五感が敏感すぎるHSPは、第六感も敏感な人が多いらしく、直感がよく当たります。
このHSP気質の人に多いのがこちらの「エンパス」の人。
エンパスの人は、エンパスならではの様々な特徴を備えてます。
良くも悪くもたくさんの特徴がありますが、「これこそエンパスだ!」と言える代表的な特徴があります。
そしてエンパス度が高ければ高いほど、とても辛いといわれています。その理由と対処法をご紹介します。
エンパスとは?
管理人作画「スチームパンクの世界」
「HSPとエンパスは同じなの?違うの?」という疑問を持つ人も多いようですが、HSPの中でも、特に相手の感情やエネルギーなどに対して繊細、敏感で感受性が強い人が、エンパス体質。
つまり、エンパス体質の人はHSPであると言えますが、HSPだからと言って、すべての人がエンパスが高い人ではありません。
エンパスは、病気ではなく、生まれつきの体質です。
共感力が人一倍強い人は、エンパス体質であるということ。
エンパスという概念は、日本人に多く、アメリカ人と比較すると割合が高いそう。
エンパスと同じような、敏感で感受性が強い人はHSP(Highly Sensitive Person)と呼ばれています。
- 一緒にいる人によって、自分が変わってしまう
- 眠りが浅いので寝ても寝ても眠い(常に外に神経が張り巡らされているため)
- 出歩くと疲れてしまう
- 相手の気持ちや考えを想像しすぎる、分かりすぎる
- 嘘や怒りイライラが分かる
- 自分でも気づかぬうちに他人の隠された意図を汲んで行動してしまう
- 自分に価値がないと思う
- 感情の振れ幅が大きい
- 絶対に1人の時間がほしい
特に、エンパスの人にはこのような特徴があります。当てはまっていませんか?
エンパスがなぜ辛い?
エンパス体質の人が、日常生活において辛さを感じることに、周りのエネルギーの影響を受けやすいというものがあります。
・落ち込んでいる人と一緒にいると、自分まで気分が暗くなる
・負のエネルギーが強い人と一緒にいると、ひどく疲れる
・負のエネルギーが強い場にいるだけで、具合が悪くなる
このようなエネルギーの影響による心身への負担も、エンパス体質の人の生き辛さの原因です。
ネガティブなエネルギーに弱く不調は、自分で自覚しやすい症状だと思います。
一方で、自分では気が付きにくいエンパス由来の生きづらさがあります。
1.他人事を自分事にしてしまう
2.自己犠牲をして、自分を見失いがち
これらは、無意識に他人を自分の中に取り込んでしまうことにより起きています。
実はエンパス体質の人の本当の辛さは、共感力が高すぎるがゆえ、負のオーラを全て吸収してしまうのと、自分が見えなくなってしまうので、自分なんて価値がない、と錯覚してしまうのです。
辛いのは、こういった理由で、エンパス体質の人は、自衛が出来ないからです。
特にこれにHSS型のHSPの場合には、刺激を求めたい気持ちもあるので、より一層傷つく回数が多くなりますよね。
エンパスはオフにすることができない
エンパスとは、共感力が人一倍高いこと。
これだけだと、良い気がしますよね。ただ、エンパスは共感力が高いだけではありません。
エンパスの人は、エンパスをオフにすることができないという特徴があります。
なので、相手の感情やエネルギーなどを自分の内面に取り込み、くっつけてしまう特徴があります。
つまり、良いものなら良いですが、怒りや負のエネルギーなども汲み取ります。イライラも伝わって、それがもろに体調や不調に現れます。
人の感情は、相手のもの。
他人が簡単にコントロールはできません。
でもエンパスの人は違い、人の感情を汲み取るので、誰かの怒りが収まらない場合には、その自分に罪悪感を感じてしまいます。
「どうしよう。彼の機嫌が良くならないのは、私のせいだ」「いないほうがいいのだ」と。
本来であれば、罪悪感など感じる必要は全くありません。
このようにエンパスは、相手のネガティブな感情の責任を取ろうとして辛い思いをします。
エンパスが楽に生きるためには
さて、これらを踏まえた上で、強いエンパス傾向をもっているがゆえに、辛い人はどうすればいいのでしょうか。
