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非日常の出来事が興味を惹きつけるのはなぜ?「刺激を求める人」に共通する心理

なぜか非日常を求めていませんか?

非日常というのは、旅や、刺激的な体験など、とにかく日頃の生活とはちょっと違う時間のことをいいます。

なんでそういうものを求めるのか、気になっていませんか。

そこで、非日常を求める心理や、その理由についてここではご紹介したいと思います。

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非日常をなぜ求めるの?

人間は非日常を求める生き物。

モノクロの毎日よりカラフルな世界を願う生き物です。

毎日の変わらぬ日常…「なんとなく物足りない」って飽き飽きしたと思うことはありますか?

私の場合は、しょっちゅうこういう気持ちを抱えています。

人によって同じような毎日を繰り返すことで幸せを感じる人もいるでしょう。

何も考えずに「ルーティンワークをこなせればいい」って人もいれば、日々何かしらの刺激を得ながら生きていたいと思う人もいます。

日常の中で起こる適度な刺激は私たちにとって生きる喜びや活力になることは間違いありません。

そこで、なぜわたしたちは、非日常を求めるのか?ということについて理由を見ていきたいと思います。

実は「遺伝子」が深く関係

非日常を求める人と、そうではない人…実は遺伝子が関係していることをご存知でしょうか?

映画でも、ゆったりとした日常系のものを好む人もいれば、スリリングなものを好む人もいます。

スリルを好む人とそうでない人、何が違うのかというと、実は「遺伝子」が深く関係しているようです。

私たちの遺伝子には刺激欲求に関連するものがあり、その遺伝子の型によって好みが異なっているのだそうです。

刺激欲求が強いか弱いかは、およそ5割が何らかの遺伝で決まっていると知られていました。米国国立衛生研究所(NIH)の研究グループは、ついに「刺激欲求」に影響するとみられる遺伝型を突き止めることに成功しました。解析の結果、脳に存在する「CTNNA2」というタンパク質を作る遺伝子に、刺激を求める性格に関連するSNPがいくつか見つかりました。

・TTの遺伝型を持つ人は「刺激をあまり求めないタイプ」
・TCの遺伝型を持つ人は「刺激をやや求めるタイプ」
・CCの遺伝型を持つ人は「刺激を求めるタイプ」

という遺伝的傾向を持っているといえます。

参照:mycodeより

ただ、その人の経験や環境によっても好みは変化してきますので、遺伝子で100%決まるようではありません。

このタイプの方は、刺激を求めるがゆえに、常に人生において新たな視点を探す必要が出てくるため、非日常を求めるのです。

純粋な探求心

刺激を求める人に多いのが、純粋な探究心が強い人です。

このタイプの人は、好奇心旺盛で、色々なことに興味を持ちます。

基本的に動物は「好奇心」を備えています。

「見慣れないもの」「新しいもの」に興味を抱いてしまう本能的な衝動を持っているのです。

安定のためには発展が不可欠ですが、このタイプの方は、好奇心というものが細胞に刻み込まれているわけです。

どちらかというと、チャレンジ精神にあふれていて、気になることは何でも挑戦してみたくなります。

それが危険であったり、常識から外れていたりしても、本人はその欲求を満たしたいので突き進んでいきます。

HSPの人はHSSの気質を持っている場合もある

HSPとは全く逆の性質であるHSSですが、実はHSPの気質を持つ人の中にはHSSの気質も持っている人がいます。

その割合は、HSPのうちおよそ3割程度であるというデータがあります。

この方の場合、刺激に敏感で疲れやすい気質と刺激や変化を求める2つの気質に振り回されて、疲れ果ててしまうこともあります。

ストレスを感じやすい

刺激を求める人に多いのが、日常生活の中で大きなストレスを抱えており、不安感や我慢の多い生活をしている可能性がある人です。

人間は繰り返しの循環リズムの内に生活をしています。

繰り返しとは、日常の極度の緊張を要する労働と、非日常で思い切りハメを外して弛緩する祝祭の繰り返しです。

元々、人間は、このようにリズムを付け、感情にめりはりやけじめを付けながら、生活をしていますが、過度の緊張を強いるためストレスを感じている場合には、このリズムがうまくいきません。

