付き合っている相手との突然の別れ。
その時は、別れを受け入れていたとしても、一緒に過ごした日々の、何気ない出来事がとても貴重に思えてくるものです。
「もう一度付き合っていた頃に戻りたい、何とか復縁したい」と、世の中には復縁したい人はたくさんいます。実際に、復縁をしたいと思った人もいるのではないでしょうか。
が、今回はあえて「復縁しないほうがいい場合」についてお話したいと思います。
復縁をしないほうがいい理由とは?
別れたあの人と復縁をしたい…。なんとか連絡が取れないかな…。と悩んでいませんか?
ただ、一歩立ち止まってください。
復縁をしたい理由ですが、大体の場合がこれらに当てはまると思います。
- まだ好きの感情が残っている
- 寂しい
- 失恋でココロに穴が空いている
- 次が見つかるか不安
- 依存をしている
- 他の人に取られたくない
- 必死に相手が謝ってきた
- 恋愛ドラマや恋愛ソングを聞いて恋しくなった
人の恋バナを聞いていると「いいな、楽しそうだな」「幸せそうでなにより」と思うものですが、自分が別れた直後で少し寂しさを感じているときに聞くと「元彼が急に恋しくなってきた」となる人もいるでしょう。
ただ、こういった理由で復縁をしても、後悔してしまうパターンも多いです。
これはなぜか…?いろいろな理由があります。それでは、復縁をしないほうがいい理由を見ていきたいと思います。
同じことの繰り返しになり建設的な関係性ではないから
私が復縁をしない理由の一つとしてこれがあります。
付き合っている最中は、「やっぱり好きだから」「どうせ私のところに戻ってくる」と許していたとしても、別れを言い出している時点で、その状況に耐えられなくなって別れているのを思い出してください。
何度も信じては裏切られて、心身ともにボロボロになったり、人間不信になったり、心底嫌気がさしたりしませんでしたか?
たとえば、浮気をされて傷ついた人は、浮気中の彼と連絡が取れず、女や彼にこれまで感じたことがないくらいの憎しみを抱いたり、価値観の違いで何度も揉めていたりした人は、これまで何度も苦しい思いをしてきたでしょう。
これ以上彼のことで苦しんだり、自信喪失をするのは精神的に危険と言えます。
別れたのには少なからず、そこに問題はあるから。
復縁をしてもその問題はなくなりません。耐えることばかりを強いられる日々に戻らないためにも、あなた自身が辛い思いをして、魅力半減とならないために、復縁はナシと思っておきましょう。
その時別れたいと思った気持ちは本当だから
大喧嘩をしていたり、ココロにもないことを言い放ったりすると後悔して「復縁したい…」と思う人はいると思います。
ただ、いい大人なら、心にもないことを言ってはいけないんです。
別れようという言葉はそれだけ重い言葉。
つまり、それを言い放って別れを選んだということは、それを言い放った本人は本気だということです。
きちんと話し合い、そして別れようと決断を下した場合、その気持ちは本当です。
後から「やっぱり違う…」なんてのは、覚悟が足りないだけですし、失恋の痛みを受け入れられていないだけ。
その時に頭で考えて別れを選んだのであれば、それは正常な判断ですし、それを尊重したほうがその後も幸せになれるはずなんです。
「好きじゃない」と断言できる程に、気持ちが整理されているなら、そこはやっぱり復縁しない方がいいと思います。
くっついたり別れたり…「今回もどうせ戻るだろう」という適当な付き合いになる
過去に何度も離れたはくっついてを繰り返しているカップルがいます。
今回もいつのもような別れ方をしていたら「またいつものパターンだろ」「まだどうせ戻るだろ」とお互い軽く受け止めている可能性がありますし、それってあまり良い関係性と思えませんよね。
どんな時も、ダラダラと復縁に持ち込まれるおそれがあるでしょう。
このような関係を続けていても、お互い成長しませんし、先がありません。
お互い成長し続けられるからこそ、改善をし続けるからこそ、良い関係を築けると思いませんか?
