いつも、いつでも、今日も上の空…。
何かが気になってしょうがないってわけじゃないけれど、いつも「心ここにあらず」な状態って人はいませんか?
心ここにあらずで…何か気になることがあって、何をやるにもぼーっとしているって人がいます。
私は、基本的にずっと心ここにあらずな感じ。
何かをやりながら、別のことを考えている、ってのが日常で、ふとこれってなんでなんだろ?って思ったんです。
そんな「心ここにあらず」な状態になりやすい人の理由や正体をご紹介したいと思います。
心ここにあらず…その理由を知りたい
- 好きな人がいて、どうしようもないとき
- 心配なことがあって、そのことばかり考えているとき
- 誰かのちょっとしたしぐさや言葉が気になってしまうようなとき
- ストレスや悩みを抱えているとき
こういったことで、心ここにあらず。
何かをしていても本当に心がどこかに行っちゃっている…って人は少なくないはず。
そんな人は、でも心配やストレスがなかったら、“今”に帰ってくることができるのでしょうか?
たしかに、そのときの気分があまり良くないときには、いつまでも“今”に帰ってこられない、なんてことがよく起きます。
でも、現状、特にストレスがなくても、いっつも心ここにあらずだって人いませんか?
実は私も基本的にいつも「心がここにあらず」の状態で、何かをしていても、別のことを考えていることが多いです。
脳が二つある?別のことをいつも考えている状態の私
特に、女性の場合はなにかに集中して周りが見えなくなる…なんてことははるかに少ないって言われています。
でも、中でも、ずっと上の空で、違うこと考えているって人もいるんじゃないでしょうか?
私の場合、朝起きたとして、何かをしていても、別の違うことをずっと考えている…なんてのは、しょっちゅう。
今やっていることに「集中」していることって私って殆ど無いです。
いつまでたっても自分のアタマの中で、色んなことがぐるぐる回っています。
苦しい思いはもちろん、自分のアイデアや、その日、その日以降にやりたいこと、自分の想いなんかが頭の中を駆け巡っていて…“今”から“どこか”に飛んで行ってしまっています。
私は、親しい人には、いっつも「○○ちゃんは、いっつもぼーっとしている」って言われるし、会う人にはそういう印象を持たれてます。
話していても上の空だったり、何か集中していない印象があるからです。
私みたいに、ずっと別のことを頭で考えている人は少数派かもしれないけれど、上の空が続いていたら、こういう経験をしたこともあるのではないでしょうか?
「心ここにあらずの状態」の対処法はある?
心ここにあらず、の状態って、自分の身体でありながら、既に動いている人生の身体が、自分のものではなくなっています。
カラッポになっている自分は、不完全。
頭だけ超高速回転している感じで、別のところにいます。
私も実際に、そうです。
でも、これってちょっともったいない状態ともいえます。
いつも上の空の状態だったら、何においても、まずミスをしやすいし、あとは、周りに合わせることは出来ないし、「どうしたの?」とか「楽しくないのかな」と思われてしまいがちです。
それでは、すぐに心が上の空になってしまう原因を私なりに考えてみました。
思考の癖…色々気になることが小さい頃からあったから
心ここにあらず、な状態が続く人は、要するに、意識が別のところにあるから、意識を“今のわたし”に戻すことが苦手だってこと。
なんでかっていうと、いろいろ気になることが小さい頃から起きていたから。
敏感だから、っていうのが原因の一つだけど、それらを頭の中で、対処するために、何かやりながら、考える癖がついているのです。
実際に、私はそうでした。
昔から、友達関係のことも、恋愛のことも、将来のことも、何もかも、授業中にも考えて、解決しよう、悩みをなんとかしよう、って考えていました。
だから、今も「何かをやりながら、脳を回転させる」っていうのが癖になっています。
でも、そんな時、どんな護りの存在のメッセージも入ってこないんです。
昔の癖は、今必要がない。
だから、意識して、今自分がやっていることに意識を集中させてみてください。
ふーっと深呼吸をしてみるようにしてみましょう。
だけど、心の位置は自由かもしれない
前述のとおり、私は、何かやっていても、誰かと話をしていても、「心がこの場所にない」ってことが結構あります。
今やっていることに意識を集中できない自分に疲れてしまったりします。
でも、それと同時に、「人の心の位置を指定されても、位置を戻さなくてもいいじゃん」とも思ったりします。
心は、一人ひとりの自由です。
心がどこにあったって、いいかもしれません。
別に、この場に私の心がなくたっていいんじゃない?
