「これをすればキラキラの生活が待っている」、「これを体験すれば、絶対に楽しい」と誰もが思って過ごしていると思います。
だけど、いざ、それらがスタートしてもなぜかつまらないと感じることはよくあります。
結婚をしたら、何かが変わると思っても、実は新婚であっても「結婚生活がつまらない」と感じる夫婦は、妻・夫共に多いのが現実。
なぜ人生がつまらないのか?その理由を私の経験を元にご紹介します。
人生がつまらない。くだらないと感じる理由。
人生がつまらない。退屈だと感じる理由。を考えたことはありますか。
人生つまらないときは誰でもあると思います。
でも、たとえばそういう悩みに関しても「ちょっとしたことに感謝をしよう」だとか、「やりたいことをやればいい」だとかそういう話ばかり見かけます。
だけど、実際、毎日メチャクチャ楽しい、キラキラしています!!という人なんているんでしょうか?
人生がつまらない…退屈な理由はもちろん人それぞれだけど、その理由を知りたくありませんか。
その理由をいろんな視点から見ていきたいと思います。
人生に対して期待を持ちすぎている
人生全般に対して、多くの人は、期待が大きすぎる部分があります。
人はみんな、日頃からドラマや漫画、映画を見たり、いろんな話を周りから聞く機会があるからです。
でも、結婚生活を含めて、所詮人生は「生活」の連続。
結婚生活だけではなく、人生全体が、生活の連続なんです。
毎日淡々と暮らすというのが、人の営みの常識。
だから、楽しいことばかりだけではないし、その生活に慣れてしまえばなんとも思わなくなってしまいます。
人生に大きな期待を抱いている人ほど、その落差を感じてしまうはずです。
何にでも慣れてしまう
私達人間には「慣れる」という習性があります。
つまらない理由は、刺激がないから。という言い方をする人がいるでしょう。
だけど、いくら刺激的な生活を求めても、意味がありません。
なぜなら、動物にも、人間にも、根本にはこの『慣れ』があります。
慣れは全てにおいて生じる観念です。
たとえば、人間関係、環境、日々の生活…などなど。
この慣れはいずれ、馴れに変わっていくため、楽園が、温室が、心地いい勘違いになり、終局的につまらなさを作り出します。
人生でも、自分がレベルアップしていけば、楽しくなりますか?
実はそうではありません。
周りの『敵』が弱くなったり、周りが平凡で退屈な人たちに思えてしまえば、とたんに、退屈なゲームになりますからね。
もちろん慣れが良いとか悪いではなくって、それによって人は、助けられる部分は大いにあります。
だけど、その習性のおかげで、誰もがずっと同じことで楽しさを感じられなくなっています。
経験&体感済みが増える
人生が退屈極まりない、と感じるのは、経験&体感済みの出来事が増えていくから。
現世だけのことではなくて、スピリチュアルな視点では、前世・過去世という概念があります。
信じるかどうかは別として、この前世の経験や感情、感覚は残っていると言われています。
何度も生まれ変わっているという人なら、全てにおいて「既視感」や、何とも言えないやり尽くした感を感じています。
人によって、「やりたいことがまだまだある」と感じる人と「やり尽くした感」がある人と分かれると思いますが、これは過去生が関係していると言われています。
心の本音がチグハグだから
私が思うに、人は、実際に行動していることと、口に出していることと、本当にやりたいと思っていることが、バラバラだったりします。
「心の本音」がチグハグな状態な人は、特に多いです。
本当はつまらないと思っているのに、毎日の生活を続けている。
本当は○○したいのに、××している…なんて状況は、他にも、たくさんありますよね。
本当は毎日、あの人と話したいのに、毎日別の人と過ごしている、これを食べたいのに、これを食べている…これじゃ、つまらなくなってしまって当たり前。
でも、本人はそのちぐはぐな状態でいることを自覚していなかったり、心が麻痺した状態だってことも多い。
人生が惰性で続いていると感じる人達へ
ちなみに、私も人生が惰性で続いている、退屈、つまらない、とずっと感じていました。
たとえば、私にとって、誕生日も、年末年始も、嬉しいことです。
なんでかっていうと、人生がまた一つ終わりに近づくからです(笑)
終わりに近づくってすごくロマンティックじゃないですか?
そんなネガティブな気持ちでいる私だからこそ、折り合いをつけて、楽しくなる方法をたくさん知っているのです。
具体的な方法として私がとっている方法をここでご紹介します。
終わりを夢見る…人生に過度な期待をしない
私は、一日の終わりが近づいているときが一番好きです。
同様に、人生の最後の日って、心がさぞ穏やかだろうな、って思うんです。
そんな風に、人生に過度な期待をしなかったり、人生の終わりを常に意識していることで、毎日上の空で楽しく過ごせる気がします。
過度な期待をせず、終わりを夢見ることで…逆張りで、なんでも今はできるなって気がしてきます。
不倫だろうが恋愛だろうが、どうせ死ぬのだからなんでもやっちゃえ的な…こんな考え方、投げやりな反面、めちゃハッピーになりませんか?
