「あのとき、こうしていればよかった…」「あのとき、あんなことしなければよかった…」そんな気持ちを持ったことはありませんか？
気がつけば思いは過去へ。仕事、お金、人間関係、恋愛のこと…押し寄せる後悔に「なんて自分はバカなんだ…」とため息をついたりしていませんか。
たびたび過去にトリップしやすいあなたは、人生の後悔を消す方法を探しているんだと思います。
そこで、後悔しない方法や、後悔を消す方法についてご紹介したいと思います。
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過去の後悔の悩みについて
過去の後悔ってどんなものでしょうか？
- もう終わったことなのに、なぜあんなことをしたのだろう
- もっと冷静になってればこんなことにならなかった
- たびたび過去にトリップする
- こうしていたらどうなっていたんだろう、って想像したりする
- 今から後悔した過去を取り戻すために、色々試行錯誤している
過去に後悔を残している人は、こんな風に堂々巡りしたり、いつまでも考えてしまいます。
過ちや失敗ばかり思い返されたり、あの時ああすれば良かった、あの時こう言えば良かった、あの時の判断は間違えていた‥等、いかに自分が未熟で無知でバカな判断しかできなかった事を悔いている人もいるでしょう。
「過去の後悔はどうしたら痛みが取れて前向きになれますか？」って悩んでいませんか？
あなたが後悔している行動は、それしかできなかったと受け入れる
一つ言えるのが、人は、その時々で精一杯のことをしていると、思うんです。
私にも後悔していることが結構あります。
それは主に、学生時代のことです。
経験した恋愛や、選んだ道のこと。その時代の恋愛の終わりについては今でも夢に出てきます。
これを見ているあなたも、過去を振り返るとき、こんな思いが妄想のようにあるはずです。
「もう一度、あの瞬間に戻ってやり直せたら…」
でも、この思いを抱えているのはあなただけではないはずです。
生きていたら、誰もが一度はそんな思いになるものです。
でも、そんな時、こう考えるようにすることがおすすめです。
それは、「あなたが後悔している行動は、それしかできなかった」ということです。
- 「もう一度、あの瞬間に戻ってやり直せたら、こうしていたのに…」
- 「もう一度、あの瞬間に戻ってやり直せたら、あんなことしなかったのに…」
後悔が残っている人って、たとえば相手とのやりとりを、思考の中をまるで終わりのない螺旋階段のように繰り返して、楽しかった日々を思い出します。
そして、後悔の念が回遊しますよね。
同じ場面を何度も思い起こしては、グルグルと同じ思案にふける…これが「後悔の念」。
でも、私が思うに…あなたが後悔している行動は、その瞬間、それしかできなかったのです。
その時点のあなたは、その行動しか取れなかった、未熟で若かったのです。
時間を巻き戻すことができたとしても、時間を巻き戻すということは、今のあなたも巻き戻すということだから願いは叶いません。
今現在の、自分の精神状態、身体状態をはじめ、知識、情報、記憶、所有物、経験則にいたるまで、すべてその当時の状態に戻るとしたら…。
何度、その瞬間に立ち返ろうと、あなたは同じ行動しか取れないというわけです。
今後悔があるというのは、今の状態のあなただから見えることであって、当時のあなたには見えないこと。
俯瞰して見える事柄は、当時のあなたには俯瞰して見れていない物事です。
だから、どれだけ後悔していようと、それは当時のあなたが考え得る最善の行動だったことを受け入れてみてください。
過去はその状態のあなただったわけだから、あなたがコントロールできるのは、「今」だけなのです。
今を幸せに生きることができていないから
過去の思い出ばかりを思い出したり、過去こうすればよかった、って思う原因は「今を幸せにできていない」っていうのが大きな原因です。
過去が原因ではなく、「今を幸せに生きられていない」これが根本的な原因。
これさえ分かれば、解決策は自ずと見えてきます。
- 結婚したけど、幸せを感じていないから
- 起業したけど、うまく行っていないから
- 賭けてみたけど、負けてしまったから
つまり、原因は過去にあるのではありません。
本当のところは、あなたが「今」に満足できず、幸せに生きられていないことが、あなたが過去を後悔する最大の原因だったのです。
