「人、物事の欠陥に目が行く人、いいところに目が行く人」。
「人の良いところを見ましょう!」っていうけれど、いいところばかりに目を向ける…だけで救われるのでしょうか?
それよりも、その本質や、欠陥まで捉えることができることも大事です。
そこで、欠陥や弱点を見抜くことは罪?ということについてご紹介します。
人の「良いところ」のみを見るのは得策?
「人の、良いところを見なさい。」、「誰でも良いところがあります。」…こんなふうに、相手の良いところを見るようにと教育を受けるでしょう。
実際、悪い人に見える人も、どうしようもない人間にだって良いところはあるものです。
だからといって、長所や良いところを基準にしていくのはいかがでしょうか?
本質を見抜くことができないのは、危険ではないでしょうか…?
良い部分しか見ずに、悪い部分を見ないでそのままにしているのはリスクではないでしょうか。
私は、大体の人の弱点(欠点)だったり、物事の闇の部分、ものの欠陥を見抜くことができます。
いい人だよね、いいことだよね…と言われていても、本当に?と思います。
そこで、欠陥を見抜くことで得られるものについてご紹介します。
欠陥(弱点)を見抜くことで得られるもの
欠陥を見ないふりをして、いいところばかり見て上手くいくのでしょうか?
心の奥に潜むものは人それぞれ。
上手くいっているようにみえることも、実はそうではなかったりします。
欠陥・弱点を見抜くことで、どんなメリットが有るのか?っていうことについてご紹介します。
観察眼や洞察力が鋭いこと=悩んでいる人を活性化できる
物事だけではなくて、人の弱点を見抜くことができるという人は、観察眼や洞察力が鋭いという事です。
それを、自覚し活用している人は少ないと思います。
なので、この能力を使えば「悩んでいる人」だったり、人の悩みやコンプレックスを活性化させることができます。
善意の人を活性化するのは簡単ですが、悩みを抱えている人を動かすのって困難です。
サボってる人、悩んでいる人を一生懸命な人に活性化することもできるし、悪意の人すら、いい方向へ動かすことができます。
洞察力がある人は、相手の感情をも見抜くことができ、マイナスをプラスな感情に変えることもできるのです。
策略を図ることができる
いつの時代も、洞察力を持った人が策略を図ることができて、物事を動かしていきます。
なにかの欠陥が分かれば、その欠陥の克服法を提案します。
また、研究をしたり、アイデアを出したり、良い方向へ進めていくための指針を出すことができます。
こうしたら楽になるんじゃない?もっとよくなるんじゃない?と発展するために必要な存在なのです。
簡単に信じないので詐欺にひっかからない
良いとされている事柄の欠陥、弱点、を探し出せる人は、物事を多面的に見ることができるということです。
「簡単に信じない」ことによって、騙されることがありません。
欠陥品を掴まされることがないので、自分が損をすることはありません。
欠陥・弱点を見つけるための方法は?
私が友達と電話で話す会話は主に「教育」とここには書けないような「親ロシア派」みたいな内容です(笑)
私も、友達も前からプーチンファンなのですが、単純にかっこいいからっていうのと、さまざまな国の弱点をチェックしているし、ロシアという国だけに欠陥があるわけじゃないって思っているからです。
教育に関しても、これからの時代において日本人の多くが持っている「欠点」を補うためにはどうしたらいいのか?みたいな感じの視点で考えています。
それでは、欠陥や相手の弱点を見つけるための方法にはどのようなものがあるのでしょうか?
事前調査&事後調査
事前調査を怠るのは交渉とかでも"自殺行為”に近いってよく言いますよね。
必要な知識をインプットしておかなければ、良いも悪いも分かりません。
人は、知識の質と量が足りていない時に、周りに流されて「良いことだ」、「悪いことだ」って判断してしまいます。
知識や、調査に「抜け漏れ」があれば、説得力に欠ける主張になります。
だから、私は事前調査をしてから、自分の頭で判断するようにしています。
「相手が置かれている状況」を知ること
人に関しても、大きな会社についても、物事についても、国についても、「相手が置かれている状況」を把握することができれば、欠陥や弱点が分かります。
たとえば、新聞・雑誌の記事などを数年分さかのぼるだけでも、どのような歴史を辿り、現在、どのような状況に置かれているかを察知することは可能です。
あるいは、業界内の人脈を通じた情報も価値が高いですよね。
誰にでも弱点や欠陥があることを知る
私達の多くは、何らかの職業上あるいは個人的な弱点を抱えています。
自分が思うようには、あるいは本来可能なほどには、進歩や成長していないのです。
人それぞれにそういうものがあるし、それは国家単位でももちろんそうです。
まずは、弱点があることを認めることが大切です。
これを、意識しない限り、進歩はほとんど起こりえないし、逆に、一度認識されれば、進歩が始まる可能性が高いのです。
一方向から見るのを止める
一つの問題、一つのものごとがありますが、誰しも自分の背中は視えません。
また、自分には視えているけれど、他の人には視えないようなゾーンもあって、特定の場所にいると視えないものもあります。
このように、誰にでも死角があることを認識しましょう。
まとめ
欠陥や弱点を洗いざらい見抜くことができることで弱点を克服するためになにかができたりすることもできます。
長年かけて刻み込まれたもので、それを直すには時間がかかる場合があります。
ゴールは意欲的に設定すべきだけど、現実的でなくてはならないですよね。
良いところばかりに目を向けるのはやめて、小さな部分に分割して問題を見抜きましょう。
すると、新しいビジョンが見えるのではないでしょうか?