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他人が読むためのブログ、私小説との違い…人がなぜブログを読むのか

自分のブログを作る時に、何か意識していることはありますか?

自分のブログを読んでいますか?

皆なんのためにブログを書いているんだろうって気になりませんか。

日記のようにただひたすら書いて、そのアクセスを得ようとしていたり。

自己開示をしている人もいれば、なにか戦略を立てている人もいるかも知れません。

そこで、他人が読むためのブログ、自分の備忘録としてのブログの違い、人がなぜブログを読むのかということについてご紹介したいと思います。

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人がブログを書く理由について

最近では、facebookやTwitterのようなSNSだけなく、結構ブログを書いている人も多いです。

私のように、wordpressで書いている人もいれば、アメブロの人もいます。

そこでブログを持つことの理由として、主に三つの理由があると思っています。

  • 広告を貼って、ブログそのものに商品価値を付けている人
  • ネット集客やブランディングのために書いている人
  • 日記・自己開示方法の一つとして書いている人

私のように、主にブログテーマに沿ったブログで広告を貼っている場合は、ブログの中でも、収入を得ようという意思表示になります。

全方位的なブログを書いている場合は、ブランディングのためのネット集客や自己開示の一つとしてやっているケースが多いです。

私小説ブログと他人のためのメディアの違い

自分が読むための「日記」ブログと他人から読まれるものを作るサイトとしての顔は全く違っています。

同じブログを書くにしても、検索から情報を取りに来る人を相手にするのか、はたまた「自分自身が振り返るため」に私小説として書くのでは違うってことです。

そこで、その違いをここでは紹介していきます。

振り返るかどうか

私は、自分の過去記事は時々読むんですが、基本的に振り返りはしないんですよね。

ブログの記事っていうのは、どんな形であれ、自分の意思が少しずつ入りながら書き上げられていくもの。

だから、私の意思が入っていないということはなくて、少しずつ入っています。

だけど、基本的には他人向けのメディアなので、客観的に読みやすく整形して仕上げています。

人のプライバシーを侵害してないか?みたいなことも気をつけたり、見直しはするけれど、基本的に「私自身」を振り返るために、読み直すことはほぼない。

まぁ私の場合は、20~30分ぐらいで、書いたものは2~3回読み直して、7割ぐらいの完成度でアップしているけど…。

私小説は「自分はどう考えていたの?」なんて、あのときの自分を頻繁に振り返るもの。

だけど、他人向けのメディアだったら、振り返ることはないと思うのです。

主観のみになりすぎてない

他人に向けて世の中に出すって決まっているなら、これを書いたら…嫌な奴になってしまうとか、批判を受けそうとか…いろいろと考えを巡らせながら…時にはグレーなところに持っていきます。

どうしても、そこに合わない人がでてくる場合もあるけれど、離脱して当然だと割り切っていいと思うのです。

黒か白かに持って行きすぎず、グレーなところに持っていくっていうのが、私小説と、他人向けのメディアの違いですよね。

他人目線で、他人が見て得るものがあるのか

私小説は、趣味の一つととらえていいでしょう。

そして、私小説の場合は、自分のための自分のブログなので、基本的にそこから利益が出ることは少ないです。

だけど、他人に見せるためのメディアの場合、ブログに初めて訪問する方の多くが、検索エンジンからきています。

何らかのキーワードから答えを探しにやってきていると考えられます。

そのような状態の中で、読んだブログに答えがなければ、行き詰ってしまいます。

このため、他人ありきのメディアは、他人目線で他人が見て得るものがあるのか、刺さるものがあるかが違ってきます。

「他人が読む」ブログにすること…どうするべきか?

日記というのは、自分自身があとになって読み返すために書くという前提があり、私小説的なブログは、そのように書かれていることがあります。

私は、他人に読まれることを前提に書いています。

だけど、日記を書いている人も含めて、多くの人が他人にもっと読んでもらいたい!って意識しているのではないでしょうか?

そこで、他人が読むブログにするためにはどうすればいいのか?っていうことについて書きたいと思います。

相手の手元に差し出すこと

自分自身が読み返すのは、私小説。

自分の今までの人生でも、自分の考えでも好きに書けばいいのです。

だけど、人に読んでもらうには、相手の手元に差し出すことが大事だと考えています。

他人ブログ閲覧時の重視項目では性差が見い出された。女性のサンプルスコアの平均値は知人ブログの場合の平均値近くに位置し,「個性的である」「自己主張されている」「文章が読みやすい」「興味のある情報が提供されている」を他人ブログの閲覧でも重視されている。「自己主張」や「個性」を重視していることから,書かれている内容だけでなく,書き手に対しても関心を持っているふしがうかがえる。他方,男性の場合,「読みやすい」「タイムリーである」「その人の専門知識が披露されている」「興味のある情報が提供されている」など,書かれている情報の「専門性」を重視する傾向が見られ,他人ブログを女性よりも明確に「情報収集の場」と位置づけられている。
出所:人はなぜブログを読むのか ― 知人ブログと他人ブログの閲覧行動