後悔するのが人間らしさ
後悔してしまう自分はおかしいの？って思う人もいるでしょう。
後悔ばかりしている自分をなんとかしよう、後悔している自分はネガティブだ…そんなふうに思う必要はないです。
私も、ネガティブなタイプの人間です。
だけど、後悔するのが、人間らしさです。
人はみんな、そんな完璧にはできていません。
だから、時には、間違ったこともするし、後悔もします。
でも、それを含めて、あなたの人間らしさです。
だから、その完璧じゃない自分を認められるかどうかです。
「その時の自分なりに精一杯やっていたんだ」と、「あの時は、それが精一杯だったんだよ」とその時の自分を少し、許してみると、気持ちが楽になれます。
過去のことをどうしても思い出してしまって苦しい時は？後悔しない方法
どうしても過去のことを思い出してしまって苦しい・・そんなこともあるかも知れません。
過去の後悔が離れない、もう後悔したくない、って思う人もいるかもです。
そんなときにはどうすればいいのでしょうか？
後悔しない方法もご紹介します。
過去のことについて徹底的に考える時間を作ってみる
「あの日を忘れた」…こう口にするのは楽です。
よく、忘れたい過去があったり、解き放たれたいものがあれば「今に目を向けよう」って人はいいます。
でも、内向的な自分も、過去について考える自分も、認めてあげるべきです。
むしろ、毎日、何時から何時まではそのことについて考えるように自分を強制してみます。
考えて、考えて、ぐるぐる思考した結果が、私のこのブログにも現れていると思います。
人の脳は良くも悪くも飽きっぽいところがあります。
なので、強制的に考え続けようとすると、そのことに飽きてしまって、不思議とその何かを手放せるようになります。
引っかかっていることを思い出して、浸って考えて見る時間っていうのは哲学的な時間です。
いわば、この時間に、人は共感力が磨かれます。
この時間は、自分の内面を高める時間です。
そういうのもとても大事だって思いますよ♡
過去の弱さが今の強さにつながっている
次に、過去の自分の弱さについてです。
私は過去の方が今よりも圧倒的に弱かったです。
- あの人は元気かな？
- 私は間違っていなかったかな？
- どうしてこんな道を選んでいるんだろう？
こんな感じで、全く立ち直れず、後悔ばかりしてきた記憶があります。
でも、そういった過去の弱さというものは、実は今の強さにつながっているように思います。
過去に弱い自分がいたからこそ、強くなろうと思えているし、それが今につながっている。
今の私は、後悔するような行動ってほとんどしなくなりました。
ある意味、今、もし自分の中に後悔するような過去がなければ今に至っていません。
過去にはなかったような強さを持つことができていると言えます。
後悔は「自省」をすることになるので、自分の中に強さを生み出してくれるきっかけなんです。
その時の感情で判断しないこと
後悔で苦しんでいる人は、その時の感情で判断してきたはずです。
長い目で考えず、その時時で感情を爆発させて後悔している方が多いと思うのです。
たしかに、その時のあなたは精一杯だったかもしれない。
けれど、この先、後悔のない人生を送りたいなら…。
その時だけの、感情で判断することをなくしていく必要があります。
これだけで、後悔を防ぐことができます。
私は、感情が溢れ出しそうになったとしても、心のどこかは冷静にいるようにしています。
したがって今では、後悔しないかどうか、どんな時も、平然と判断できるようになりました。
後悔で苦しんだ経験がある人は、過去よりも、ずっと「後悔のない自分」で生きていけるようになっているはずです。
まとめ
いかがでしたか？
今までのように、過去をうらめしく思い、憎み、許せない気持ちになっていたとしても、徹底的に考えてみていいって私は思います。
過去を振り返ってネガティブな感情に支配されていたとしても、それが今度は自分の中で、強さに変わっていきます。
文字通り、後悔しない行動を取れるようになるし、自然な「前向き」な人生に変わるのです。
あなたは、その時、精一杯の行動をしていた、その軌跡が今だから…。
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