もっと相性の良い人が現れる可能性が高いから
復縁をして、もちろん上手くいくカップルもいます。
ただ、世の中には星の数ほど異性がいます。
その人よりももっと良い人が見つかる可能性もありますし、「もっといい人」というのは、何に対して良さを求めているのかをしっかり自覚していれば、そこを満たしている人を見つければ、よりよい人が見つかります。
長く付き合えば、お互いに不満が溜まってくる中で、「この人といるよりも、私は違う人を見つけたほうが幸せだ」と気付く事もあるでしょう。
思い出は美化される
皆さんは元彼氏、元彼女と言われてどんな事を思い出しますか?これって時期によって違うと思うんです。
別れた直後って相手との悪い思い出がたくさん蘇ってきます。
でも、時間が経つにつれてこれって変わってくるんです。つまり元恋人との思い出って美化されてしまうものなんです。綺麗な思い出だけがなぜか残っていく。このため、復縁をしても、こんなはずじゃなかった…となりかねません。
お手軽な選択肢を選んでいるだけ
結局のところなんで復縁する気になるのか?っていうと「お手軽だから」だと思うんですよね。
元恋人ということで、相手がどういう人間かも知っているし、相手が自分がタイプだってことを知っています。
だから、もう一度付き合う事って意外と簡単なんです。一から相手を探すより簡単なんだと思います。
ただ、そうやって復縁してもきっと良い事なんて起こりません。
寂しいだけ、お手軽なだけで繋がっている関係性ってのは脆く、崩れ易いものなんです。そんなお手軽な選択肢を選ばなくても、恋人なんて、結構すぐにできるものです。
よりを戻すべきか迷ったらここをチェック
そんな、よりを戻したい気持ちと、よりを戻さないほうがいいのではという気持ちに揺れ動く場合、どこで判断をするべきなのでしょうか?
それでも復縁をしたい、という方に気持ちが揺れている場合の、考えるべき、後悔しないポイントをご紹介します。
本当にやり直して建設的な関係が築けるかどうか
私は復縁をしないタイプですが、その理由に復縁をしたからといって「別れた時に生じた問題」が解決できると思えないというのが大きな理由です。
寂しいから復縁をしたい…という場合も本当にやり直して、建設的な関係、問題をクリアして関係を続けていけるのかどうかを考えてみましょう。
その結果「やっぱりやり直しても幸せになれないや」「もう無理ね」と思えるなら止めておいたほうがいいです。
実際に復活して、本当にあなたが幸せに笑顔でいられるか?ということをイメージしてみてください。
将来のことも考える
改善できない別れの原因(彼の生まれつきの性のようなもの)や、あなただけの努力ではどうにもならないようなものがあるときは、自分だけが頑張っても将来的には結ばれません。
このため、結婚や将来のことを考えても無駄なので、それを丸ごと受け止める以外方法がないです。
復縁して一時的に上手くやったとしても、いずれ別れてまた苦しむことになるので、諦めたほうがいいでしょう。
本当に相手のことが好き?
何を差し置いても、本当に相手のことが好きならば、復縁をしてもよいかもしれません。
問題も乗り越えていきたい、苦労もいとわない。相手の幸せのことを常に考えたい…。ここまでいけば愛の境地です。
そして、他にもうこんな人はいないと心から思えるなら。
それは復縁と言うよりは運命だから。それは手放さないほうがいいと思います。復縁を絶対にしないと決めていたとしても、そんな運命があればそれは素敵なことだと思います。
まとめ
元彼と「絶対復縁したい!」と思っていても、やめた方がいいケースもたくさんあるものです。
まずは、「なぜ自分たちは別れることになったか」をよく考えてみてください。
彼にどうしようもない原因があった、自分にとって耐えられないことがあったなど、色んな別れの理由があるはずで、その時別れを決めた時の気持ちはあなたの本当の気持ちなはずです。
その理由によっては「復縁しない方がいい」って自分でも気づけるはず。
今はまだ彼への気持ちが残っていたり、考えがまとまってなくて悩んでいたりするかもしれないけど、幸せになるためには復縁しない決断、復縁を諦める勇気も大事です。
少し時間を置いてでも、視野を広げて色んな人や物事を見れば「やっぱり復縁はいいや」「やり直しても不幸になるわ」と思えることもあります。
私は復縁は多くの場合でおすすめしませんが、もしも迷いが生じたり、悩んでいる方は、復縁についての相談もできる占いで相談をしてみてください。