、生と死の境界線が曖昧で、「どっちでもいい」って思っているはずです。
希死念慮が強い人はどうすればいい?対策はある?
同じタイプの人と話す
私が死にたいというなんとなくの願望を正直にいえるのは同じタイプの女友達だけです。
なぜ言えないのか、っていうと、昔の恋愛で、彼氏にそういう気持ちが常にあることを言った時に、「そういうの聞き続けることはできない」みたいなことを言われたからです。
だから、どうせ私をわかってくれるような魂の片割れのような人は居ないんだ…ってどっかで思っています。
タイプが違う人に話すと、「それは異常だ」と言われてしまって辛くなる一方です。
だから、同じような希死念慮を抱えているタイプと共感して話すと心が楽になると私は思っています。
辛い環境からは逃げる
私は、ずっと、「逃げる」ってことができなかったです。
しかし、人間生きているとしんどくて「ヤバイ」場所(それは職場だったり、家庭だったり、学校だったりとそれぞれですが)はあります。
世の中、逃げる人間は、ダメなやつだと罵る人が多いです。
でも私は逆だと考えています。
人は限りなく自由で居ていいと思うし、出来るだけ早く逃げ出すことが大切です。
嫌なことから逃げた場所が、自由な世界であり、自分の場所です。
これが出来ずにいると、耐え忍び続けてストレスをため込む結果になりがちです。
病気になるよりも、多少経歴に傷がついてでも、逃げるやつだって言われても、自分の生きやすい方が絶対お勧めです。
人間には個体差と向き不向きがある
人間のは個体差という他の生き物と同じように、能力のばらつきのようなものがあります。
脚が早い人計算が得意な人。外に駆け回るタイプの人。ひたすら安定している人。内向きの人。
それぞれの人が得意・不得意なものを持っています。
ホルモンバランスが安定している人も、不安定な人もいるでしょう。
この能力は鍛えることで、多少は能力が向上しますが、生まれつきに決定的に苦手なものは変わりません。
そんな苦手で向いていないことを続けていても、また、タイプを知らずに生きていても、辛くなってしまいます。
なので、自分自身がなにが得意なのか、好きなのかということを理解しましょう。
自分の好き、楽を追求することが、クオリティオブライフに繋がります。
心療内科・精神科は気軽に行っていいもの
私はメンタル系の病院に行くことに抵抗がありました。
「自分はメンタルの病気なんかじゃない」とか、「私は強いんだ」という誤った認識を持っていました。
でも、実際に不安だったら、気軽に行ってみて、「あなたは病気ではない」という証明をされれば、それはそれで安心できるのです。
なので、心が病んでいそうなとき、辛い時だったり、不思議な体調不良が続くときは、気軽に病院に行きましょう。
まとめ
希死念慮を抱えているけれど、誰にも言えずに、自分っておかしいんじゃないかって思っていませんか。
もし偶然にこのブログを見ていて、同じような状況の人が居るかもしれません。
でも、私も全く同じタイプの人間です。
希死念慮がある場合には、気軽に病院へ行ってみよう、辛いことから逃げてもいいんだ、って思ってもらえたら嬉しいです。
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