「あいつのせいで」、「あの人のせいでこうなったんだ」ってイライラしてストレスを溜めることってありませんか?
・自分を肯定する
このような考えを持っていると、結局はイライラしてしまうだけです。
失敗したり、トラブルが遭った場合に、他人のせいにして、怒っていませんか?
そんな時、「自己責任論」が気持ちを楽にしてくれると言われています。
怒りのコントロールにも繋がり、今注目されている考え方「自己責任思考」について詳しく見ていきたいと思います。
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自己責任思考とは?
今注目されている考え方が「自己責任思考」です。
自己責任思考は、現状の不満は、ほぼ100%自分が招いた事で、今の状況に陥ったのは「自分に責任がある」という考え方です。
絶対に他者責任にはしません。
例を挙げていきたいと思います。
- 給料が増えないのは自分のせい
- 評価されないのも自分のせい
- 周りが認めないのは自分のせい
- トラブルが起きたのは確認を怠った自分のせい
- 今不満があるのはその道を選んだ自分のせい
このように、全て自分の責任だと考える。これが自己責任思考です。
全部自分の責任であると「自覚」してしまえば、実はふっと腑に落ちます。
たとえば、お店のテイクアウトで注文していた商品の入れ忘れをされてしまった…。
こうなると、お店が悪い!店員のせいだ!とイライラしてしまうと思います。
でもクレームを言う前に以下のような思考で考えてみます。
- 持ち帰る前に確認できなかった自分のミスでもある
- そのお店を選んだ自分も悪い
- 忙しい時間帯に頼んだ自分も悪い
→自分が悪い
このように、一度フラットに見てみて、「自己責任思考」でいくと、一方的にイライラしていた気持ちがなくなっていきます。
そして「改善しよう」という気持ちになるわけです。
イライラすると思考が乱れますが、実は自己責任思考はその瞬間から、改善点を思い浮かべて即時解決できるという強みがあります。
人はコントロールできないものにストレスを感じる
なにかトラブルが起きたり、良くないことがおきたり、あるいは何か嫌な思いをすると「あの人が悪い」、「あいつが悪い」、「あの会社の対応が悪い」ってイライラしていませんか。
でも、究極をいくと、この社会が悪い、日本が悪い、政治が悪い…って最終的にいろんなことが嫌になってしまったり、怒りが湧いてきます。
実は私もこういった気持ちになりやすいタイプの人間でした。
でも、そうやってイライラしている時にも、いつもうちの夫は笑いながら「選んだお前が悪い」、「お前が確認していないから悪い」ってからかってきます。
全く愚痴も言わないし、相手を否定したことがなくて、自然とそういう思考に私を寄せていきます。
そうやって言われるうちに怒りが少なくなっていって気持ちが安定することに気づいたんです。
自分以外のものから原因を探そうとすればするほどイライラする。
なので、人のせいにして怒るのとどっちが楽なんだろうって考えるきっかけとなったのです。
多くの人が他の人のせいにしてイライラしてしまう理由
日本人には怒られてはいけないという意識が強い人が多いです。
だから、仕方がないことかもしれません。
なにかトラブルや予期せぬことが起きた時に、「自分がすべて悪いので、責任を負う」という気持ちになりにくいです。
学校教育でも、サラリーマンの社会でもそうですが、誰かに失敗を押し付け自分がリスクを取らないようにと、日々教育されています。
しかし、そんな「無責任」な人間が豊かになれないし、実は自分が損をします。
自己責任思考でイライラしないメリット
そこで、自己責任として考えることによるメリットや、その理由をご紹介します。
結果はどうであれ選択をしたのは自分だから
自己責任思考は間違っている思考ではありません。
これはなぜかというと、結果はどうであれ、「選択」をしたのは自分だからです。
決めたのは自分自身ですし自分でやったことだから、その結果がどうなったとして、自分が悪いんだということです。
実は結果を自分の責任にすることで、「自分の人生に責任を持つ」ことができます。
