すぐ人を嫌いになる、すぐ人と縁切りする自分の克服法

ちょっとなにかあると、この人と付き合ってくのが嫌だな、もう嫌い、もう離れたいな～と考えてしまうことってありませんか？

でも、それって、本当に良い行いなのかわからないから、悩んでいる人はとても多いみたいです。

現実はそんな自分っていいのかなって考えたり、人間関係が不得意なんだろうか…って困っていませんか。

そういった人の原因や、その克服法についてご紹介したいと思います。

人をすぐ嫌いになる、嫌になる、縁切りをする人へ

おそらくこの記事を見ている人はそういう傾向が強いと思います。

私も、基本的に人付き合いを長い目で見ることはできないです。いわゆる女王様気質です(笑)

嫌なとこを見かけたら、基本的にはもういいや、と絶縁することはためらわない。

短絡的にこの人は合う、合わないって決めちゃうし、自分のそばから排除しちゃいます。

器を大きく持とう、とか、人を見切るのが早いのはどうなのっていう意見も目にするけれど、どうしてもダメって人は結構いるんじゃないでしょうか？

その原因を見ていきたいと思います。

裏切りに遭ったこと・苦い思い出がある

裏切りに遭ったことが原因で、根本的に「人嫌い」になってしまっていることがあります。

裏切りと言っても、必ずしも深刻なものでないこともあります。

「友達と思っていた人が裏で陰口を言っていた」といった程度の裏切りだったり、過去に仲良かった人と喧嘩別れした、なんてことでも、十分に人嫌いは起こりえるのです。

一度裏切りを経験してしまうと、それが軽いトラウマとなります。

その結果、人と深い関係になることを避け、一定の距離を置いて付き合おうとします。

人嫌いは、たった一度の裏切りからでも発生するのです。

一人でいることが好き

すぐに関係を切ろうとする人は、一人でいることが好きということです。

またこうしたタイプはそもそも集団行動を不得意としていることが多く、人と一緒に行動しても一人のときほど楽しめないのです。

自分の中の基準があって他人が許せない…

基本的には、すぐ人を嫌いになるっていう人は、自分の中での「合う、合わない」の基準があります。

これは自分のルールですが、自分の中にあるルールがしっかりとあなたにはあるということです。

無頓着で、屈託なく誰とでも仲良くできる人は、ルールが曖昧で自分をそこまで持っていないから相手に合わせることができます。

そこで、あなたの中で、相手のどんな「態度」や「どういう人」が許せないのかを考えて向き合ってみると整理がつくはずです。

誰しも、受け容れる事のできる部分、でも、受け入れることができない部分があります。

ですが、自分の中で、なにがひっかかっているのか深堀りしてみると見えてきます。

相手から嫌われていると感じるから

こちらは、もしかしたらあなたがそう感じているだけかもしれません。

ですが、相手から嫌われていると感じやすい人は、本当かどうかっていうのはあんまり関係がなくて、そう感じた時点で、人を遠ざけようとします。

生理的な拒絶反応・自己防衛

生理的な拒絶反応で人を嫌いになる人は少なくありません。

たとえば、「見かけ」「におい」「会話」「身振り」などが起因となって嫌いな感情が生まれます。

それ以外にも、自己防衛があります。

人を嫌いになってしまうのは、自分を守ろうとし過ぎているからというケースがあります。

嫌いという感情は、ある意味、攻撃のようなものですが、人は自分や自分の何かを守るために人を嫌い、シャットアウトします。

それは、自分のプライドであったり、自分のアイデンティティ、自分の存在そのもの。

それらを自分から奪う要素のある人を突き放します。

軽蔑から

道徳に反する行いをする、人としてどうなんだろうと疑問に思った時などに人は軽蔑し、嫌いになるケースがあります。

たとえば、自分への態度や、他の人への態度で人間としてどうなの？って感情が芽生えて、関係が壊れることって結構あります。

もし身近な人のケースであればこれは、信頼を失うということ。

その信頼を取り戻すのは長い時間が必要かもしれません。

人をすぐ嫌いになる自分を変えるために何をすればいい？

原因をご紹介しましたが、当てはまっているものがあるでしょうか。

すぐに絶縁してしまったり、嫌いになる人は、それを治したいって思っているかもしれません。

そこで、すぐに縁切りしがちな人の克服法、参考にしていただきたい考え方をご紹介します。

むしろ見極めることは大切じゃない？

私は、無理に付き合いを続けることってないと思います。

特に、コロナによって、人と会うこともそうそうなくなってきています。

どうしても付き合わないといけないのは仕事の関係者だけではないでしょうか。

それだって、逃げようと思えば逃げられるはずです。

縁を切りたい、嫌い、だって感じているのなら、その気持ちが大事だし「もっと長い目で見よう」なんて考える必要がないと思います。

実際に、縁を切って、遠ざかって後悔することっておそらくないはずです。

だから、早めに見極めているんだ、って考えると、マイナスではないはずです。

本当に一人ぼっちなら困ると思いますが、自分にとって大切な人が数人いて、周りにいる人が温かく、信頼できるのならそれでいいかと。

「縁切り」ではなく「手放す」

縁切りっていうネガティブな鬱々とした感情を持っていると自分が損だと思います。

だから、「手放すこと」だと考えてみてください。

さっぱりしている人は、あとから、恨んだり、悪口を言うことってほぼないんですよね。

それが、まるごと相手への思いを手放してしまうということです。

たとえば、絶縁を考えているときって、相手に対して色々な思いが湧き上がってきます。

• 何で、私をこんな目に遭わせるの？
• 何で、気持ちを無視するの？
• 本当に嫌

こんな風に色々な思いが湧き上がってきます。

その思いに振り回されて、余計に辛くなってしまうこともあるかもしれません。

こんな時、自分が楽になるには、そういった自分の中にある思いを手放してしまう必要があります。

自分を苦しめているのは、その何故…という思いなので、その思いを全てを手放せば、自分は楽になれます。

嫌いというマイナスのエネルギーってかなり自分が苦しむことになります。

だから、思いごと手放すことを意識して、十分に離れて考えたり、苦しんだりしない距離まで離れます。

この手放すにおいて、「嫌い」という感情は不要なので楽です。

自分が主導権を握ったと考える

他人によって「こういったことをされたから」って考えると傷つけられたっていう痛みが伴います。

「他人が引き起こした事柄のせいで、自分は嫌になった」というのではなくって、今より「飛躍」するために、進んでいく結果、関わる時間が必要なくなった。

こういう感じで自ら主導権を握って選択した、って考えたほうが前向きですよね。

相手に拘っても、相手を変える事は難しいですので、自分の飛躍のためだったと考えておきましょう。

まとめ

相手のことをすぐに嫌いになってしまうっていう人は結構いると思いますが、それには多くの原因があり、気質が絡んできます。

でも、そんな自分を無理に変えて、相手を受け入れられる自分に変わろう、なんてしなくていいのではないでしょうか。

でも、ずっとそれについて考えているのなら、それはマイナスだと思うので、「手放す」という考えで前に進んでいくようにしてみてください。