もともと、この場、学校や職場やその他でも、自分の魂が「ずっとここにいます」って契約した場所でもなんでもない。
それに、そういった人はスピリチュアル的に、常に頭脳で考えながら生きる人なのかもしれません。
たまたま、肉体がここにいるだけで、もともといたくている場所じゃなければ、魂が全力でそれに注ぎ込めるわけではないのかもしれない。
頑張って自分の肉体は仕事をしてたり、最低限度のことはやっているのなら、身体と心が離れていても、自由に解き放っていても、それでもいいのかもしれないと考えてみてもいいかもしれません。
その状態、マインドレスかも…心のバランスを調える
昨今のストレス社会においては、心がここにない状態、っていうのを=マインド〝レス〟な状態だって言われています。
意識を今やっていることに戻して〝今〟おかれている状態を客観視し、心を〝フル〟な状態にするのが「マインドフルネス」です。
心がここにあらずの人は、この状態になっていないので、マインドレスな状態です。
上の空で、仕事や、やらないといけないことの時に、違うことを考えてしまうって人は、このマインドフルの状態を目指してみてもいいかもしれません。
これには、ヨガや、訓練が必要。
雑念を手放し今に集中し続けることで、余計なエネルギーが抑えられ、自分本来のエネルギー、生きる力が沸いてきます。
ストレスからも解放されて、集中力や免疫力もあがり、結果、自律神経も整うといわれています。
気の済むまで考える
心ここにあらずな状態の時、何をするにも上手く行かなかったり、ミスを繰り返したりと、自身に余計な負担をかけてしまうことがあります。
もし心ここにあらずな状態によって他に問題が起きている、悩みが増えていくという場合は、一度気の済むまで考えてみるのも対処法の一つです。
何が原因で心ここにあらずになっているのかをまずは追及し、解消することが目的です。
心はあちこちに行くことが自然かもしれない
そもそもの「心」って、人にとって感情を担当しているものをいいます。
「心と体」なんていいますが、こんなふうに、体と心が繋がっていない人もいます。
時間や場所に束縛されていたとしても、そういう人は、心は自由に色んなところを行き来して今を楽しんだりあるいは悲しんだりしています。
スピリチュアル的には、心というのは器で、そこに意識を流すことで今という現実を意味付けていると言われています。
わたしたちは楽しむために心と体、そして現実を一つにしようって考えています。
心も体も一つにして今に生きることは理想かもしれない。
でも、心ここにあらずになってしまう人は、心と身体が繋がっていないのだから、その分他の人よりも、もっともっと、多くのことを考えられるのかもしれません。
「今」起きていないことも、「架空」のことも、空想や、多くの人が気づいていないことに関しても。
辛いなら、本来の心にわたしたちの体(現実)を近づけられる瞬間を増やしていってみてください。
無理に一つに繋げる必要なんてないのだから…。
まとめ
私は、いつも、どんな時も、何かやりながら、心は別の事を考えて、別な世界に飛んでいます。
今回はそんな人達への原因と対処法を考えてみました。
でも、もしかしたら、心の居場所なんて、他人が命令できることじゃないかもしれないです。
心と体が別の人、思考の癖が強い人には、肉体がここにあるから、心もここにいろ、必ずしもできることではないです。
自分を落ち込ませる必要なんてなくって…。
それだけ多くのことを考えられることは、良いことでもあるし、もしかするとなんらかのあなたの使命なのかもしれません。
体と心が上手く一つになって楽しめるときが、少しずつあればそれでいいのかもって思います。