ここで言う「オープン」とはオープンマインドの意味。
オープンマインドな人の特徴は、一言でいうと、「心が開かれている」という意味です。
『オープンマインド』な状態は、心を開いて誰にでも自分の偽らない姿を見せることができたりする人のイメージを指します。
ただ、こちらのオープンマインドになかなかなれない…という人はいませんか?
そこで、オープンマインドになれない理由と悩みの解決方法をご紹介します。
オープンマインドになれない理由とは?
誰でも初対面の相手には緊張し、警戒します。
自分の世界を侵食されるかもしれないという怯えや否定されるかもしれないという自分の自信のなさから、不安が募るためです。
つまり、自分が身につけた、自己防御のスキルでもあります。
ただし、必要以上に心を閉ざしていたり、心に鍵をかけている場合には、何かしら原因があります。
そこで、その理由をいくつか見ていきたいと思います。
自己防衛が強い
オープンマインドになれない理由の一つとして、「自己防衛」のスキルが強いという理由があります。
なぜ、自己防衛が強くなるのか?というと、基本的に「幼少期のトラウマ」があると考えておいて良いでしょう。
幼い頃に親や周りの人に強く否定された経験だったり、愛情が不足してきた経験から、知らず知らずにその人の心の傷となって潜在意識に残っています。
そのようなトラウマがある人は、『オープンマインド』になることが難しいと言われています。
トラウマを克服することは簡単なことではありませんが、きちんと自分の意見を聞いてくれる安心・信頼できる存在を見つけることがそのきっかけとなり、オープンになれることもあります。
HSP・人見知りの気質を持っている
人間関係を構築することに、人見知りな性格の人は非常に苦労も多いでしょう。
実際に私は、HSPの気質もあり、初対面でコミュニケーションを取ることが難しい、苦手意識があるので、積極的に相手のことを知ることも、自分を開示することもできない部分があります。
気質を変えようとしたり、無理をすると負担になりますので、徐々に時間をかけてオープンになれる人を見つけていくという形が良いと思います。
他者に否定されて傷つきたくない
誰しもが自分を否定されることは好きではないと言われています。
しかし否定されることに過敏に反応し、否定されることを恐れるあまり最初から、「思い込み」で心を閉ざしてしまう人がいます。
そういう方は『オープンマインド』の反対で『クローズドマインド』の状態だと言えるでしょう。この状態を意識して抜け出していく必要があります。
基本的には、メンタルが弱い人は、傷つくことを恐れたり、拒否されることが怖く、相手の気持ちを聞かなかったり、逃げてしまったりする人もいます。
実際にやってみないと分からないことですし、相手を受け入れない人はそうそういないので、お互いを知るキッカケとなるのですがそれに気づけない状態をいいます。
オープンマインドになれないという悩みの解決法
オープンマインドになれないという人は多いのではないでしょうか。
傷つかずにゴールすることが人生の目的ではありませんし、心のドアを開けて経験を積むのも良いでしょう。
そこで、オープンマインドになる方法や、解決方法というのをこちらでご紹介します。
トラウマと自信のなさの解消をする
オープンマインドになれない原因は、主にトラウマと自信のなさからです。
積もり積もった否定されたトラウマが、あなたを苦しめていて、自信がないので、防御をしてガードするようになります。
自分はそのままで素晴らしいのだということを、まずは理解することが大切です。
そうすることで、ごくごく自然に徐々にオープンになっていけるでしょう。
大切な人の前でだけオープンに。無理にオープンになる必要ない
「いつも恋愛がうまくいかない……」
その原因は、あなたが自分の心を閉ざしているからかもしれません。
たしかに、オープンマインドになりきれないことで、喧嘩をしてしまったり、誤解が生まれてしまったり、理解してもらえず、苦しい思いをすることもあります。
特に大切な人の前では、傷つくのを恐れずに自分の心をオープンにすることが必要です。
ただ、誰にでもオープンであることが、必ず良いことではありません。
味方もいれば敵もいるのがこの世のバランスです。ときには、自分の全てをオープンにすることで、傷つくこともあります。
必ず、オープンがいいかというと、実際はそうではなく、数少ない人にだけオープンマインドでいるという方法も全然ありだと思います。
不安な感情を持つことは、ある意味、大切な自己防御のスキルでもあります。オープンでいること、ポジティブでい続けることが必ずしも良いとは言えません。
大切なのが、自分らしさです。
大切な人にだけ自分を見せるという生き方も、あなたらしさです。
場合に応じて出す感じでも良いでしょう。
自分を受容し認める
オープンマインドになるには、自分を認めるということです。
自分を認めて肯定することができないと、自信を持つことができません。
誰にでも強がってしまっている原因を取り除くのはもちろんですが、自分自身が受容し、自分を愛してあげることです。
自分を認めて、自分を受容することで、そのまま素直に伝えると、その相手は、時には魅力を感じてくれることもあります。
まとめ
オープンマインドになれず、いつも恋愛がうまく行かない…だとか、オープンになれず、いつも本当のことがいえない、という方は、その原因は、あなたが自分の心を閉ざしているからかもしれません。
気質の問題もありますが、大切な人には素直になれたほうが関係性もずっとよくなりますよね。
自分自身も居心地が良くなると思います。
もしも、オープンマインドになれない原因が過去のトラウマや、愛情不足、過去に否定された経験があるなら、プロの占い師に相談をしてみてください。それらの原因を解消してみてくださいね。