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身の危険を感じる…人によって引き起こされる何かが恐いとき。

いつも「身の危険を感じる」人は少なくないでしょう。

不安が強かったり、みんなが平気でも、怖がっていたり、とある恐怖を抱えていると、そういう夢を見たり…。

特に今回問題にしたいのは「怖い」っていうネガティブな感情です。

―嬉しい思い出よりも、嫌な思い出の方が鮮明に覚えているものですよね。

そこで、しょっちゅう身の危険を感じているという人や、恐怖の気持ちが強い人への対処法や原因をご紹介します。

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身の危険を感じている…誰かに何かをされること

現代社会においての「身の危険」。

「ストレスの原因が人為的なものの場合、心的外傷(トラウマ)はより重く、長期にわたることが多い」

『精神障害の診断と統計の手引き』より

基本的に自然災害や事故の場合、「心的外傷後ストレス(PTSD)は、戦闘・強盗殺人などの人為的な場合と比較して多くなく、その程度も軽い」といわれています。

生命にかかわることであっても、それが人によって引き起こされた場合とそうでない場合では、かなり異なるのです。

実は、「ほかの人間によって恐怖や苦痛がもたらされた場合、人はショックを受け、打ちのめされ、人生を滅茶苦茶にされる」ということです。

そんな人による身の危険を感じることにはどんなものがあるのでしょうか?

私の体験からも、ご紹介します。

性被害

最近では、SEKAI NO OWARIのSaoriが、インスタグラムで性被害を受けた過去を明かしていますよね。

これを見て、私はとても共感しました。

それは、私も過去に何回も性被害を受けてるからです。

性的な被害って人に相談できないし、私も、誰にも言ったことがないです。

小学生の時、習い事の帰りに、落とし物したよ、といわれて大学生ぐらいのやつにキスされそうになったのと、中学生の時に、登校中に後ろから羽交い締めにされて、倒されて、パンツの中に手を入れられて触られたり…。(それは警察が学校に来るほどの騒ぎに)

高校のときに知り合いの男子に「やらせろ!じゃないとストーカーしてやるから」みたいなメールをされて、怖くてご飯がほとんど食べれなくなったり。

18歳のときには、ナンパしてきた男を断って建物に入ったら、「ふざけんな」といきなり入り口で乱暴されて、服の中に手を入れられて、胸を触られたり…。

バイト先の飲食店で、客に痴漢されたり。

私たちの国の性教育は、遅れているし、相談できる環境が整っていません。

どうすれば、その時逃げられたのかな?って思うけれど、答えは出ないと思います。

警察に言っても、「あなたにすきがあった」と言わんばかりの対応でろくに捜査をしてくれません。

泣き寝入りしたり、被害を受けたことがある女性は多いのではないでしょうか。

誹謗中傷(個人情報が漏れること)

インターネットで公開した情報は、いろいろな人が閲覧する可能性があります。

インターネット上で、氏名、年齢、住所、電話番号、自分の写真といった作成者自身が入力しなくても、誰かが公開している個人情報を収集し、ストーカー行為を行うかもしれません。

