忘れたいと思う「過去の恋愛」もあるかもしれません。
でも、私は恋愛してない人ほど、異性を知らないし、恋愛に興味がない人ほど、人のことを分かっていない人が多いって思う。
学びっていうと、勉強や仕事なんかを想像する人が多いけれど、見方を変えれば恋愛のほうがよほど、「学べること」が多くある。
傷ついた恋愛であっても、あなたが本気で好きになった恋愛を経験したならそれって適当な人間関係を築くよりも深く学べるのです。
そこで、今回は、恋愛で学べるその理由や、何が学べるのってことについてご紹介します。
恋愛経験がない人も「恋をするとどんなことが学べるのか」という視点で参考にしてみてください。
恋愛が下手な人は「恋愛は遊び、人を堕落させる」と思っているけど、恋愛が上手な人は「恋愛は学び」と思っている。
恋愛を、よいふうにとらえるか、悪いふうにとらえるか。
私が思うに、恋愛が一番色んな要素があるからこそ、深い学びになるって思ってます。
恋愛が下手な人は「恋愛は遊びであり、人を堕落させるもの」という考えを持っていたり、「恋愛をすると、余計な時間や無駄な出費が増える」、「仕事の邪魔」って考えているし、恋愛を悪いふうに受け止めています。
ときには、抵抗感や、恋愛をしそうな場面がきても、別のことを優先したり、罪悪感を持ったりします。
でも、実は恋愛を軽んじる心って、現実にも反映されます。
恋愛も弱くなるし、貴重な学びの経験を逃しています。
皆、恋愛とは別の場所に、なにかがあるって思っているけれど…本当は、恋愛こそ人生の貴重な学びです。
人は、恋愛することで異性を学ぶ
異性の考えていることが分からない…っていう人もいるかもしれません。
でも、異性というのは、やっぱり恋愛することで、一番理解が進みます。
これはなんでかっていうと、職場や学校、「知り合い」として、普段の生活で知り合う形って、男女関係なく、「人」として接します。
だから、細かな心理が分からないし、深いコミュニケーションじゃないから、理解しているようで、理解はできない。
結局どこで学べるのかっていうと、それってきっと、恋愛中の深いコミュニケーションにこそ鍵がある。
きっと皆そこで、異性の理解を飛躍的に進めます。
それは、それだけ、恋愛が悩むものだからこそです。
異性と付き合う、ってことは、それだけ色々な経験をすること。
男性心理の理解・女性心理の理解は確実に進むのは間違いないし、友達付き合いでは分からない心理がよく分かっていくのです。
恋愛にはポジティブで行くべき!恋愛が学びであり、人を伸ばす理由
恋愛下手よりも、恋多き人で、恋愛上手でいた方が、絶対に人生は楽しくなるし、学びも深まる。
恋愛が上手な人は、恋愛の考え方がポジティブで「恋愛は学びであり、人を成長させる」と思っています。
恋愛には貴重な価値があり、恋愛でしか学べないこともたくさんある…それは分かる人は分かっています。
だから恋愛にも積極的です。
そこで、恋愛からのみ学べることをご紹介したいと思います。
恋愛を通さないと人の深い感情に気づかない
たとえば、恋愛をすると、好きな人の前で思ったようにできないことでも悩むし、思いを叶えるためにどうしたらいいかでも迷ったり、時には辛い思いをすることもあるでしょう。
そうして、恋愛を通して自分の深い感情や相手の深い感情と向き合うことができる。
たとえば、仕事ってどうしてもルーティンになるし、慣れてくると深く向き合うことってやりにくくなる。
でも、恋愛の場合って、どこまでいっても「ルーティン」にはならない。
たとえば、付き合った後のラブラブトークでは自分で気づかなかった面を褒められて自分を知る機会になったりするのはもちろん、しばらくたって、ボロボロの大ケンカでは自分で知らなかった悪いところを辛辣な言葉で恋人から聞かされて初めて気づいたりする。
やっぱり恋愛はいくつもある人と人の関係の中で、建前ではなく、最も濃密な関係の一つなので、自分自身が浮かび上がります。
自分がわかる
私は最初の元カレと付き合ったときに、自分の譲れない価値観が何かってのが非常によく分かったんですよね。