責任転嫁した時点で、あなたは人生の主人公では無くなってしまいます。
人に過剰に期待せずに済む
自己責任思考って自分ばかり反省して、浮かばれないと思うかもしれません。
でも、そうではなくて、自分を信じているからなんですよね。
「人に任せた自分が悪い」と他者を責めずに済むばかりか、人に期待せず、自分だけを信じるということになります。
自分を信じているということは、トラブル、失敗、思い通りに行かなくても、「想定の範囲内」として、心の余裕を持つことができます。
自己解決するので話が早い
他人に責任を求めると、謝罪を求めるのはもちろん、クレームをいったり、双方が納得行くまでの話し合いなど解決までに相当なパワーと時間を使います。
当たり前ですが、その間もずっとイライラし続けています。
そんな自分の心と体は蝕まれていると思いませんか。
どうしても納得ができないことなら別ですが、起きてしまったことは仕方がないこと。
「自分が悪かったんだ」、「相手はどうでもいい」と自己責任だと思考を変えることで、解決までの時間がスピーディーになります。
時は金なり。
時間というものは有限です。
パワーや時間を無駄にせず、さくっと収束できるというのが最大のメリットです。
自己責任思考になるためにはどうすればいい?
でもなかなか自己責任思考になることができないという人もいるかも知れません。
どうすればそういう思考になるのでしょうか?
自己責任論思考で生きている人と接する
全く愚痴も言わないで 相手を全く否定しない、自己責任思考が強い人の中にいれば 自然とそういう思考になっていきます。
自分から勝手にそういう思考にするっていうのは結構難しいです。
責任をどんどん外に出して、外に求めて、自分の背中を軽くする思考でいたら、それが当たり前になっています。
でも、周りの付き合う人間が、自己責任思考で、人を全然責めない人だとしたら、自分も人間力が上がっていきますよね。
「人は人、自分は自分」と考える
まず、自己責任思考というのは他者への期待を止めて、自分に目を向けること。
他人から自分へ目を向ける習慣が大切です。
どうにもならないこと=どうでもいいこと。
他人に期待をしたり、過度に気にしないようにしましょう。
自分の人生は自分のもの、という気持ちで独立した気持ちでいると、自分の事も「誰も気にしていない」と思えるようになります。
すると、自己責任の思考に限りなく近づきます。
自分が嫌になったり、イライラする場合は?
この自己責任論でいくと、今度は自分が自己嫌悪に陥ってしまったり、自分が嫌になってしまうかも…って思いませんか?
・なんでこんな事もできないのか
でも、これも実は対処法があります。
実は、これらの感情は、「自分はなんでもできる」ということが前提となっています。
だから期待を下回った自分への負の感情がイライラを生んでしまうんです。
想定範囲を広げるために”できない自分”を認めてあげるのが対処法です。
自分は完璧じゃないし、能力もプロには劣っているし、失敗することも多い、頑張ったってできないものがあることを、自分だと思った方がいいです。
大事なのはできないことではなくって、その時の対策と苦手な部分をカバーすることです。
まとめ
自己責任論って一瞬で実は自己解決できる方法でもあります。
イライラしたり、ストレスを極力少なくしたい…。
そんな人も実は根っこからそれをなくすことができます。
アンガーコントロールにもなり、仕事にも生活にも良い影響がでるはず。
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1. 自分の好きな場所・タイミングでカウンセリングが受けられる
メッセージ形式、ビデオ・電話形式、対面形式でのカウンセリングが可能。話しやすいスタイルを選んでカウンセリングをお受けいただけます。
メッセージ、ビデオ/電話相談は一律料金。また、メッセージ形式にはお試しプランをご用意。自分に合う専門家がわからない、いきなり本格的なカウンセリングには抵抗がある方にも、お試ししてから本格的なカウンセリングに移行していただけます。
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