上の引用を見る限り、女性と男性では、重視項目が異なっていますが、共通しているのは「知識が披露されていること」、「興味のある情報が提供されている」こと。

例えば、私のこのブログでは、内面的なことについて書いているのですが、記事がその人にとっての「情報収集の場」でないといけないんですよね。

ただの私小説では、情報を提供することができないのです。

このため、私はメディアを作る際には、自分の意見は3割・客観的な事柄を7割を意識して書いています。

多くの人が求めている情報(検索されているキーワード)に沿って、漏れなく情報を入れた上で、さらに自分の革新的な考えも書き、なおかつ読みやすくないといけないわけです。

他人がなぜブログを読むのか?ってことを筋道立てて考える

まず他人がブログ記事を読む場合には、さまざまな理由があります。

具体的には以下の4つです。

  • 課題解決型
  • 新規・異質型
  • 有名人型
  • 意見(オピニオン)型

この中でも、課題解決型が最も求められているブログです。

今の自分に足りていない部分を満たしてくれる可能性がある記事です。

こういった記事は「他人の価値観・ノウハウ」が含まれているケースが多く、こういった内容の場合は隅々まで目が通されます。

新規・異質型というのは、自分が今までに聞いたことも見たこともない情報を含む「今までの自分の価値観を壊す、新しく書き換えてしまうような記事」のことです。

有名人型というのが、芸能人やプロスポーツ選手、政治家など「影響力がある人の記事」です。

だけど、これは一般人が書いても全く見向きもされないことが多いと言えます。

意見(オピニオン)型は、その人の価値観や考え方を発信している記事で「正解がない内容」に関して書かれているのが特徴です。

こういう記事は「自分と価値観が近しい人」を見つける人が読み、哲学的な内容になっています。

これらの種類に分類できると「どういった心構えでそのブログ記事を書けばいいのか」がわかります。

ブログを読んでもらうためには、他人が何を求めているのかを考えて、それらが記事で満たされるかどうかを検討する必要があります。

私は、「有名人型」以外を意識しています…!

素性を隠したほうが有利

正直言うと、素性を出してしまうと、これは言いづらいかな、ということがあれば、途端に書くことができなくなってしまいます。

自己開示の必要があるブロガーは、記事を見られたりすることそのものが問題になったりもするし、内容によってはちょっと恥ずかしいって気持ちになるわけです。

そして、ある程度記事が積み重なるとどんどん書くことができなくなっていきます。

なぜなら、自分のことを書く場合は、それが尽きてしまえば終わりだからです。

だけど、自分の素性を隠してもできるサイトアフィリエイターは、基本的に気軽にあらゆるテーマに沿ってブログを作り上げることができます。

もちろん、自己開示力が求められるブロガーは、サイトを武器に広告収入以外の収入源を作りやすいという利点があります。

出版、コンサル、講演なんかがわかりやすい例で、ブログという強みを基盤として、ビジネスが広がっていくという感じです。

でも、「何でもかんでも書く」ということに抵抗を感じる部分が絶対に出てくると思います。

その点、サイトアフィリエイターなら素性を隠して、何でもかんでも書くことができるというメリットがありますね♡

他人が読むメディアは誰しも作れる?学生の時の日記も実は「他人が読むメディア」

小学生の頃の宿題には、「日記を書いてきなさい」というものがありますよね。

私が最初に書いた日記も、この小学生の頃の日記です。

これは、自分の日記だと皆さん思い込んでいますが、実は「先生が読む」ことを前提で書かれています。

この日記以外に、私が中学生の頃には、「心のメモ」という課題がありました。

この心のメモは何かというと、自分の悩みや、誰にも言えない心の中を「先生が読む」前提で、ホームルームの時間に毎日綴るというもの。

その先生がなぜ、こんな課題を出したのかというと…「生徒の一人ひとりの悩みを知りたかっただけ」だそうです。

だけど、当時の私には、この課題がとても有り難いものだったし、自分の糧になったといえます。

その心のメモでは、素直に学校での自分の悩みや、ありのままの気持ちを書く…ものなのですが、私は実際には素直に、あるがままを書いていませんでした。

「心のメモ」一つでも、私はあわよくば、先生に自分の文章を褒められるようにしていました。

一つの悩みを書くときにも、テーマや書き方を考えていたし、先生の反応を思い浮かべながら悩みを形にしていた。

自分が読むもの、と私小説の概念は、実はあとから付け加わったもの。

私達は、学生時代の「提出物である日記と」いうプロセスを通して、自分自身の内面を他人が読めるようなフォーマットへと言語変換できるようになっていきます。

「日記」を他人が読めるようなフォーマットで書く…。

実はこれは私達は工夫次第でさらに詩的にできるし、多くの人に寄り添えるのです。

まとめ

人がなんでブログを読むんだろう…って意識したことがありますか?

記事を書くときには、主観でいいんだけど、他人メディアを創造するなら自分本位(主観のかたまり)になっていないか注意が必要です。

でも、私達は、日記を書きながらも、他人が見ることをすでに意識しながらここまで来ているのです♡

これからブログを作ろう、綴ろうって考えている人も、他人メディアを作ることを意識してみると良いかもしれません。

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