最初のうちは、ラブラブで楽しんでいても、次第に合わない価値観っていうのは浮き彫りになっていく。
ただ、安定して付き合っていくのではなくて、かなりぶつかったんだけど、その間で、自分はこういうことを大事にしているんだな…っていうのが手にとってわかるようになります。
恋人との付き合いが深まると一緒にいる時間や携帯などでも繋がっている時間が増えていきます。
軽い付き合い方なら、価値観が浮き彫りになることってほとんどないけれど、本気の恋愛をすればそれだけ近い存在になるため、自分自身の大事にしたい価値観が浮き彫りになってきます。
この工程は決して清々しい気持ちではないでしょう。
落ち込んだり、時には泣きながら分かってくる感じですが、苦しい思いをしながらも一回り大きくなれます。
自分だけではなく「自分に合う人」がわかる
実際、恋愛経験を積んで20代後半くらいを迎えた人は、自分に合う人が明確にわかります。
逆に20代では頻繁に自然消滅したり、別れたり、悩んだりするのは、自分に合った性格の人やタイプの人を知らないことも大きいです。
若いときって、「外見」やその場の勢い的な恋愛、身近なところって感じで、コミュニティで知り合ってそのまま付き合うことが多いです。
ですが、素敵な恋愛をするために必要な要素が分からないままってことも多い。
恋愛から学べることの中には「相性が良い人が分かる」という面があり、これは日常生活にも活かされ、友達の選び方にも度々影響を与えていきます。
人付き合いが学べる
私はもともと、人付き合いが超苦手なんですが、恋愛は普通にできるようになりました(笑)
これはなんでかっていうと、恋愛には “普通” という概念が軽視され、それぞれのカップルごとに「二人で良いと思える付き合い方」を模索していくからです。
これが人との付き合い方を学ぶ機会となり、自分と相手の両面を思いやって「どう他人と親密な付き合い方をするのか」という自分にとっての最適な付き合い方を学んでいきます。
友達同士って、嫌な部分があったらさっと離れたり、ある意味距離を保ったまんまだと思うけれど、恋愛の場合、相手が好きだからこそ、付き合い方を相手に合わせたりできます。
「こうしよう」「ああしよう」って真剣に向き合えるのって、恋愛だからこそです。
信頼の重みを知る
恋愛の中で、「信頼」をすることはとても重要なこと。
恋愛の場合って、一度でもその信頼が崩れてしまうと、関係も一気に崩れてしまいます。
ですが、信頼し合える仲であれば嫉妬をすることもなく、心配することもなくお互いに負担をかけることのない、理想の付き合い方をすることができます。
長続きの秘訣はこの「信頼」をするということが重要になってきます。
この信頼を得るにはどうすればいいの?って考えるのが、恋愛で学べることだと思います。
「終わり」があることについて学ぶ
愛というのは、いつまでも続いていくと信じたいもの。
だけど、私はたくさん失恋してきたから、そんなのは幻想だって気づいてます。
もちろん、それができればすごく幸せです。
だけど、なんかのきっかけで、今まで愛していたのに裏切られたり、一瞬で愛を失ってしまいます。
「永遠」という言葉を使いたくなる人もいるかもしれないけど、終りがあるからこそ、愛は素敵なものなんです。
でも、愛という形式にこだわり過ぎれば疲れてしまうし、終わりがあることも、頭のどこかで理解していき学んでいくことが大切です。
まとめ
今回は「恋愛から学べること」についてご紹介しました。
世の中には、学びになることはたくさんあるけれど、恋愛から学べることって群を抜いて多いと思う。
人を本気で好きになったからこそ、「恋愛からしか学べないこと」、「わからないこと」がある、って私は思う。
恋愛はどういった恋をするかで学び方が違ったり、成長する方向も違うし、素敵な恋は、より素敵な自分になるために必要なものです。
やはり恋愛から学ぶことは多いので、色んな学びを得たいなら、積極的に恋を探しに行きましょう♡