「スピリチュアル」と「占い」、そもそも何がどう違う?って気になっていませんか?
具体的な意味の違いは?
こちらは、どちらも混同されがちなのはどうしてなのでしょうか。
また、どちらも言葉だけで「それは嫌いだ」と否定する人もいますよね。
気になる、スピリチュアル&占いの違いと、これらで心を穏やかに過ごしたいと悩む人に、その活用法をご紹介します。
誰もが大好きな「占い」と「スピリチュアル」
皆が『大好き』なのが「スピリチュアル」&「占い」です。
最近では、女性だけではなく、男性でも興味を持つ方は増えていると言われています。
でも考えてみたらば、「スピリチュアル」と「占い」って、何がどう違うの?と悩んでいませんか?
初歩的ですが、学んでおくと、今後の人生にうまくこれを役立てることができます。
「スピリチュアル」の意味とは
スピリチュアルの意味ですが、どのような意味があるのでしょうか…?
- 米国で、民衆の中から生まれた宗教的性格をもった歌。
ブラックスピリチュアル(黒人霊歌)・ホワイトスピリチュアル(白人霊歌)・ゴスペルソング(福音賛美歌)など。 - (形容動詞)精神的な。霊的な。宗教的な。
つまり、スピリチュアルは、欧米で生まれた概念であり、もともとは古くからの賛美歌や、民衆の中から始まり今に至ります。
宗教的な性格を持ったもので、霊的な、そして精神的な意味合いが強いことが分かります。
「占い」の意味とは?
「占い」の意味の方はどうなるのでしょうか。
- なんらかの「しるし」によって、秘事や未来を知ろうとする宗教行為。
- それを職業とする人。
卜 (ぼく) ・筮 (ぜい) ・占星術・トランプ占い・人相見などの形式がある。 - 占い(うらない)とは様々な方法で、人の心の内や運勢や未来など、直接観察することのできないものについて判断することや、その方法をいう。 卜占(ぼくせん)や占卜(せんぼく)ともいう。
占いの意味はこちらになりますが、こうして改めてふたつの言葉を見比べてみると、それぞれの意味と概念とは違っていることが分かります。
スピリチュアルが、霊的・宗教的・精神的な事柄を知るのに対し、占いが、未来を知ろうとする行為になるというわけです。
「スピリチュアル」&「占い」、そのどちらもに共通するもの
これほどまでに明確な違いがあるにも関わらず、なぜ両者は混同されるのでしょうか。「スピリチュアル」&「占い」、そのどちらもに共通する源流があります。
それは、「宗教的」であるということ、そして、「精神的」であることです。
占いが、未来への活路を見出そうと、「能動的」であるに対し、スピリチュアルはひたすら内的世界へと目を向ける「受動的」なものという違いがあります。
しかし、どちらにも共通するのが、こちらの精神的なものであり、宗教的なものであるということ。
この場合の、宗教的とは、「神仏などの超越的存在や、聖なるものに対する人間の営み・歴史が感じられるもの」。
「スピリチュアル」だと感じる物事には大抵、「神」や「スピリット」「亡くなられた方=仏様」「自然界」の意思や想いを感じることが多いですよね!
また「占い」も、永い永い人間の営みと歴史そのものです。
人としての痛み、生活、人生をより良くしたいと願いを色濃く表すための文化であり、どちらも人の悩みは絶えないですが、様や仏様、大自然の「意思」を確認し精神的なものを豊かにしたい、救いを得たいという人間の欲や、希望が始まりなのです。
「スピリチュアル」と「占い」のおすすめの活用と心を穏やかに過ごすには
「スピリチュアル」と「占い」、「スピリチュアル」がより「受動的」、「占い」の方がより「能動的」なものとあります。
この法則から行くと使い方を考えるとより人生が満ち足りたものとなっていくでしょう。
スピリチュアルを意識すべき時は?
