世の中で「お金が大好き」というと、揶揄されることが多いです。
たとえば、お金を基準でしか物事の判断ができない人は、幸せとはそんなものではないと言われ、守銭奴や拝金主義などの言葉で揶揄されるはず。
しかしお金がないと生きていけないのは間違いありません。
とある調査によると、全国20〜60代の男女1,357名に「お金が好きかどうか」の調査を実施すると、9割以上が好きと答えたそうです。
私もお金が好きで、稼ぐことも好きだし、現金を持っていることも大好き、貯めることも増やすことも消費することも好きです。
お金が好きというのは悪いことでしょうか？
そしてお金が好きな人のところに集まるというのは本当でしょうか？
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お金が好きな人にはお金が集まる？
多くの書籍でも、多くの人の文献でも、「お金持ちになる秘訣は、お金を好きになることから始めること」だと言われています。
運の話でも、宇宙のスピリチュアルでもなんでもありません。
答えはシンプルで、お金は頭が良く(偏差値だけでは無く頭の回転が早く）なければ維持など出来ないからです。
なぜなら、世の中はお金を消費する様に作られています。
だからそれに抗う知恵が必要です。
それがないと自分の代で使い切るのみで、お金は残せないし…ましてや積極的に増やして残すなど無理なお話です。
だから好きになり大切にできなければならないんです。
お金の話をすること、お金が好きなのは悪？
世間では「お金に繋げるのは悪」だ、「お金の話をするのははしたないこと」だと考えられていますよね。
それは、日本の学校教育や家庭での教育に原因があると言われています。
日本では、お金を儲けることを悪いこと、お金は汚いものというふうに知らず知らずのうちに教えられ、刷り込まれています。
幼少時から「心のつながり」や、「絆」、「信頼」とお金にすり替わる何かが重要だと刷り込まれ、疑問に思わないように教育されているんです。
日本の国にサラリーマンが多く、起業家が少ないのは実はこれが原因。
これが、お金持ちになれない一番大きな原因だと言われています。
人間は「汚い」と感じることを避けようとします。
ゴミや、汚いものを貯めようとしませんよね。
知らない間に、お金は汚いものだと思っているから、お金を儲けることをメインに主義として置くことを美徳とせず、貯めることを躊躇います。
ですから、お金持ちになるためにはお金を好きになること、逆張りの発想が実は必須なんです。
お金が回るという言葉は本当か
世間には「お金を回す」と云う言葉があります。
でも、この言葉は、結局、自分のお金が増える事を期待してるからこそ言う言葉です。
クラウドファンディングも応援や信頼という言葉で、「増えることを期待」しています。
しかも、自分が世の中に回したお金が、回り回って自分の所に回って来る事は殆どありません。
デイトレードや為替相場なんかをやっても……最後は散財して終了します。
一般人がお金を回して増やすのは、無理な事。
それにあなたがお金を回さなくても、勝手にお金は回っています。
お金があれば自分が幸せな事を確認できる？
いっぱいお金をもっていたとしても、もちろん嬉しくて心から感謝していたとしても、誰もが「幸せ」って感じになれるわけではありません。
幸せは細やかな事であって、自分の帰りを待ってくれて…自分の帰りを心から喜んでくれる人達が居る事や必要としてくれる人がいることだと思います。
ただし、お金は人間界であらゆる力を持つものであることは確かです。
- 人を悲しませる力
- 人を争わせる力
- 人に戦争をさせる力
- 人を殺させる力
- あらゆるモノを手に入れる力
- 普通の幸せ
- 普通以上の幸せ
- 楽しさを手に入れる力
- 人を変える力
- 人の命をも左右する力
でも実はお金っていうのはただの紙切れだけれど、考えようによっては、これだけの力を持っているのもまた事実。
幸せは自分の心が決めるのならば、逆に考えると、よりパワーを持つことができるので、実際にはより幸せを感じられる可能性が高くなります。
そして、人間の脳というのはお金が貯まると精神的なゆとりや余裕がでてきます。
人間には物欲というのがあり、欲しいものの９割は必要ないものだといわれています。
でも、少なくともそれを選択することができるようになります。
欲しいものと必要なものは、一見似ているようで全然違いますが、「必要なものだけれど手に入らない」という悲しい気持ちはなくすことができますよね。
お金が好き=悪ではない
「人生お金じゃ無い」と言う言葉をよく聞きます。
でも、これって実はどちらかの人だと私は思います。
- お金を最初から持っているから返って執着が無くなった人間
- お金の無い自分に対する言い訳、「清貧」という人間
コップ一杯の水と、一粒のダイヤモンド…どちらが価値があると思う？という話で、水を選ぶことが清いという考え方は絶対に正しいでしょうか。
考えようによってはダイヤモンドを受け取ることも幸せではないでしょうか。
なぜなら、巡り巡って、みんなに水が湧き出る泉や、水を分けてあげることができる人のほうが正しくもありませんか？
多くのお金を儲けると他人から妬まれたりしますが、お金を儲けるということはそれだけ社会に貢献している証と言えます。
消費者からすると、価値のないものにはお金を払いたくないものですが、価値あるものにはどんな物にも値段がついているのです。
仮に世の中からお金がなくなったとしても、今度は物や資源、優れた才を持つ人が力を持つことになります。
これは公理です。
価値あるものを提供しているわけですから、お金を儲けるというのは悪いことではありませよね？
お金を悪に思わず、好きすぎるぐらいでいいと私は思います。
それを普通のこととして受け入れ、豊かさを感じていることが、実はより一層お金を引き寄せることにつながるのです。
まとめ
お金が好き…という人や、お金の話や儲け話に罪悪感を持ったりしていませんか。
この傾向の人が増えると、儲けられない人、赤字、借金体質になってしまいます。
もしこんな傾向があるなら、全然そんなことはないと考えてみてほしいです。
極端にいらない、お金じゃないって振り切ることは実はお金をうまくバランスさせることができていません。
これは、教育の問題にしかり、心の問題がたくさんあるのです。
「お金が好きな人のところにお金が集まってくる」
という言葉を聞いたとき、あなたのなかにどんなビリーフがありますか？
心が整ったら、お金が好きな人に対して尊敬の念が生まれ、バランス良く考えられるはずです。
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