インターネットを通じて誰もが自由に発信できる時代。
ブログやSNSなどで文章を書く機会も多くなっています。
音声で伝えることもあるでしょう。
でも、時間をかけて「パーフェクトなはず」「伝わるはず」と自負できるくらいのメッセージを作り上げたとしても、誰にも読まれないということはよくあること。
ここでは、相手に「伝わる」をテーマにAI時代でも心に届ける方法についてご紹介します。
あなたの言葉、伝えたい心…相手に伝わってる?
現代において「書く力」が重要な理由をご存知でしょうか。
こういったことで悩んでいませんか。
- こんなに好きなのに伝わらない
- 感謝しているのに、相手に伝わらない
- メッセージを書いているけれど、既読スルーされる
- 口下手、文章も伝えるのがとにかく苦手
誰かに何かを伝える時、メッセージを発信するのは、昔も今も変わりません。
実は、恋人に対して、友人に対して…全てにおいて「伝えられる力」。
それが、本当に重要だって言えます。
あなたが、届けた言葉が、誰にも読まれない…伝わらないなんて悲劇。
たとえば、私はこのブログで、いろんな方から感想や感謝のメールが届いたりします。
LINEでもメールでも…「書く」ことを避けては通れない。
文章とは、何かを他人に伝えるための方法の一つです。
つまり、自分だけで楽しむ場合(日記、ブログなど)を除いて、文章は人に伝えるためにあるとわたしは思っています。
文章の役目は「人の心を動かすこと」です。
そう考えると、人の心に届くメッセージを生み出せるかどうか。
書ける人と書けない人の差は大きいのです。
あの人へ心からのメッセージを届けたい…そんなときに考えたいポイント。
現代でも、書くことが大事なのは変わりません。
ビジネスでも、恋愛でも、伝えたいことが相手に伝わっていますか。
そこで、自分が届けたい思いがこれらの条件を満たしているかどうかを確認してみてください。
わかりやすく伝えること
たとえば、誰かに何かを伝える時には「中学生にも分かる言葉で」が条件です。
- 形容詞はなるべく「数字」に書き換える。
- わかりにくい、一般的な言葉は使わない
などなど…。
心に届く文章、よいメッセージって、実はシンプルで、「わかりやすく、伝わってくる」こと。
残念ながら、最後まで読んでも、結局何が言いたかったのかと首をかしげてしまうメッセージや、文章はたくさん世の中に転がっています。
フィードバックを意識すること
フィードバックがどういうものかを意識しましょう。
「自分が書いた、相手へのメッセージは、世の中にとってどうみられるのか」ということに対して自覚をすることが大事なんですよね。
会話でも、相手の反応に気づかない人は自分勝手に話し続けます。
会話をしていても、自分が話したことによって相手が喜んでくれたのか、なんかつまんなそうにしているのかという、反応をわかっていない。
それに気づかないのは自分勝手で、それはメッセージでも同じなんです。
自分で判断がつかないときは、友人でもいいので第三者に文章を考えてもらったりすることも大事です。
インターネットになると、届けたい人の顔が思い浮かばなくなる
文章ってなんか勘違いされやすく、「一方向の伝達」だと思われています。
だけど、そうではなく、文章も常にコミュニケーションなのです。
「どの言葉を使うと文意を一番受け取りやすいのか」とか、「これを書いた後に知りたいのは、これかな」とか、「これを言うと相手(読み手)はどう思うのか?」ということです。
相手への文章は、自分が組みやすいように書くのではありません。
やはり届けたい人に向けて、どういう順番だと受け取りやすいのか。
どういう感じなら、入りやすくて、感情移入できるのか。
一歩一歩、想像しながら、メッセージを組み立てるのが大事です。
それは、パソコンでも同じ。
その先には、相手の顔がある、みたいなイメージを持つことが大事です。
メッセージは一発勝負だってこと。
対面でのコミュニケーションって非言語が使えるし、言い直すこともできます。
相手がわからないという顔をしたら、「あ、それはこういことだから」って言い直すこともできます。
だけど、文章は一発勝負です。
チャットもLINEも同様です。
その一回こっきりのチャンスの中で、論理的にちゃんと伝えることが必要になります。
だけど、相手の気持ちを考えながら、追記が必要ないものにしなければいけないです。
自分よりも「相手」
どんな想いで書いたかよりも、相手がその文章をどう受け取りどのように感じたかが、あなたの文章の価値を決めます。
文章を書く時、メッセージを届ける時には、それを読む相手の行動を促すことが一番大事だから。
多くの人が、「自分がこれを伝えたいんだ!」って思いが先行してしまいます。
だから、相手がどう感じるか、相手に伝わるかがその後になっています。
だけど、そうではなくって、まずは、相手に「伝える」ために、書く。
読み手の存在を意識すること、客観的な目線に立つことが一番大事です。
日本的な「思いやり」の要素
LINEでも、チャットベースでも…。
昔から変わらず、日本人ってやっぱりベースとして、相手のことを思いやるといったものを持っているんです。
他者のことをもっとよく考えて、思いやりを持ったりその人の気持ちに寄り添って届ける。
思いやりの要素は相手に必ず伝わります。
これらを考えられなくなってしまっては、相手に伝わらないってことです。
昔も今も、なんらかの変化をもたらすのは「書く力」…あなたの心からのメッセージ
人の心を動かすことが文章の役目…。
世の中は、時代がAIの時代になっても、それは変わりません。
それがきっかけで恋が生まれたり、復縁ができたり…。
LINEの書き方次第で、恋人との関係がうまくいったりいかなかったり。
チャットで打ってしまった一発の言葉で、相手の心を動かせたり、逆に壊れてしまうことも。
企画書を読んで心が動けば上司は企画書を通してくれるでしょうし、エントリーシートを読んで「詳しく話を聞いてみたいな」と思わせることができれば面接に呼んでもらえます。
ネット上の記事や、文章を読んで「欲しい!」と思えば商品購入に繋がります。
そんなに意識していなかった子の文章を読んで「グッときた」り「感動した」ということでれば、もしかしたら付き合ってもらえるかも。
これらは全て「文章・メッセージが心になんらかの変化を与えた=人の心を動かした」と言えるのではないでしょうか。
この時代だからこそ、書く力は大切です。
一つのメッセージの可能性は、無限に広がっているのです。
まとめ
メッセージ?チャットや、ラインだから、簡単な文章でいいやって考えていませんか。
今すぐ思いを伝えたい…。
そう考えているのなら、相手に伝わるかどうかが鍵となっています。
現代において、書くことができるのはとても大切な能力。
伝えられるかどうかで、関係がうまくいくかどうかが決まります。
ビジネスでも、恋でも、自分が伝えたいメッセージが相手に伝わらない…と悩んでいる方は、いませんか。
話すことが苦手なら、文字の力で伝えてみてください。