こちらにも紹介をしていますが、いくつか生き方にもコツがあります。
たとえば、どこをググって見てみても、エンパスは人に共感するがゆえ、看護師や、福祉の仕事、占い師が向いていると書かれています。
ただ、私はそうは思いません。
これはエンパスではない人が書いている記事だから、そう思うんじゃないか?って思います。
エンパスが楽に生きるためにはストレスがない環境で能力を活かしつつ生きること
エンパスが楽に生きるためには、自分を優先することが大切です。
エンパスは、主観や感覚・目に見えないものを感じ取る繊細さや「共感力」が特徴ですが、他者と繋がりたい人ばかりではありません。
他者と繋がることで、ストレスになるので、それを避けなければならないほど高いエンパスの人もいます。(SNSなど)
実はいろんな型があります。
2. 身体一体型(Physical Oneness):相手の身体のことを自分のことのように感じる
3. 感情直感型(Emotional Intuition):相手の感情が直感的に分かる
4. 感情一体型(Emotional Oneness):相手の感情を自分のことのように感じる
5. 精神性直感型(Spritual Intuition):相手の精神性が直感的に分かる
6. 精神性一体型(Spiritual Oneness):相手の精神性を自分のことのように感じる
7. 知性共感型(Intellectual Empath):相手の知識や思考プロセスを追体験する
たとえば、中には、相手の身体でも感情でもなく、相手の「感情」を読み取ることが得意な人もいて、その場合は「知性共感型」のエンパスに該当します。
そして、エンパス度も高めの人と、低めの人が存在します。
自分がどのエンパスなのか?そもそもHSPだけれど、エンパスでないのか、そうなのかを理解しておかないと、他人との付き合いで消耗することになります。
エンパス度が高い場合の対処法は異なる
もともと、エンパスは1人の時間を非常に重要視します。
本当に、エンパスが高めの人は、対人で成り立つ仕事だと消耗する一方です。
それは些細なことを考えすぎてしまうし、合わせすぎてしまうし、神経を使ってしまうから。
強めのエンパスの方は、他人の感情など、情報が入ってきすぎるため「何も考えないこと」はとても重要です。
そして、大体の人が、偉人が好き、芸術作品が好きなど、学ぶこと自体が好きだったりその能力に長けている人が多いとされています。
なので、自分のペースでできる仕事や、五感が優れていることもあるので、自らのセンスを生かした職業(料理人や作家など)はかなり向いているでしょう。
人と関わらずとも、繊細な感性を生かしたり何かを想像して、人に伝えるようなクリエイティブな職が一番です。
特に、感情一体型や、知性共感型の人はこの傾向が強いです。
エンパスの人が人間関係や恋愛が辛いなら
エンパスの人がつまづきやすいのは、対人関係で、人間関係や、恋愛です。
これはなぜかというと、相手の方がエネルギーが強い場合には、侵食されてしまうと言われていますし、大抵の場合、互いがエンパスに気づくことができないからです。
エンパス度が高ければ、高いほど、消耗し、恋愛も人間関係も上手く行かないと言われています。
そして相手にも分かってもらえず辛いという気持ちを抱えている人も多いです。
人間関係や、恋愛が上手く行かない、復縁や、辛いことばかりでストレスを抱えているなど、その他関係性に悩んでいませんか?
そんな場合、今後の未来や、どうすればいいのかなんて具体的なアドバイスがもらえるので、占い師に相談をしてみることもおすすめです。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
一部の人の生まれながらの気質であるエンパスですが、本来は体質なので、変えようがありません。
だからこそ、生き方や、ライフスタイル、仕事も、「どうすれば自分が楽なのか」を考えながら上手く付き合っていくことが大切です。
ただ、ストレスや生きづらさを感じることもあるかもしれませんが、その素晴らしい共感力と感性は社会に必要なものなのです。
他人に惑わされず、ぜひ自分なりの楽な生き方を探してみてくださいね。