「そういえば、最近、あれしてないなぁ」「平坦で穏やかだけどロマンがないなぁ…」って退屈な毎日が続くと、人生そのものが退屈に思えてくることがあるかもしれません。
そして、そんなことが続くと、どこか漠然とした無気力感のようなものを感じることもあります。
その無気力感というものは、わかってもらえないものというか、退屈ってダメなものって頭で思い込んでいませんか?
でも、退屈って、怖いものでもなければ、避けて通るべきなものでもないし。
ましてや行動をしたり、する必要ってなくって、退屈を愛することが日常を破壊できることなんです。
私達は、みんな、退屈に恋しています。
今回はそんなことも含めて、退屈な毎日から抜け出したいと思った時に考えるべきことと、考え方のコツをご紹介します。
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退屈とはどんな状態?
退屈とは風景の一つだと思います。
退屈とは、「何もすることがなく暇を持て余すこと、飽きること、つまらないこと」って辞書にはそんな風に書いてあります。
でも、こう考えてみてください。
私達って実は退屈に恋していて、退屈を求めています♡
刺激が毎日続いていると、心も身体も荒み…それも慣れてしまいます。
だから、いくら楽しいと思えることでも、同じようなことを日常の中で繰り返してゆくとそれはいつか退屈になります。
何もしないことを退屈呼ばわりしますが、私達は退屈な日常を愛していて、その時々の刺激で退屈を遊んでいるに過ぎません。
まず人生って退屈なものだ
「退屈」。この言葉が良くないかもしれないです。
まるで、あなたが退化しているような印象を受けるからです。
でもそんなことはありません。
まずは人生ってそもそも平坦なものです。
日本に生まれてある程度の親に育てられたからには、普通に育ちます。
なぜなら、日本は安全で健康的だからです。
「自分たちに未来がない」なんてひとたまりもない国ではない限り、安心・安全に生活できる以上、つまんないって感情は芽生えて当たり前です。
これが、あなたが紛争地域に生まれてたら「つまんない」とか「退屈」とか、いってる場合じゃないです。
ネットでは有名らしいこの言葉、「人生は死ぬまでの暇つぶし」。
人間として生まれ、約80年はあまりに長いですから、色んな感情が湧いてきますが、人生とは退屈と共存するもので、退屈を求めてやまないものなんです。
忙しくするのではなくて、「退屈」を遊ぶこと。
そういう意味では退屈を悪いこと、マイナスイメージで捉えるところから変えていきます。
そして退屈を遊ぶことが私達には必要です。
自粛生活、家から出ない、それは退屈だから面白くない…っていうかもしれません。
でも、退屈って一番最高なものなんです。
退屈、ではなく、それは進化と前進です。
なぜなら、安全で、愉快で、とても安心できることで、精神が豊かになるから。
退屈を遊ぶ、というのは、日常にちょっとした変化を加えてみる工夫をするだけでよくて、大きく変える必要はない。ほんの少しでいいです。
なんとなく景色を見に行ってみる。漫画を読み漁ってみる。
そんな風に毎日の中で感じる刺激、これをほんの少し、チョイスを変えてみるだけでも、それぞれが退屈を遊ぶことが出来ます。
退屈を壊すのではなくて、同化し、退屈を愛すること。
そこにほんの少しの刺激というスパイスが入り、退屈がより一層楽しくなります。
退屈とはストレスが少ない状態に持って行けている素晴らしいことだ
今、退屈だと感じている、あなたのその感情は、実は「ストレスが少ない状態に持っていくことが出来ている」ということです。
豊かだからこそ、退屈という感情が浮き上がります。
もし、不安や心配、ストレスで一杯の毎日だったら、退屈な毎日ではなくて、苦しい毎日です。
あなたの辛かった毎日が退屈の概念を変えてくれる
私の場合、たとえば、朝、大体同じ時間に起きて、家族を送り出し、自分の朝食を食べる。その後は掃除や洗濯をして、買い物に行って、昼食。
午後からはパソコンで仕事をして、そして、夕食を作る。
夕食の後はゆっくりお風呂に使って、寝る。
私は、そんな暮らしをほぼ毎日しているけれど、幸せだと思っています。
これはなぜでしょうか…?
辛い毎日を送ってきたからこそ、退屈を幸せだと感じる心が生まれる
私は、割と退屈って好きです。
それは、日常慣れ親しんだ物事に対する、愛着と敬意を含んだ正しい気持ちだと思います。
青空や物欲すら愛です。
日々に幸せを実感できる人と、そうではない人の違いは何か。
それは「今まで、辛い毎日を送ってきたから」だといえるでしょう。
私といえば、結婚前は、実家暮らしをしていたのですが、自分の居場所っていうのが本当になかったから。
勤めていた時も結構過酷だったし、人間関係なんかも、あんまりよろしくない環境でずっと耐えてきた。
今やっている暮らしは、私の中で、新しい暮らしです。
退屈な毎日かどうかというのは、その毎日をどう捉えているかが決めているのかもしれません。
同じように、風邪を引くこと、時々病気をすることで退屈の概念が変わる
私達は、時々、風邪を引いたりすることがあります。
そして、ウイルスが蔓延している世の中です。
良くないことも起きるでしょう。
ですが、体の調子を時々壊す、っていうのも、人間や動物である以上、宿命だと私は思っています。
その生物学的なシステムは、幸せの感度を上げてくれると私は思います。
ウイルスとの人間の攻防って歴史的に繰り返されてきました。
でも、人間、風邪を引くことがあるからこそ、休む機会を得られるんじゃない?
そして、たまに学校を休んだ時に、お粥が美味しかったりする。
布団が暖かかったり、元気になったら、あれやりたいな、って思えたり。
疲れている時に、休むことで、また立ち止まって頑張ろうと思える。
こういった出来事って、いつも以上に「幸せの感度」を上げてくれます。
先程も述べたけど、辛い日々や、思うようにいかない日々っていうのは、いつか自分の「退屈」の概念を変え、支えてくれるようになります。
まとめ
人々は、退屈を何とかする方法、って考えるけれど、もし、退屈な毎日から抜け出したいと思ったときも、実は何かを大きく変えなくてもいいのです。
辛い日々があれば、より退屈がすばらしい日々だと感じられるようになります。
大事なのは、退屈を愛することです。
退屈を恐れず、ひとしきりそれに身を任せた時に、常に新しい気持ちになれそうじゃありませんか?
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