「なぜ勉強をしなければならないのか?」という根源的な問いに答えられていますか?
そう子供に問われたとき、親としてどう答えたらいいんだろう?って悩んだことはありませんか。
「みんながやっているから」、「とにかくやらないと」なんて答えを返したら、不登校になってしまいかねません。
小学校から出された宿題を子供がやらないことって、結構おおきな悩みの種のひとつですよね。
実は子供に対する接し方を変える、「賢い親」になるだけで、子供の意識も変わって宿題ばかりかすべてのことをやるようになります。
実は、悩んだときこそ、賢い親として成長するチャンスなんですよね。
そこで、賢い親になるためにはどうしたらいい?っていうことについてご紹介します。
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なんで子供が宿題をしないの?
うちの子は毎日宿題をやらずに学校に行ってる・・・。
毎回嫌がるけど、どう対処していいのかわからない、なんてご家庭もあるのではないでしょうか。
宿題をやらない理由にはどんなものがあるのでしょうか。
- 面倒くさいから
- 遊びたいから
- 内容が理解できていない
基本的に、子供は起きている時間をすべて遊びに使いたいんです。
学校から帰ってきてやっと自分の好きに遊べると思っているのが、そこに立ちはだかる宿題という壁になります。
やらなきゃいけないと分かっていても、それが面倒だから後回しにしていいと思っています。
だから、やらないことによる弊害となぜやらなければいけないの?っていう根源的な問いに答えられる大人にならないといけないんですよね。
ただ「やりなさい」で私達は納得しない
ダメな親は宿題をやらない子供に対して「先生のいうことを聞きなさい!」と理由を説明せずに、ただやらせようとします。
「決まっていることだから。」と…。
でも、私達は、ただ「やりなさい」、「みんなやっているからやりなさい」で納得したことがありますか?
子供は私達が思っているほど、子供ではありません。
やっていることがめんどくさい、楽しくない、と感じたら、やりなさいの言葉では納得できません。
子供でも、「五月病」の症状に悩む生徒もいれば、新しい環境に適応できず、不調が出る子もいます。
中には「なぜ勉強をしなければならないのか?」という“根源的な悩み”にぶち当たる子もいます。
きっと皆さんがこどもだったとき、やっていた人も、やっていなかった人もいるでしょう。
でも、今になって自主的な勉強は「やったほうがいいよね」って思うはずです。
全然、宿題をやっていなかった人でも、大人になって中学高校大学と進学を経験して、社会人になってからも学ぶってことが大事なんだって実感し、大人になってから本を読んだり、新たにスクールに通う人もいます。
だから一度、子供と同じ目線に立ってあげる。
宿題=めんどくさいっていう共通認識を持つのはもちろんですが、「なぜやったほうがいいのか」説明できる大人にならないといけません。
世の中の仕組みと将来のことを一緒に考えてあげる
私の子は、今のところ、宿題や勉強を嫌がったことがないんですよね。
でも、一度面倒くさい、って言ったこともあるので、そんなときこそ、話をします。
どんな話かというと「未来を描く」話をしていくようにします。
勉強、宿題を自らやる気になるスイッチのひとつに、将来の夢を描かせてあげるという方法があります。
夢マップを一緒につくる、みたいなのがありますが、将来の夢やなりたいものを常日頃から思い浮かばせるようにします。
今無駄に思えるこの行動って、実は大人になってから、こういうことに繋がるんだよね、ということも含めてです。
さらに、その夢を実現するために、どれぐらいの学歴が必要で、どんな資格が必要で、どれぐらいの競争率なのか、私はすべて細かく子供に説明しています。
「その職業につくためには、この段取りを経ることが必要で、勉強が必要」だと実感させてあげると、自らいろんなことを学びたいと自主性がどんどん伸びてきます。
どんなふうになっていたい?イメージだけでもいい
別に職業でなくてもいいんです。
どんな生活したい?どんな感じで暮らしたい?なんて漠然としたものでもいい。
楽しく優雅に、どの場所で過ごしていきたい?ってだけで、イメージを膨らませて、そのためにどんな感じでお金を生み出していったらいいのか、どんな感じなら、幸せに生きていけるのか。
子どもだからと軽くあしらわずに、しっかりと一緒に考えてあげましょう。
小学生だろうが、中学生だろうが、いろいろな世の中の矛盾や理不尽に気が付いています。
「勉強をやることは当然」と迫ってくる親や学校に強烈な反発心を持つこともあります。
自分なりに納得できる答えが見つかれば、自ずとやる気を高めてくれるはずです。
賢い子供は賢い親なしには育たない
子供が勉強する目的を見失った時に、大人が「試験のため」、「知名度の高い大学へ行くため」、「他の人がやっているから」と言って丸め込もうとすると、親の期待とは正反対のところに着地するケースは多いです。
子供だからといって、彼らは非常に賢く、また繊細。
だから、ここで親が功利的な答えを下すより、子供自身にあえて問いかけていきます。
すると、「悩み」は解決の方向へと進んでいきます。
勉強は自分の窓を開けるということです。
学ぶことで、今まで見ていたものとはまた違う何かを見ることになります。
学ぶとは「視界を広げるため」です。
できていない親は多いけれど、そのあたりの世の中の仕組みを伝えることで、子供のやる気は伸びていきます。
そして、大人の論理・常識で丸め込もうとするのは逆効果で、なりたいイメージを聞いたとしても、「お父さん(お母さん)はこう思うけど、自分はどう思う?」と、ある意味“対等な関係”での議論をすることが大切です。
議論ができるのが賢い大人。
すぐには効果が出ないかもしれないですが、最終的に子供が納得してくれて、尊敬してくれることでしょう。
自分の幸せを人任せにしないこと
親が知識として教えることは、「言われた通りに宿題をやること」「眼の前のことをただこなすこと」ではありません。
そればかり教えすぎて、肝心なことを見失っていませんか。
今この世の中でも「大事なのは自分の幸せを人任せにしないこと」です。
そのためには、自分の頭で考えることができることが必要です。
ちゃんと自分で稼げるようになること。食いっぱぐれないためには何を確保すればいいのか。
たとえば、「勉強なんか……」と子供が足踏みしてしまっているこの時期、親が本音で「最低限、生きるのにこれが必要!」と語り導くことが大事になります。
自分の足で歩むためには、自分の帆で大海を渡っていくには、子供の心に刺さる「答え」をすべての親が考える必要があります。
まとめ
今回は、子どものやる気を引き出す方法や、賢い親ってどんなもの?っていうことについて紹介しましたが、いかがでしたか?
大事なのは、宿題をこなすだけではないということ。
大事なのは、子供が子供であると意識しすぎず、自主性を損なわないで考えられるようになることです。
賢い親になることで、子どもが本来持っているやる気を無理なく引き出すことができるでしょう。
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