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トラブル、脱会したい悩み…新興宗教を失くす方法はあるの?

「カルト宗教」と聞くと、どのようなイメージが浮かびますか?

カルト宗教すべてが危険というわけではありません。

だけど、トラブルや、「脱会したい」、「家族をなんとか洗脳から解きたい」といった悩みや問題を抱えている方は多いです。

信教の自由で片付けられない問題ですよね。

そこで、宗教においてトラブルが起きる理由、失くすことはできる?ということなどをご紹介します。

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新興宗教とは?

誰でも、宗教を信じる自由はあります。

だけど、特に家族(親)が奇妙な宗教に入ってしまって、それまで大切にしていた人間関係、勉強や仕事、人生の目標を捨てるはめになってしまったら…。

何とかしたい、原因を追求したいと思うのは当然の話です。

ここでいう新興宗教=カルト宗教の本来のカルトの意味とは「特定の対象(人や物)を崇拝すること、または異端集団」です。

または、マインドコントロールなどの悪質な手法で信者を獲得し、本人や家族や社会全体に害を与える集団です。

その中でも、よく耳にするカルト宗教の例をあげてみます。

日本のカルト宗教
  • 創価学会
  • 顕正会
  • エホバの証人
  • アーレフ及びひかりの輪(元・オウム真理教)
  • 幸福の科学
  • 統一教会

明治以降に成立した宗教は、膨大な数になりますので、全てのカルト宗教が危険というわけでもありませんが、代表的なものがこれらの宗教です。

破壊的なカルト宗教の特徴として、以下の特徴があります。

  • 思考、感情、行動、情報のコントロール(マインドコントロール)
  • 法外の金銭的要求
  • 囲い込み(過去との断絶をさせる)
  • 裁判沙汰の多さ
  • 公権力への浸透
  • 一般社会や信者以外の人間の敵視、蔑視、軽視
  • 教祖、または教団組織への絶対服従
  • 脱会者には、制裁が下される

ちなみに創価学会や統一教会は、これらのほとんどが該当しています。

宗教団体との向き合い方。失くすことはできるの?

宗教を信じる人間が集まるとものすごい力になります。

昔も今も、何かを信じる力って凄まじいものです。

膨大な数にもなるので、簡単に資金源になります。

結論から言うと、カルト宗教自体をいくら否定したとしても、現実に存在していて、そして存在が大きすぎて、個人の力で撲滅することはできないです。

私がこのブログで、カテゴリに宗教を入れているのも、前から最も大きな問題だと思っているからです。

ですが、どのように向き合っていけばいいのか私の考えをご紹介します。

情報を集める

新興宗教については、見ないふりをするのではなく、いないものとして扱うのではなく、「情報を集める」ことが大事です。

もし興味がある場合は、自分の身近な団体なんかも、カルト宗教の条件に当てはまっていないかどうか必ず確認するようにしましょう。

一度入会してしまうと、簡単に抜けられなくなる可能性もあります。

自分の身を守るためにも、必ず確認しておきましょう。

日本での政治と宗教の癒着…全ては繋がっていること

「政党と統一強化の関係で政教分離がなされていない」というような事が言われています。

正確に言うと、政治家に関しては憲法でいう「政教分離」の対象ではないのですが、自民党の支持母体が、創価学会と統一教会であることは周知の事実です。

どちらの団体も、多くの国からカルト、反社会的団体などに指定された有害カルトです。

組織的に行っている「宗教活動」を一切報じない姿勢には大きな疑問を感じますよね。
 
世界的にも宗教の名において、悲惨な戦争などが起こされているという現実もあります。

アメリカではキリスト教原理主義を唱える集団がブッシュ元大統領の支持団体ですし、イスラムの原理主義の一部がテロを起こしています。

大事なのは、それらのことを事実として知ることと、目を背けないことです。

真っ白な状態はない

学校を運営している教団(天理教、PL教団、立正佼成会)などは、比較的安全な宗教団体だと言われています。

これらは、トラブルや悪い噂が少なく、社会奉仕活動も行なっており、寄付金の煽りもほとんどありません。

ですが、そもそも既存仏教やキリスト教が真っ白なのか?というとそれも微妙なところなんですよね。

高額なお布施の請求や、不祥事などの報道がたびたびされているし、何をもって安全として良いのかは難しい。

なるべく背後関係を見るようにしたいですが、完全に「潔白」な存在ってないものです。

突き詰めると真っ白はないのです。

それが世界の仕組みですからね。

時々、白か黒か?善か悪か?みたいな極端な人を見かけるのですが、せいぜい黒かグレーです。

宗教的な情操教育をする

宗教的な情操教育が大切だと私は思います。

だけど、日本では、戦後、アメリカに管理型の教育システムに変えられてしまい、そういった情操教育の機会を奪われてしまっています。

上の言うことを右に倣えで聞き、疑問を抱かないように教育されてきたわけです。

公教育の場でも、宗教の大切さやその使命が説かれる機会が殆どありません。

宗教の持つ優れた面、その負の面、それらを子どもたちに伝えていく教育は皆無です。

ニュースなどのマスコミの報道ですら、皆無です。

文化遺産を見ても、背後にある宗教的な精神性については、少しも触れようとしないのが現実です。

当たり前ですが、宗教的な情操教育を受けていなければ、大人になるまでその大切さや意味が分かりません。

その頃には既にカルトに飲み込まれていたりするんです。

だから、せめて自分たちだけは、それらのことに気づいて、宗教について学びましょう。

闇の部分も、明るい部分も、せめて自分たちで、子どもたちに伝えましょう。

宗教的情操教育について、真剣に考える時が来たのではないでしょうか。

まとめ

「私たちの生活のなかから宗教を追い出せ」といっても、宗教なき世界というのは考えられません。

だから、真実を見抜き、しっかりと真実を報道し、自分たちで情操教育を行うことが大事だと思うのです。

今までは、隠されてきた真実も、今少しずつ世の中に出てきています。

また、苦しんでいる方も、表に向けて、堂々と、その事実を伝えていっていいのではないでしょうか。

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