また、誰かが誹謗中傷やその人に関する噂などを拡散していった場合、それを完全に削除することは困難です。

個人に関する情報の公開の判断は、非常に慎重になるべきですが、いくら自分が慎重になっていたとしても、他人がこれを漏らすケースもありますよね。

匿名になると仲良くしていても平気で悪口をいったり、誹謗中傷をする人も多いもの。

拡散してやる、と脅しに使う人もいたりします。

こればっかりは、いつ被害者になるかは分かりません。

ストーカー

今の時代、相手が怖いと思ったら、その時点でストーカーなのです。

SNSの普及で、ストーカーにも変化があります。

まず、「眼の前の人」だけではなく、「縁もゆかりもない人」がストーカーになることも珍しくありません。

そして、リアルストーカーだけではなく、サイバーストーカーというものも心配ですよね。

また、あおり運転事件のような凶暴性のある、サイコストーカーと呼ばれるようなストーカーも居ます。

どちらも、憎悪や復讐心から相手に依存をしていき、反応がほしいという衝動からあらゆる嫌がらせを行うものです。

今の時代は、どこでも、あらゆるストーカーがいて、身の危険を感じずにはいられません。

身の危険を感じるときはどうしたらいい?一人で抱えていて辛いとき

私たちの身の回りには、たくさんの「人為的な危険」が潜んでいます。

だけど、性被害はもちろんですが、人に相談できないこともあります。

私は、相談することで、「この人、甘い人だな」、とか「なんか色々された人なんだな」、とか思われそうだったから、誰にも言えずに、怖い思いをしてきました。

そこで、身の危険を感じている場合、怖い場合、どうしたらいいのかをご紹介します。

匿名性が高い場所で相談をする

警察に相談を…って言いますが、殆どの場合、共感してもらえず、捜査もしてもらえません。

怖い思いや、辛い思いを抱えていたり、どうしていいのかわからないなら、第三者に相談をすることです。

私もこのブログは匿名でやってるから、自分のことを書くことができています。

誰にも相談できないことも、オンラインならニックネームで相談できますし、誰かに聞いてもらうことで気持ちが本当に楽になります。
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事前の危機管理(リスクマネジメント)が大切

私は、過去に警察に相談した時に、言われた言葉があります。

「あなたは、信号が青でも一歩下がって止まってみるぐらいのリスク回避が必要だよ」…ってこと。

その時は「○○は悪くないのに、何あの警察!」って友達は親身になってくれたんだけど、一理あると思っていて。

この社会って、加害者がいくら悪くても、被害者の落ち度を指摘される社会なんです。

身の危険が迫るような出来事に遭遇したくない場合や、恐怖を感じたくない場合は、危険を事前に出来る限り予測し回避できるようにすることしか自分を守る方法はない。

すなわち事前の危機管理(リスク・マネジメント)が必要です。

それは、万が一「事件」が発生しても、「被害」を最小限にするための手立てをとっておくことにつながります。

これを、事後の危機管理(クライシス・マネジメント)といいます。

危険は、はっきりと確認できれば、避けたり取り除いたりしやすいけれど、現代社会には、隠れた危険も数多く存在しているからです。

恐怖心をごまかさない…心のケアって大切

戦争が起きているけれど、戦争のストレスって何が一番ストレスかご存知でしょうか?

実は、第一次世界大戦・第二次世界大戦・朝鮮戦争に従軍したアメリカの兵士の場合には、「戦闘中に命を落とした兵士よりも、精神を病んで戦線から離脱した兵士の数のほうが多い」そうです。

実際に、直接的な敵対行動で命を落とす兵士よりも、戦闘のストレスや「恐怖心」によって衰弱する兵士のほうがはるかに多かったのです。

もちろん、「失った」というのは、「戦列を離れた」という意味も含まれているけれど、人は、体験したことのない極限的な恐怖に長いあいだ襲われたりすることのほうが、過大なストレスになるということ。

トラウマをあなたを抱えているのなら、侮らないで、心のケアを十分にすることが大事です。

有害な人から離れる・関わらない

有害な人間は、ものの道理とは無縁です。

自分とは異なる人々との付き合い方を学ぶことは大切かもしれないけれど、本当の意味で有害な人に時間とエネルギーを割く価値はないんです。

身の危険を感じる羽目になってしまうのは、こういった人と関わってしまうことが原因です。

物事が不必要に複雑になったり、争いが生み出されたり、そしてなによりもストレスを招く。

ですが、どういう人が自分にとって、有害なのかがわからなければ、彼らから距離を置くことができません。

ですが、有害な人を特定できさえすれば、次いつ、どういう状況でなら我慢し、いつどういう状況でなら我慢する必要がないかを、論理的に考えることができるようになって、境界線を引けるようになります。

自分の意志をはっきりさせる

世の中には悪意が溢れています。

だから、境界線を引くことも、論理的に考えることも、「意識的に、能動的に」やる必要があります。

自然の流れに任せたりすれば、必ず、厄介な会話や物事に引きずり込まれます。

しっかり境界線を引き、いつ、どういう状況で、むずかしい相手に対処するかを決めてしまえば、混乱のかなりの部分を収めることができるのです。

まとめ

現代において、人的に引き起こされるものは精神的にトラウマになることが多いです。

そしてそのトラウマが長引くことも…。

相談できずに辛い思いを抱えている人はたくさんいると思います。

だから、私はいつも事前にリスクマネジメントをするなり、境界線を引くようにしています。

それでも甘いかもってときもあります。

そんな身の危険を感じる事態にならないように、普段から対策しておきましょう。

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