夏はとにかく台風などの影響で降水量が多く、台風・大雨・豪雨による水害など、自然災害による国難は後を絶ちません。
この自然災害のカルマは、本当に一体どういうことになってるのだろうと気になっていませんか?
そして、雨や雨が好きな人の心理や、何かしらのスピリチュアル的な災害の意味が気になりませんか?
そこで、雨のスピリチュアル的な意味と、その雨が好きな人の真理をご紹介します。
「雨」のスピリチュアルな意味は?
雨にはいくつものスピリチュアル的な意味があります。
よくスピリチュアルで言われている意味から、自然災害的なカルマだという意味合いもありますので、ぜひチェックしてみてください。
「浄化」の意味を持つ雨
スピリチュアル的には、雨は浄化を意味します。
雨は“気”をキレイにし、全てのバランスを整えてくれるといわれています。
全ての物には“気”が存在し、“気”が汚れるとバランスを崩して世界は成立しなくなってしまいます。雨が降らなければ、多くの作物が育たず、地球のバランスが崩れ、人間の体内も影響してしまうでしょう。
“気”を浄化する雨は、この世のバランスを保つために非常に重要な役目を持っているのです。
つまり雨は、雲がくれるスピリチュアルな贈り物で、この世の全てを浄化してキレイにしてくれる存在なのです。
「大雨災害」は自然との道徳的乖離が進んだときに現れるしっぺ返し
人智学で「アーリマン」と呼ぶ悪魔的な力は、人類を襲うと言われています。
はるか昔から、こうした「魔的」な力は、人類に試練をもたらし、克服させることで進化させる役割を果たしてきました。
今の日本、人々は、もともと自然諸力への信仰が高い民族だったのですが、最近では、神道的なマインドから離れてしまい、過度に物質主義的な文明へと突き進んでいる傾向が強いです。
そうなると、神秘学では、古代アトランティスと呼ばれた文明が沈んだのも同じ理由で、自然災害である大雨や、洪水、津波などが引き起こされると言われています。
「水」を中心とした災害に合うということの意味。これは、霊的視点から考える目線も実はあります。
エネルギーを左右する雨
湿度が高く不快だと感じる梅雨、そして雨の日こそ、全てのエネルギーは高まります。
湿度が高い方がエネルギーは通りやすく、実は運が開きやすくなるのです。
様々な良いチャンスに恵まれ、幸せになるキッカケを掴むことも期待できるといわれています。
雨は、エネルギーを大きく左右する存在なのです。
そして、雨が降ることによって、「プラン変更で自分が何を感じるのか」が重要です。
そして、そこに備える「意識」というものが芽生えるきっかけになります。
備えるということは「起こらない」、「これ以上悪くはならない」ということを示しています。
急いだり、焦ることなく天に任せることにより、最適のタイミングで最高なことがやってくるということかもしれません。
自然の象徴と癒やしと幸運
雨というものは、嫌なイメージがあると思いますが、晴れの日があるから、雨の恵みにも感謝できる、自然界は陰と陽の絶妙なバランスで成り立っています。
「慈雨」という言葉があるように、雨は必要とするすべての生き物にとって癒しと言えます。
雨の日は感覚が研ぎ澄まされると言われています。
空気中の目に見えないチリや汚れが雨で浄化され、自然界のエネルギーが普段より感じやすくなるからかもしれません。
雨が好きな人の多くは、感受性が豊かな性質を持っているようです。
内側から溢れる感覚にしたがって、動くので幸運が呼び寄せられると言われています。
雨が好きな人の真理とは?
一人の時間を大切にする
雨が好きという方は、雨が嫌いな方に比べて少数派のようです。
人は人、自分は自分、と周囲を気にしない方は、雨を好む傾向があるといわれています。
また、内向的な人は、基本的には感受性豊かで内面世界が充実しています。
世の中は、外向的で活動的な方が、もてはやされるような風潮がありますが、その反面、内心は無理をしていたり、辛いという方、疲れを感じてしまうもいるのではないでしょうか。
雨の日にはそういった気質を持つ人は、本来の自分に戻り、自分を癒やすことができるのです。
断ることに痛みを感じない
外出が好きではない方にとって、そもそもお誘いがかからない雨の日は、気楽で、気疲れで休みたいときも、雨を理由にしてしまえば心が痛みません。
延期やキャンセルになることもありますよね。
普段から断りづらい予定や雨の日は断ることができます。
基本的に、うちにいるのが好きな人にとっては、雨の日は、さらに家での活動が充実する口実ができるのです。
内的世界と静けさを好む
雨の日は眠いという方も多いのではないでしょうか。
雨の朝は、太陽の光の刺激がないので、お休みなら時間を気にせず、気持ちよくまどろむことができます。
夜の寝つきもそうですが、お昼眠も気持ちよくできますよね。
雨音に耳を澄ますと、時間を忘れますが、ときに静けさを好む性格や気質の人が雨を好みます。
内的世界を持つ人は、特にアンニュイな気分に浸りたくなりますよね。
そのきっかけを雨が作ってくれるというわけなのです。
まとめ
いろいろな雨の意味やスピリチュアル的な意味や、雨が好きな人の心理についてですが、これを知っていると雨に対してのイメージが少しでも変わればと思います。
雨の持っている浄化や癒しの効果、良い気の流れを変えたり、また予定が狂ってしまうことによって生じる自分の内的なバランスを取る日だと考えてみると、雨の日の受け取り方が変わってきます。
そして、嵐や台風、大雨災害は自然の掟を忘れ、物質社会へと傾倒し過ぎのワタシたちへの自然界からのしっぺ返しとも言われています。
雨の日は、浄化という意味もありますが、私達に大切なことを、自然災害として教えてくれることもあるのです。
そして雨の日は自分の心をセットアップするいい機会です。
雨の浄化作用をうまく使って、日ごろの疲れや憂いをリセットする期間にしませんか?