ガスライティングの手口とは？心理的な虐待？対策はある？

10分55秒

ガスライティングをされて悩んでいませんか？

ガスライティング（英: gaslighting）は心理的虐待の一種であり、被害者にわざと誤った情報を提示し、被害者が自身の記憶、知覚、正気を疑うよう仕向ける手法[1]。例としては、嫌がらせの事実を加害者側が否定してみせるという単純なものから、被害者を当惑させるために奇妙なハプニングを起こして見せるといったものまである。
「ガスライティング」という名は、『ガス燈』という演劇（およびそれを映画化したもの）にちなんでいる。現在この用語は、臨床および学術研究論文でも使われている[2][3]。
ウィキペディア

ガスライティングは心理的な虐待の一種です。

被害者にわざと謝った情報を提示し、正気を疑うように仕向ける方法で、嫌がらせとして行われます。

ガスライティングは被害者の体・精神・生活・家庭・自尊心を破壊する巧妙な手口の集合体で、最近では相談が増えているそうです。

そこで、ガスライティングの手口と、その相談先や対策についてご紹介します。

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Table of Contents

ガスライティングとは？どんなもの？

ガスライティングとは、「心理的な虐待」の一つです。

ガスライティングとは、ターゲットに対して誤った情報の伝達や些細な嫌がらせを繰り返し精神的に追い込む集団ストーカー行為の一つです。

近年ではネットの普及により個人情報の取得が容易になりましたので、ガスライティングの被害を自覚する人は増えてきていると言われています。

目的としては、主に「社会的信用を落とすこと」、「精神状態を著しく落ち込ませること」で、特定の誰かを貶めるために行います。

ガスライティングの特徴と目的

精神を病ませて追い込みたい
立場を悪くしてコミュニティ内から追い出したい
逆上させてなにか道を踏み外す用に仕向けたい
周囲から孤立をさせ社会的に抹殺したい
虐げることで満足感を得たい

基本的にはこのようなことが目的です。

物を壊したり、盗んだりするような、従来のわかりやすい嫌がらせとは違い加害者を指摘しづらく、匿名で行われたりすることも。

そして、巧妙な手口になりますので、被害者は自分が被害にあっていると自覚するのが難しく、ストーカー規制法にも該当しません。

ガスライティングの手口って？

ガスライティングにはさまざまな手口があります。

ガスライティングの手口

被害者にしか気づかれない事を裏で起こす
勘違いかも？とバレないことを頻発させる。
家族には攻撃せず被害を共有させない。
精神的な病気だと思わせる。
被害者の評価・職場での環境・周囲の評価を悪くする。
全てにおいて自分が悪い・自分のせいだと思わせる。
被害者だけではなく、味方や周囲に被害者がおかしい、狂っている、悪いやつ、嘘つきだと思わせる。
無力だと思わせる

元々はマインドコントロールの手法として宗教団体などがこういった手口を使ってきました。

しかし、現在、カルト教団のみならず、人を服従・破滅させるためにガスライティングを使う団体、企業の中ではもちろんですが、個人も数多く存在しています。

特にネット上で匿名で相手を陥れる手法を用いる人間も増えてきています。

加害者のやり口は「被害者を貶めること」ですので、要するに気に入らない、それができる環境であれば、上手く相手の信頼度を周囲から落としていくというのがこちらのガスライティングの特徴です。

ガスライティングを受けた被害者はどうなる？

私も実際にこちらの「ガスライティング」に近いことをされたことがあります。

被害者はどうなるのかというと、例えば明らかに白いものを被害者以外の人間全員があえて「黒」だという風に仕向けますので、被害者は自分がおかしいのか、と錯覚し、周りもその人がおかしいと思い込みます。

そして、被害者は次第に精神的に追い詰められます。

不特定多数の人間が一人の人間を追い込むことから、その人間はその場所からいられなくなります。

自分が悪いのかも？と自信を失い、場合によっては噂が噂を呼び、人生を壊されてしまうことも…。

被害者は人間不信になったり、最悪の場合自殺をしてしまうこともあります。

ガスライティングへの対策ってあるの？

ガスライティングに対策ってあるのでしょうか。

ガスライティングの対策ですが、心が傷ついてしまい、立ち直れなくなってしまうことも有り、最悪自殺をする人もいます。従って、対策をすることは必須です。

ガスライティング実態の証拠と犯人の特定

ガスライティングの実態は非常に悪質です。

もちろん、警察に被害を相談すべきだと思った人も多いことでしょう。

しかし現状ではガスライティングを取り締まる法律はないため、加害者たちを逮捕してもらうことはできません。

ガスライティングは人の人生を壊してしまうだけの力がある悪質な行為ですが、証拠もなければ、目に見える犯罪ではなかったりしますので、警察が介入できないことが多いです。

ただ、ただ、犯人の身元と被害状況の証拠がそろうことで、犯人に対してガスライティングを止めるよう禁止措置を講じることや損害賠償責任を問うことはできます。

犯人の特定や物的証拠は保存しておきましょう。

ガスライティングについて知る

自分には覚えがないのに、追い詰められる手口を取られている…。

大勢の人間に噂されている…。

相手がひとりじゃない…。

こうなると、これはガスライティングの可能性大です。

ガスライティングが、相手を陥れるための方法だと知っていたら、今回仕掛けられているのが巧妙な罠であるということを気づけるはずです。

無視をする

ガスライティングを仕掛けられた場合、大勢を集めて、その人を陥れる行為が仕掛けられます。

気にすればするほど意図にはまってしまうことになります。

コミュニティから外れたり、あるいは無視をする…。ということが大切です。

目に見える被害がなければ無視をして立ち去ることで、それ以上傷つかないこともあります。

相談をする

そのコミュニティの中で、味方と思っていた人に相談をしても、周りも言い分を認めてくれないこともあるでしょう。

このため、コミュニティの外にいる人や信頼できる人に相談をするようにしましょう。

また、メンタルのケアも大切です。

24時間利用できるチャット相談などで、秘密に相談できる場所で思いや気持ちを吐き出しましょう。

相談できる人が誰もいないのと、聞いて貰う人がいるのではメンタル面で雲泥の差があります。

まとめ

ガスライティングは不特定多数の加害者が分かりにくい行為で、陰湿で厄介な迷惑行為です。

私も未だに、ガスライティングのようなことをされた経験は、思い出すことがトラウマになります。

やった方はそのうちの一人かもしれません。

ただ、被害者側はそうではなく、そのコミュニティに戻ることはできなくなり、メンタルがやられ、自信をなくしてしまいます。そして、同じように振る舞うことができなくなります。

人間不信状態になり、信じられなくなってしまいます。

もし被害にあっている可能性がある場合は決して加害者の目的に沿うような行動はとらず、参考に対策をしてみてくださいね。