あなたは、現状心も体も疲れているけれど、自分の幸せを実感している。
そんな、「穏やかに過ごしたい」「幸せ感を保ちたい」時には、スピリチュアルを意識すると良いでしょう。
誰しもが、今現在、悩みなどが多少あると思います。
迷いもあり、不安もあると思います。
ただ、基本的にはご自分が置かれた状況に満足していて、ここまでこれた道、そして周りの状況や、めぐり合わせに、感謝できる部分も多々ある状態なら、スピリチュアルに目を向けましょう。
ハッキリとした「答え」や「アドバイス」が得られない場合がほとんどですが自分の内面に目を向けることができて、穏やかさを取り戻すことができます。
- スピリチュアル系のイベント
- パワースポットへの旅
- 癒やし
- ヨガやアーユルベーダやアロマ
- 演奏会
- 自然とのふれあい
- 月の周期、天候に合わせて身を委ねること
たとえば、癒されたりするイベントに参加してみたりはもちろん、月の周期、天候に合わせて、そのままあるがまま生きてみたり、本来の自分自身と深く繋がったり…など。
自然のままに身を任せたり、「不要な物を手放す」「トラウマを解放する」方向に、エネルギーを作用していくこともそうです。
たとえば、風が気持ちよかったり、木漏れ日が輝いていたり、ブランコが揺れていたり、今今が過ぎていくことを感じたりすることも、内的世界、精神的世界に目を向けること、全てスピリチュアルです。
これらは、全て「自然」かもしれませんが=「受動的」な気付きになります。
幸せは感じているけれど、なんとなくさらに「軽くなりたい」時・状況を「整理したい」時などには、このように「スピリチュアル」な物事に身を任せる、スピリチュアルについて探求することがおすすめです。
「具体策が欲しい」「明確な答えが欲しい」、「未来が知りたい」ときに占いを活用
「具体策が欲しい」「明確な答えが欲しい」時には「占い」を活用することが望ましいです。
スピリチュアルとは違い、「望む現実にフォーカスしたい」時・「次のステップに進みたい」時など、未来が知りたい時。具体的に「目指したい未来が明確に描けている」状態で、現状に強い悩みや、解決したい物事がある時、能動的にアクションできる占いがおすすめです。
- 仕事を辞めるべきか続けるべきか?
- 彼と別れるべきか続けるべきか?
- 相手から連絡が来るのか?
- 未来はどうなっていくのか
占いは、「能動的」に、現実を創造してゆきたいとき、解決策を知りたいと心が命じた時。そんな時に利用をすることで、背中を押してくれるものです。
占いの良いところは、「統計学に基づいた多角的なアドバイスを貰える」という部分ですが、一人で悩んでいるとより問題が複雑化しやすいものを、時に思いもよらぬ方向から解決策やアドバイスをいただけるのがスピリチュアルとの違いです。
また、悩みを「話す」=「共有する」ことで心の重荷も軽くなります。
行う際には、「望む現実」に「意識をフォーカス」させた状態でやってみること。
「占い」に関わることで、きちんと悩みを解決したいという自分発信ができるのです。
どちらも自分を愛し信頼するための手段
どうすれば辛さを癒せるのだろう…。
スピリチュアルも、占いも精神的な世界から、あなたを救ってくれるものです。
ただ、最後には、「私は私」という尊厳が必要です。
誰しもが、「自分自身への信頼」や「自分自身の受容・肯定」が著しく低いせいで、どんどん傷ついてしまうのです。
スピリチュアル、占いを頼ることはあっても、何よりも自分自身が自分に寄り添い、自分自身を信頼して、誰よりも自分を大事にしてあげる、ということをまず最初に意識すること。
あなたは本当は、自分で考えられる人で、自分で結論を出せる、素敵な人です。
内的世界に目を向けるということは、身の回りの恩恵や、自分を大切にすることです。
そんな自分を信じて、愛してあげてください。
まとめ
「スピリチュアル」と「占い」、どちらもそれぞれに良い面があり、どちらも精神に作用するものです。
私達人間は、これらの概念の違う精神的なものをうまくミックスして人生を送ることで、今後の活力になったり、内的世界が充実し、自分とはなにかと学びながら過ごすことができます。
あなた自身の素晴らしい日々を創造するためにぜひこれらを活用してみませんか?