自分が辞めたところで(いなくなったところで)、補填された人が意外とうまくやっていく…なんてことって結構ありませんか?
世の真理として、世の中は、意外と現状を受け入れて対応していく。
実は、世の中の99%の人間が、その人じゃないとダメな理由などなく、替えが利くのが当たり前なんです。
それならどうやって生きていけばいいの?なんてことをご紹介したいと思います。
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その人じゃないとダメな理由など、ほとんどの場合ない
まず、知っておきたいのが、この世の中の殆どの人が、その人じゃなくても替えがきくということです。
本当に世に貢献しているのって、非常に有能で、人類発展に貢献したような人のみで、99%は替えが利く存在です。
だけど、多くの人は、「自分にしかできない」「自分は特別な存在だ」って思い込みたくて仕方がない。
でも、本当はそんなことって絶対にありえないことなんです。
自分にしかできないことなどないことに気づこう
多くの人は、「自分じゃないとできない」って特別だと思いたいけれど、まずは、自分にしかできないことなどほとんどないことに気づかないといけない。
コレを受け入れるのが結構難しくて、自分は替えの利かない人間だと錯覚している人がほとんどです。
自分なんて、世の中のお荷物で、すねかじりだって自覚できている人の方がまだマシ。
「誰も代わりなんか務まりはしない」「自分の代わりなんて、世界のどこにもいやしない」。
これって、綺麗事ではよく言われています。
でも、これは、人を励ますために、あえていう言葉です。
実際は、本当に替えが利かない人間など存在しないのです。
替えが利かない人間の定義とは
替えが利かない人間を定義したとすると…たとえば、その人でなければできない仕事、その人がいないと作れない商品、その人がいないと廃れる芸術・文化などを持っている人間のことです。
その結果、その人間がいなくなることで、仕事や商品やサービスや芸術・文化といったものがなくなって(終わって)しまうわけです。
要は「いなくなって困る人間」のことです。これが本当に替えが利かない人間だと言えるでしょう。
いなくなって困る人間(替えがきない人間)は本当にいる?って考えたときに、もちろん、短期的にはその身内であったり、仲間であったりは悲しむでしょうし、困ると思います。
ただ、もう少し長期的に考えたときにそんな人間はいないと断言できます。
詳しく見ていきたいと思います。
最愛の相手・恋人など
替えが利かない、っていうと、「自分の好きな人は替えが利かない」って思っているかもしれません。
結婚相手や、恋人、最愛の人です。
でも、これも合っているようで、間違っています。
確かに、その人は世界に一人しかいないし、いなくなってしまったら涙を流して悲しむはずです。
別れたときには、傷つくはずです。
でも、代替が利かないわけではありません。
なぜかというと、人は一生のうちに、何度も恋愛ができるからです。
みなさんも経験があると思いますが、何回も本気の恋愛を繰り返し、別れても、また恋人ができることは普通にあります。
泥沼の離婚を乗り越えて、再び再婚する人もいます。
問題は、死別しても、また再び最愛の人に巡り会えるかどうかなんです。
別れて二度とこんな人は現れないだろうと思っていても、最愛の人だとその時は思っていても、また再び恋愛する相手は現れるので、替えが利くといってもいいでしょう。
世界的に著名な女優・俳優
美しくて、人より際立った女優・俳優はとても価値がある人材。
その美しさと存在感は何者にも代えがたいので、他に代わりがいないと思うかもしれません。
もちろん、永久にスクリーンの中に生き続けて人は感動します。
ですが、どんな俳優も女優も、年を取ります。
年を取ることで、姿や雰囲気も変わっていきますし、かつてその人が演じていた役を別の若い俳優が演じることも珍しくありません。
名曲を生み出した作曲家
たとえば、ビートルズが音楽史に与えた影響は計り知れないし、多くの優れたアーティストの名曲や作品を私達は聞いています。
そのジャンルを語る上では、欠かせない偉大な存在であることは言うまでもないでしょう。
こういったアーティストはもしかしたら替えが利かない1%かもしれません。
死後何十年たった今でも様々なアーティストに影響を与え続けています。
ただ、その人達が仮にいなくなったとしても、また新しいメロディーは生み出されていきます。
このあとの歴史でも名曲は突如と現れ、残り続けていきます。
発明家
言わずと知れた松下電器(現・パナソニック)の創業者の松下幸之助、Appleのスティーブジョブズは、経営の神様と呼ばれるほどの存在であり世界に誇る経営者です。
彼らの人生・名言・思想は様々な本やテレビなどで取り上げられていて、現代でも多くの経営者が尊敬の念を持っている人間です。
ですが、彼らが亡くなってからも、会社が傾くと思いきや、そうではありません。
代わりの人間が会社を動かし、今もなお利益を生み続けています。
亡くなって、困っている人が今現在もいるでしょうか?
