ハングリー精神がない…鍛えられる？そのメリットと秘策はある？

ハングリー精神とは、自分の現状に満足せず、高い目標を掲げて努力を続けたいと強く願う気持ちを意味します。

ハングリー精神=「向上心」と言い換えることもできるでしょう。

あなたは、ハングリー精神が強いほうでしょうか、それとも弱いほう？

ハングリー精神がないって言われてしまったり、自分で無いことを自覚していたりもしませんか。

ひと昔前と比べると、ハングリーな気持ちを口にする人は少なくなった印象があり、最近では、違った幸せがあればいい、という考え方が広まっています。

でも、何かで成功したいと考えたときには、ハングリー精神の有無は結果を大きく左右します。

そこで、ハングリー精神がない理由や、ハングリー精神を鍛えられる？そのメリットは？ということについてご紹介します。

ハングリー精神、あなたにはある？

最近はあまり耳にすることが少なくなった、“ハングリー精神”。

こちらのハングリー精神は、よく有名人の伝記で見かけますよね。

一般的には、貧しく恵まれない環境から脱出するために必要な、強い気持ち、成功したいと努力する気持ち、などが挙げられます。

辛いことがあっても、めげず、逆境にもくじけない心、それがハングリー精神。

このハングリー精神がない…って悩んでいませんか？

ハングリー精神がない理由について考えてみたいと思います。

環境から脱出したいという気持ちが芽生えない

冒頭でもお伝えしたように、ハングリー精神は、「貧しく恵まれない環境から脱出するために必要な強い気持ち」という意味で使われる事が多いです。

こちらの、ハングリーとは、英語の「hungry」からきています。

つまりは現状の環境から抜け出したいという強い気持ちが、成功への原動力になっていると考えられています。

貧しく恵まれない環境から脱出するために必要な強い気持ちだけがハングリー精神ではありませんが、多いのが、貧しい暮らしをバネに浮上した人です。

有名なサッカー選手、成功した実業家などを見ていても、苦労人がとても多いですよね。

でも、もしも、最初から彼らとは違い、あなたが恵まれた環境に身を置いていて、何不自由なく暮らしていたとしたら…。

反骨精神は生まれにくくなります。

ハングリー精神を鍛えるためには？

ハングリー精神をもつことで、私たちは「さらなる高みへ上り詰めたい」という意欲を抱き、成長するための行動を起こせるようになります。

大きな発見や、大きく何かを成し遂げた人の積み重ねにより、この世界は成り立っています。

「向上心」があまりにも強すぎると、どんなに成功しても現状に満足することがないので、強すぎるのもマイナスですが、ある程度のハングリー精神はあったほうがいいです。

そこで、ハングリー精神を鍛えるための方法などをご紹介したいと思います。

環境に恵まれていても「この親から自立したい」の気持ちで芽生えることもある

ハングリー精神がないのは、現状に満足しているから。

だから「上を目指そう」という気持ちがなくなり、成長していきたいという努力する姿勢がなくなります。

食料を与えてくれる人がいて、ぬくぬくとした環境にいれば、人間も動物も、食糧を探しにいく意欲が湧かないのと同じです。

私自身というと、環境に恵まれていたのですが、ハングリー精神はそれなりにある方だと思います。

それはなぜかというと、「親のお金でしかなにかできない自分は嫌だ、自立したい」という気持ちがあったからです。

親との関係性が良好なら難しいかもしれません。

でも自分一人でも、大きく成果をあげられるようになりたいと思う、上手い具合に自立心を芽生えさせることができれば、ハングリー精神が湧いてくるのかなと思います。

なりたい自分って何？理想の生活って…？

「自分の中で満たされない何か……」「理想と現実にギャップを感じているもの……」「もっとこんな生活をしたい、理想を言えば、こんな生活をしている自分でいたい！」

そこにハングリー精神の火種があると言われています。

誰しもが、平凡で終わりたくないし、自分が人生の主人公。

なりたい自分、やってみたい生活を追求して、燃やしていくと、現状足りないものがマネーや自由であることに気づき、それを得るためのハングリー精神が湧いてくると言われています。

自動的にこういった精神が沸き起こるということはなく、あるべきセルフイメージとの落差を見てみることで、沸き起こってきます。

ハングリー精神はなきゃいけないものなの？

ハングリー精神はなきゃいけないのか…？という問題ですが、反対に「衣食足りて礼節を知る」ということわざもあります。

人は、物質的に不自由がなくなって、初めて礼儀に心を向ける余裕ができてくる。と言われています。

なので、厳しい環境に身を置いてこなかった人は、私もそうですが、無理に厳しい環境に身を置かなくても良いでしょう。

そして、「今のままでも不満はない。でも、もっと上に行ったらより快適だよ」という思考で色んな事に取り組めたら楽ではないでしょうか。

現状でもいいけれど、もっとこうだったら、幸せだろうな…」と少し上を求める思考でいくと何事も成功していくと思います。

これはハングリーではなく、衣食住満たされているからこその余裕のモチベーションです。

もしもハングリー精神が足りていない…と悩んでいる方はこういった余裕のモチベーションで物事を進めていってみるといいのかなと私は思います。

まとめ

ハングリー精神は、成功をつかむためには欠かせないメンタリティだと言われています。

なかなか努力が継続できない方や、思うようにやる気が湧いてこない方もいると思います。

ただ、厳しい環境でなかったから、ハングリー精神がない…と諦めてしまうのではなく、あとから湧き上がって来るように仕向けることもできるということ。

恵まれた環境だからこそ、余裕を持つことができて、そこから見えてくるものもあるということです。

ぜひ参考にしてみてください。