理系で理詰めの夫に疲れた…言動をモラハラのように感じる…って悩んでいませんか?
理詰めとは、理系で、どんな話題にもきっちりとした根拠や具体性を求める話し方をすることです。
職場でも家庭でも、仲間内でも、問題解決しなくてはならない局面で、根拠は?結論は?と切り返されると疲れちゃいますよね。
そこで、ロジハラとは?ということとそれをされがちな時の対処法についてご紹介します。
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理詰めのロジハラとは?
「モラハラ」は有名ですが、昨今では、ロジカルハラスメントなんて言葉が話題になっています。
ロジハラとは、正論を振りかざし、理詰めで相手を追い詰めることです。
なぜこれが問題になるのかというと…セクハラやパワハラと同じように相手が心理的に圧迫されること。
本心を言えなくなってしまったり、仕事や共同作業に支障が生じやすくなります。
このため、ハラスメントの一種と捉えられています。
受け手が精神的に傷を負うだけではく、能力を発揮できなかったり、成果を上げにくくなるという大きなデメリットがあります。
ロジカル=悪ではない
ロジハラといいましたが、理系だったり、理詰めであること、またロジカルであること自体は悪いことではないのです。
ビジネスにおいて、物事を体系的に捉え筋道立てて考えるロジカルさは重要です。
なぜなら、効率的に、問題点を見つけ妥当な解決策を導き出せるだけでなく、ロジカルに物事を説明すると、相手は内容を理解しやすくなります。
自分と相手の認識がズレていたという問題も起きにくくなり、仕事がスムーズに進むので、必要な要素ではあります。
ロジハラの問題点
では、ロジカルであることが、時にハラスメントになってしまうのはなぜでしょうか。
その理由について見ていきたいと思います。
感情派の人は時に追い詰められる
理詰めの人を相手にした時に、感情の赴くまま話す人は、追い詰められてしまうことがあります。
例を挙げると、私は友達つながりで、最近NHK党の立花氏(本人)と電話で何回か話したことがあって(笑)
今も普通に電話したら、折り返してくれます!
色々相談したんですが、(支払いができないとかの相談じゃない)あの人って見たまんまなんですが、めちゃくちゃロジカルで、回転が早い人なんです。
全て理屈に変換したい理詰めの人で、さらに政治家だからすごい弁が立つ。
捲し立てられるし、普通に「えっ…」ってなります。
私も知識は自信あるんですが…フィーリング重視の女性だったら、苦手に感じるし、怖いって印象を持つでしょう。
でも別に攻めているわけではなくって、要するにこうだよね、って言ってくれて、最終、できる、自分がやると言ってくれるんで悪い人ではないです。
感情の赴くままに生きてきた私のようなタイプはもちろんですが、理詰めで言い負かす人がいたりすると、いたたまれない気持ちになることはあるでしょう。
仕事の場面ならまだしも、例えば友達同士の会話、パートナーとの会話で議論になった時、相手をぐるりと取り囲み、逃げ場をなくすような議論の仕方はちょっと意地悪に感じてしまうでしょう。
相手が逃げられる穴、謝れる余裕を残しておくのが、優しさだと思います。
感情面への配慮がない
理詰めの人は、人間は、今の状況に応じた感情を持つものってことを分かっていないことが多いですよね。
常に不安を抱えている状態だったり、混乱すると、わかんないことを言ってしまうような人も居ます。
コミュニケーションをするときは、このような相手の感情面への配慮も忘れないほうがよくて、ただロジカルに話をしただけでは、相手は納得していない場合も多いものです。
気分を害してしまう時さえあるでしょう。
「あなたの問題点はここにあります。理由はAとBでしょう。こう行動すれば解決できます。」
明らかにそうだったとしても、一刀両断に言ってしまってはロジハラになりかねません。
これは、相手の感情を置き去りにしてしまっているからです。
ロジハラをされてしまいがちな時の対処法
なんでもかんでも「ハラスメント」と名前を付けるのは変な風潮かもしれません。
ですが、もし誰かに理詰めで言い負かされて悲しくなったときどうすればいいのでしょうか。
強くなる必要はない
ロジカルな人を相手にした時、それ苦手な人は、反射的に強い姿、態度を示してしまうことがあります。
だけど、無理に自分を変えてしまうほど強くなる必要はないです。
まずは、その対応、対策を知っておくと大丈夫です。
ロジハラやめてくださいという
物事は多面ですから、ディベートもそうですが、材料と理屈さえあれば、いくらでも対立することが可能です。
基本的に理詰めにする相手は、「どこをやり込めることができるか」という点を見ているだけです。
なので、「なんで? 根拠は?」と詰められたらすぐ「ロジハラやめてください」と言うことにしましょう。
そうでないと、自分がただ我慢するだけの時間になります。
明確にロジハラ、モラハラの定義はないので、指摘すると怒られるかもしれませんが、「感情的な交流ができない感じが辛い」、と言ってみると良いでしょう。
相手は、それで相手を疲れさせていることに気づいていないので、そこで初めて気がつくはずです。
まずは、自分は理詰めがしんどくなるタイプだってことを言ってみることが大事です。
相手の感情を想像する
自分の論理が正しいかを考えるのは保留して、まず相手の感情を考えてみましょう。
相手はどのような状況にいて、どのような感情で話をしているのかを想像してみてください。
ロジハラだと感じていても、別にあなたを責めてるわけではないケースもあります。
怒られているように感じたとしても、相手の立場に立てば、そうではないことに気づくことがあります。
ロジハラをする人と距離をとる
簡単な対処法としては、ロジハラをする人とは必要最低限の会話だけをし、距離を取ることです。
自分を尊重してくれない人と無理に近しい関係になる必要はありません。
組織で仕事をしている以上はすぐに関わりを減らすのは難しいと思いますが、積極的に話をしなければいいです。
本当に頭がいい人なら、気持ちよく納得させる
本当に頭がいい人なら、馬鹿だと思う相手にでも気持ち良く納得させるスキルを持っています。
上から理詰めをしたり、マウンティングしたりしません。
ウィンウィンにできるようにうまく画策するはずです。
なので、そういう人なんだ、と泰然とかまえていいと思います。
まとめ
ロジカルであることは仕事において必要不可欠です。
だけどロジカルなだけではコミュニケーションは円滑に進みません。
なぜなら、他者とコミュニケーションをするときには、論理だけではなく感情面への配慮も欠かせないものです。
今は、論理的なだけでは凶器にもなりうることを忘れず対処しましょう。
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