親ガチャの意味とは？人生で親ガチャに失敗した…そう感じる人の克服の方法。

「親ガチャ」という言葉の意味をご存知でしょうか？

この頃、主に若者の間でたまに見かけるネットスラングです。

どういう意味なの？って詳しく知らない人もいれば、その言葉で激しく自分の状況を呪っている人もいるかも知れません。

そこで、親ガチャで失敗した…って感じている人に克服法などをご紹介します。

親ガチャとは？

親ガチャとはどういう意味なのでしょうか？

親ガチャは以下の意味を言います。

親ガチャとは、そのままの意味で、もともとはネットスラングから始まったものです。

親ガチャって聞くと、「自分はどうだろう？」って考えてしまうのが、人間だと思います。

親ガチャの由来って？

ちなみに「ガチャ」は、スマホゲームのガチャが由来となっています。

どんなガチャでも、アタリが出るかハズレが出るかは、完全に運任せですよね。

運で決まっていたり、あらかじめ「自分の意志や努力が結果に一切干渉しない物事」は、ガチャと呼ばれる事が多いです。

両親においても、人間世界では大きなウェイトを持つって言えると思います。

どの親から生まれてくるかは、完全に運次第。

容姿、頭脳、運動神経、性格などなど…親がいわゆる「ハズレ」だと、それゆえに、人生が上手くいかない時が圧倒的に多くなる。

だから、自分を卑下する時に「親ガチャ失敗した〜」と口走る人が多いと言われています。

リセマラの意味

また、親ガチャとセットで「リセマラ」という言葉が使われる事があります。

リセマラとは、当たりを引くまでゲームをリセットする事です。

そのまま親ガチャに当てはめると、あまり良くない意味だけど、「良い家庭環境の元に生まれたい」と願い、自殺をしたり「リセットを繰り返す」という意味になる。

もちろんジョークとして使われることが多いです。

子供ガチャもあり

また、最近では、「親ガチャ」だけではなく、子供を産む方がガチャ要素は強いって言われています。

親が賢くても、子供が優秀だとは限りません。

子供がバカだったり、ろくでもない子供だったり、自分がきちんと教育をしたつもりでも、思い通りにならない、って場合には、「子供ガチャに失敗した」って言い方がされたりします。

親ガチャ、「人生ガチャ」に失敗したと感じてしまう理由

親次第でその後の人生が決まってしまうから

人生って、親次第で、ある程度その後の人生が決まってしまいます。

お金がなければ、人一倍苦労をすることが目に見えているし、勉強をしたことがない親なら、自分もまともな学歴を持てないまま、おとなになるわけです。

要するに、もともと「持っている」人よりも多くの回り道をすることになります。

結局の所、世の中お金です。

教育を受けるにも、何をするにも、お金が必要になるので、最初から不利な立場にいるわけです。

親ガチャで這い上がることは相当難しい

「親ガチャ」とは、どんな親や境遇のもとに生まれてくるかは運任せってこと。

たとえば、令和2年度は、児童相談所の児童虐待対応件数は20万5029件、過去最多となっていますが、ひどい親がいるのは現実。

世界はまだまだ、どんなガチャを引いても豊かに生きられる社会にはなっていないし、その中でも、親ガチャはかなりのウェイトを占める。

這い上がることはなかなか難しく、選択肢は非常に狭くなってしまうって言えます。

ハズレガチャを引いたかも…そんな時の克服法

私の場合は、親ガチャは「そこそこ当たり」かもしれないけれど、もっと大当たりだったらな…って思うことも多々あります。

親ガチャは運命には逆らえないし、人生終わってる？って思う人に克服法をご紹介します。

親ガチャよりも、国ガチャのほうが深刻

親ガチャよりも国ガチャの方が深刻ではないかって私は思います。

子供は親を選べないというけど、もっと言うと生まれる国や地域だって選べない。

その意味では、全世界の中において日本で生まれ育ったことは誇ってもいいことだし、まだまだ日本よりもいい国は少ないです。

日本国内では、すぐに、日本の悪口をみんながいうけれど、日本よりもいい国って一体どこでしょうか？

世界最大の経済大国の米国と、米国以上のＧＤＰを持つＥＵの中心であるドイツなど、暮らしやすそうな経済大国もあるけれど…アメリカの国内は銃社会であり国民皆保険も満足に整備されていない。

ドイツは、外側から見て、最高の優等生国家だとしても、東欧経由で中央アジアの難民が歩いて渡ってこれるので治安は日本よりも良くない。

そう考えると…国ガチャであたりを引いた私達って、親ガチャで多少ハズレても、かなり助かっているんじゃない？

やっぱり、日本が一番恵まれているのでは？って考えると、かなり気持ちも紛れると思います。

知性は自分次第で向上させることができる

美貌や外見がどうだ、って低レベルな話をする人が多いけれど、人間に大事なのはまず「知性」だと私は思います。

なぜなら、地位も外見も、年齢と共に失われるから。

「知性のある人」は年齢を問わず、魅力的。

知性の定義は様々ですが、一般的には、物事を適切に理解・分析できる能力や大衆に迎合せず、成功できるスキルを持つことをさします。

そのため、知性が発達している人はその時の感情や自我にとらわれず、独自の見解を常に持ち、賢く生き抜けるわけです。

唯一の救いは、知性は、何歳からでも向上させることができるし、先天的な要素だけでは決まりません。

そして、外見よりもずっと長くキープできます。

親ガチャでハズレたなら、知性を磨いていくことが、成功の秘訣だと思います。

誰でもどこかでハズレを引くこと

親ガチャ出生地ガチャハズレ…。

人生不利で辛いって悩んでいる人もいるかも知れない。

ですが、誰でもどこかで「ハズレ」を引くことがあるってことを頭に入れておくと、気持ちは楽になります。

たとえば、上級国民の親も、下級国民の親も、必ず子供ガチャを引いている。

もちろん、親が優秀なほど子ガチャに成功する確率が上がるが、それはあくまで確率であって、トンビが鷹を生むこともあるし、優秀な親から無能が生まれることも多い。

誰でもハズレを引くことはあるし、ずっと勝ち続けられる人は稀。

それに、親ガチャにハズレた人は、それだけ次は当たりを引けるように努力できるってことです。

親ガチャ子ガチャ言ってるやつはそういう育て方、育てられ方したヤツ

親ガチャ、子ガチャ言ってる人は、…そういう育て方、育てられ方した人なんです。

親の責任って、ある程度まではあるかもしれない。

けれど、20歳過ぎたら、普通にその人の人生を生きられるわけだし、全部の責任は自分が負う。

だから親は関係ない。

いつも、その先は自分の努力だって私は思います。

親ガチャ小ガチャ言っている人は、人生に失敗した、落第組か、自分の責任を転嫁したい…そんな感じの人。

だから、そういう言葉を解き放つ人を救う社会にしよう、なんて考えなくてもいいって思います。

まとめ

親ガチャで失敗したかもしれない…ってこの考え方が世間で広く認知されることで、もしかしたら、子供が苦労するような中途半端なスペックの人達が次の世代残さないから広く知れ渡るのはいいのかもしれないです。

それで、少なくとも不幸だったり虐待される子供は減るメリットはあります。

だけど、自分の人生は、自分が主役。

途中からの責任は自分にあるって考えたほうが、早いんじゃない？

失敗だと感じている人は、国ガチャなど、「当たっているガチャ」にも目を向けてみることが一番です。