活動主義的な価値観が強いと、日常のルーティンワークに対する倦怠感が再生されている状態に陥るのです。

従って、ルーティンになりがちな、仕事や家庭、恋愛などで不満が募り、それを発散させるために刺激を求めます。

通常の人は、ふとした刺激で満足できますが、このタイプの方は、日常の生活に代わり映えがなく、退屈で満たされない気持ちでいっぱいの人です。

「共有」で緊張や不安を解消

『運命共同体意識』と言われますが、こうした状況で人間は「自分の感情を昇華したくなる」ことがわかっています。

例えば興奮を共有することで、緊張や不安を解消することができます。

今は誰でも容易に発信できるネットがあり、刺激と非日常を共有することによって、より一層人とつながることができるのです。

非日常を体験できるコト

不倫

不倫とは「現実を生きていくためのパワーを充電する場所」と「願望を叶えてくれるもう一つの場所」です。

そして、不倫は、お互い結婚というゴールをしているので、純粋に恋愛のみを楽しむことができます。

このため、自分の努力次第で不倫関係は長年継続することができます。

バランスを間違えずにいることで、不倫関係を非日常として楽しむことができるのです。

特別な大人旅をすることや、限られたホテル・旅館などに宿泊することは、非日常体験できる一つの方法です。

客室数の少ない大人な隠れ宿には、華美で洗練された雰囲気に溶け込む丁寧な心づかいがいっぱいです。

都会の喧噪から離れたラグジュアリーな空間で、誰にも邪魔されない非日常を体験することができます。

ドラマ

みなさんは、テレビドラマは好きですか?

サスペンス・ミステリー・スリラーなど、さまざまなジャンルのドラマが多数制作されており、これらは、私たちの生活に非日常の面白さや刺激を与えてくれます。

テレビドラマの世界観は”非日常”。

現実離れした、非日常な世界を体験できるのがドラマで、ワクワクを手軽に体験できる方法の一つです。

非日常はどこにある?心がけたいこと

仮想的な非日常の世界に入り込む

日常から逃れたいが危険は冒したくないという人もいるでしょう。

その場合には、小説や映画などの仮想的な非日常の世界に入り込んでみましょう。

たとえば、スポ-ツ選手が身体を使って非日常の世界で闘っているのを見ることで代理的な満足が得られると言われています。

ただし、現実的にやったことがないと、それらがコンプレックスになり、現実に対して腰が引けてくるため、やれそうなことは、自分で体験してみることも大切なことなのです♡

過度に求めるのではなく、適宜に

刺激を求める方にとって、非日常は、人生のエッセンスになるでしょう。

しかし、すべてが私たちにとって有益な刺激になるわけではありません。

その代表例として、ギャンブルやドラッグなどがあります。

始めはその場限りの刺激として手を出した場合でも、はまって抜け出せなくなってしまう人が多くいます。

刺激とは本来、常に求め続けるものではありません。

過度に求めるのではなく、適度にしましょう♡

そのために大切なのは、刺激のない生活でも一定は満たされていることに気づくことです。

また、刺激のみに依存しすぎないことです。

適宜接種が大切で、行き過ぎると今度は刺激を求めるあまりストレスが溜まるようになってしまいます。

ストレスが溜まる原因を探る

私の場合は、ストレスに弱く、毎日が神経過敏なため、非日常な世界に没入しないとしんどくなってしまうのです。

こんな感じで、刺激を求めてしまう人は、幼少期からの育ち方や環境に原因があるケースもあります。

変わるのが難しいと感じた人はカウンセラーと一緒に深層心理から見ていくなど、なぜストレスが溜まりやすいのか原因を見ていきましょう。

変わる第一歩として気づくべきことは、逃避しなくても、現実世界でも自分自身は、価値のある存在であり、愛されている、と感じることです。

日常の中に非日常を創造(想像)する

非日常はある程度意識的に作り出せるということをしりましょう。

大事なことは、日常に意識を向けることです。

たとえば、よくよく考えてみると世の中は奇跡や疑問に満ちています。

常識や、当たり前だと思っている物事など、色んなリミッターを外し、一つの物事を自分なりに観察してみると色々と新鮮なものが湧き出てきます。

このように、斜め45度から物事を見て見るようにすると、日常の中に非日常世界を創造(想像)できるようになります。

「自分の見えている世界は大きく変わってくる」こともあります。

まとめ

非日常を求める心理についてご紹介しました。

多くの人が、新鮮で面白い世界を求めていると言えるでしょう。

だけど、刺激的で、楽しいとは言っても、非日常は常に危険と一体なのです。

なんでそういうものを求めるのかというと、日常生活というのが、息苦しいものだからでしょう。

だけど、自分が非日常を求める原因を探ってみることも、大切なことなのです。

それらを考慮しながらも、非日常のエッセンスを取り入れていきましょう♡

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