「好きなことを仕事に」っていう言葉をよく聞くと思いますが、趣味や、やっていて楽しいこと、好きなことを果たして仕事にするべきなのでしょうか。
嫌いなことをやり続けるよりも、「好きなことだったら、仕事も楽しくなるんじゃないか…」って思う方は多いと思います。
そこで、ここでは趣味を仕事にするべきか否か?と多趣味でいくべき理由をご紹介したいと思います。
趣味を仕事にするべきか否か?
「好きなことで、生きていく」というのがキャッチコピーとなっている世の中。
自分のやりたいことや、趣味を仕事にしたいと思う方は多いのではないでしょうか。
私の考え方としては「趣味は仕事にしなくてもいい」という考え方です。
私のことを話すと、私はアフィリエイトブログがメインのお仕事って感じなのですが、よくこのように言われます。
「書くことが趣味ですか?」「書くことがお好きなんですね~」と、私が普段から文章を執筆することが趣味だと思う人は多いです。
でも…私は、文章を書くことは、特に趣味ではありません 🙂
私は、日記とかはつけたことすらないし、手紙も書かないタイプだし、親しい人からもらっても返事すら出さずじまい…みたいな。
仕事としてWEBライティングをしているだけなのです。
そんな私が、なぜ、アフィリエイトブログをやるのか、そして趣味を仕事にしないほうが理由をあわせてご紹介したいと思います。
得意なことをやるほうが効率がいい
では、なぜやっているのか…というと、一言でいうと、「得意だから」です。
私は、昔から執筆が得意で、このテーマは、好きとか嫌いとか、気持ちが乗るとか乗らないとか、関係なく書けちゃうんです。
今日はこんな設定にしようと、別のキャラクターで書くこともできますので、この特技を生かさない手はないなと思ったわけです。
趣味ではないけど、プロの腕前をなぜか持っている人っているのではないでしょうか?
私はたまたまそうだった。
その場合、それを仕事に活かしたほうが稼げると思います。
その趣味が収入に直結するとは限らない
趣味を仕事にするのには、キャリアや収入の不安定さもデメリットのひとつ。
フリーランスや自営業として活動する場合、まぁ成功する可能性も大幅にありますが、収入が下がる可能性もあり得ます。
あなたの大好きな趣味が講じて、大成功を収めればそれは素晴らしいですが、中には世の中に需要がない場合もありますよね。
自分の好きなことになると、誰しも、目が曇りがちです。
でも、それでお金を得ようとすると、世の中の人が求めていることに対してサービスを提供することが必要なので、趣味が稼ぎになるとは限らないのです。
自分の価値を「お金」で測られる
多分、自分の「好きなこと」は自分のアイデンティティと深く結びついています。
なので、その好きなことであり趣味を仕事にすると、それがお金に換算されてしまうことを意味します。
自分の情熱や想いが、金銭的な評価に直結してしまい、苛立ちを覚えるでしょう。
それをお金に変える時点で、ある程度他者の基準で数値化されてしまうことは避けられません。
「好き」と「お金」のバランスを取ることの難しさ
アートが好きな人は、営業が不得意だったりすることってよくあります。
趣味をお金に変えるためには、交渉事や、営業が生じることになるので、「好き」を仕事にした瞬間、好きではない業務にとらわれて苦しくなるケースもあります。
そこで、人を雇うことになると、今度は組織や人間関係に縛られます。
そう、好きとお金のバランスを取ろうとしていくと、次第に息苦しくなっていくことになるのです。
趣味は趣味でいいってこと。圧倒的多趣味のススメ
このように、必ずしも、趣味を仕事にするというのは幸せではない、って私は思います。
それでは趣味でいいのではないか、ってことになりますが、お金を稼げない、ただただ好きなことがたくさんある、っていうのはどうなんでしょうか。
ここでは、圧倒的多趣味のメリットについてご紹介したいと思います。
「多趣味」=楽しいと感じる事柄が多いことはアンテナが広がること
趣味というのは、人間が自由時間に、好んで習慣的に繰り返しおこなう行為のことですが、これが多い人がいわゆる多趣味ですよね。
私も、多趣味なタイプです。
旅行、温泉巡り、映画・ドラマ、動画鑑賞、スポーツ観戦、音楽を聴く(特に洋楽テクノなど)、読書、マンガ、ゲーム、ショッピング、料理、食べ歩き、カフェ巡り、時々釣り、最近加わったのが、編み物、ジャズダンス・ポールダンスです 😀
ポールダンスに関しては、スタジオで、メリーゴーランドやくるくる回る技を習得してから動画を撮影するのにもはまり。
私の場合は、インドア/アウトドアの趣味が両方あるのですが、これはやっぱり良いことと言えますね。
やっぱり、楽しいと感じる事柄が多いということは、それにまつわる情報を得ようとすることにも繋がります。
好きな事柄について調べまくるので、頭の回転も早くなるし、アンテナも広がっていきます。
趣味をお金にしないことで、純粋に没頭できる
たとえば、私はゲームがかなり強いのですが、これでお金を稼ごうだとか思いません。
プロゲーマー目指したり、たとえば、ゲーム実況はしようかな…と思ったことはあるのですが、「なんだかお金にすると面白くないな」と思ったんですよね。
プロゲーマーになろうとすると、指定のゲームをやらなきゃいけなくなるし、ゲーム実況をしようと思うと、編集だの、視聴者の目線だの、気にすることが山のように出てくる。
全くお金にしないことで、何も気にしないで没頭できる。
この没頭できる体験っていうのは、お金に変えると何かが変わってしまうと思うんです。
自分が分かる
多趣味であればあるほど、自分の傾向がわかります。
とりあえずやってみることで、「ああ、私にはこういうことが好きなんだな」と理解できるので、やる前から成功するかどうかがわかります。
私の場合は、趣味の一覧を見ていただくとわかるように、「一人で楽しめるもの」というのが前提です。
なので、ああ、私の性格って大勢でいるのは得意ではないんだな、ってわかってきます。
自分を知ることで、それが結果的に人生にも生かされる。
楽しみながらも、自分と向き合う時間になっているのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
趣味を仕事にしない方が良い、というのが私の考えです。
好きなことをやっていて、それでお金が絡んできても、まだ楽しめるなら、それは天職かもしれないですが…。
多趣味だと、圧倒的に自分の楽しめる瞬間が増えるので、ぜひ楽しいことをやっていきましょう❤