人は期待をしないほうが、楽しくやれると思うんです。
今がつまらない人は、その終わりにロマンを見出すことが人生を幸せにする秘訣だと思います。
何の道を選んでも完全なハッピーはありえないから…たくさんの非常口を作る
実は、人生って、これを解決したらハッピーになるという代物ではないんです。
完全なパーフェクトライフは存在していません。
どんな道を選んだとしても、マイナス面や悩み、苦労する点が、存在します。
もちろんどのような生活を送っておられるかは個々に異なります。
極めて劣悪なストレス環境にあったりする場合は、もちろん、根本的なところから考えなければいけないかもしれません。
だけど、似たような選択肢があったとして、どっちかを選んだとしても、必ずどこかに後悔が生まれます。
たとえば、食べ物の話をしましたが、パンばっかり食べたらたまにケーキも食べたくなってくる気がします。
だから、一つの道を選ぶのだけではなくて、なるべく、仕事も、恋愛も、いくつかパターンを持っておくことが、一つしか選択していないよりも後悔が少なく思えるのです。
人生では、いろんな非常口を作っておきましょう。
そうすれば、辛いときは、別のドアを開けたときに、楽しく過ごせる気がするんです。
全部遮断して、人生を再構築
知り合いや、しがらみなど、そういった今まで在るもの(人間関係、お金、モノなどなど)に縛られて、動けない人たちはたくさんいると思うのです。
だけど、私は、なぜ、遮断しないんだろうっていつも思うんです。
しがらみや人間関係なんか全くこだわらないほうが、まだまだ自分が違うことをすることができるな、って考えてます。
もしも、今の人生が本格的につまらない、と思うのなら、未練なんて持つ必要がありません。
人は何度も生まれ変わることができます。
全部遮断して、人生を再構築してみてもいいと思います。
「家族」はつまらない…結婚生活がつまらないのは相手が家族になった証拠
「結婚生活がつまらない」という悩みを持っていませんか。
これは、結婚をしていると、男性側も女性側も誰もが思うことです。
毎日が同じことの繰り返しで淡々と過ぎ、刺激があるわけではありません。
結婚生活は、二人で「日常」を作っていくこと。
それをつまらないと感じる理由は、ただ一つ、「家族」だからです。
家族って、そもそも毎日新しいことがあるのではないのです。
たとえば、実家で家族と暮らしていた時、「この生活つまらないな」と感じた経験はありますか?
きっとないはずです。
お父さん・お母さん・兄弟と過ごしていた生活に、楽しい・つまらないという感情はないはずです。
なぜならそれが当たり前の生活だったからです。
家族で過ごすことが当たり前の中で育ってきたからです。
ですがこれがパートナーに変わった途端、それと同じように、家族の生活が当たり前になり、「結婚生活がつまらない」と感じてしまうのです。
パートナーが恋人から家族に変わってしまうと、つまらないと感じるようになるのは、「家族」という形はそもそもつまらないものだから。
家族というのも、もともと、「淡々とした形のもの」なんですよね。
時間も、モノも、淡々と存在するもの。楽しさを与えてはくれない。
毎日がつまらなく感じてしまう人っていうのは少なくないでしょう。
こういった人は、実は、単調な生活を楽しむ努力ができていません。
では楽しむ努力って何をどのようにすれば良いのか?
実は、生きることは単調なものなのです。
それを楽しむ為には楽しみたいという欲を持ち、楽しもうと思う努力をしないと楽しむことができません。
地球も、時間も、もともとは単調なものでできています。
モノも、時間も、全ては退屈な分子の集合体です。
ただの時間という存在は、あなたに楽しさを提供してくれる存在ではありません。
ただ、そこに存在しているだけだってことを受け入れましょう。
つまらない、退屈を感じやすい人は、心の使い方を工夫することが近道です♡
つまらない、退屈というのは、当然のこと。
退屈を別のものに変換することです。
それは、選択肢を増やして、終わりまで自由に遊ぶことです。
もともとあるものをどう捉えるか?で人生の色は変わってくると思うのです。
まとめ
毎日がつまらない、人生が退屈だと感じていませんか。
ハッピーに過ごしたいと思っていませんか。
ハッピーに過ごすためにはそのための「努力」が必要。
時間とは淡々とすぎるもの。
退屈の集合体で人生はできています。
それを少しでも楽しくするために、心の使いかたを工夫してみてください。