答えは簡単。
もちろん、悲しんでいたり、寂しいと思っている人はいるかもしれませんが、ここまで歴史的な偉業を成し遂げていたとしても、後世の人間が困ってしまうことはないんです。
どれだけすごい人間になれたとしても、忘れ去られない人や、替えが利かないと惜しまれ続けるのは本当に一部の人だけなんです。
替えが利かない人間なんていない…だからこそこう考える
そこで、ほとんどの人間が、替えがきくということ、いなくなっても困らないこと。
そう考えると虚しくなってしまうのですが、どうやって生きてけばいいんでしょうか。
みんな「自分を特別だと思いたい」心理を捉えて仕事に生かす
替えが利くということは当たり前の事実ですが、相反して、自分を特別な存在だって思いたい人は多いです。
特別な自分になるために、ファッションを着こなし、必要な情報を取り入れたいと書籍を読み、サービスを購入します。
大衆の「自分を特別だと思っていたい」という心理を知っておけば、いろんなビジネスに活かせます。
消費者心理を知ることで、商売の際にも、良いサービスを作り上げたり、おすすめできるようになります。
替えが利かない人間を無理に目指さなくていい
まず、「替えが利かない人間なんて目指さなくていいんじゃない?」ということです。
どうやっても、替えが利かない人間なんてほぼ存在しないわけ。
それなのにも関わらず、今は一人一人が独自の存在を目指そうと、必死で替えが利かない存在を目指して頑張っています。
AIに仕事を取られてしまうから、と必死でオリジナリティを表に出したり、あるいは目立とうとしたり。後世に自分という存在を示したい、と踏ん張ってみたり。
でも、それって本当に意味がないですし、自分の無力さに押しつぶされるだけです。
自分は替えがきく人間だと受け入れて、気楽に生きたほうが絶対今が楽しくなるはずです。
身近な人に一時の感動を与える存在になる
先程挙げた偉人は、替えがきく存在かもしれませんが、世代を超えて、感動を与える存在です。
お分かりかもしれませんが、殆どの人間が替えがきく存在だからこそ、目指すべきは、自分が生きている間だけだったとしても、付き合っているほんの一時だったとしても、身近な人に感動を与えられる存在になることです。
身近な人に、一緒に過ごしていた時間だけだったとしても、「同じ時を過ごせてよかった」、「その人の存在が大事だ」と思ってもらえたり、その人にとって「かけがえのない存在」になるのは素晴らしいことです。
たとえば、私には近所にお気に入りのケーキ屋さんがあるのですが、そのパティシエがいなくなったら、替えが利かないなって思っています。
ちょっとしたことかもしれないけれど、他では味わえない味だから。
これはその人の生み出す味に、個人的に私が感動したからです。
個人的にでも、感動を与えることができれば、それはその人の中にずっと残ります。
その人の中で、感動させてくれた人というポジションでは、まさに替えが利かない存在になるのです。
人を感動させることって、とても難しいことです。
だからこそ、その人だけに感動を与えることを目指してください。
その人が、感動を感じれば、それは永遠となります。
自分の中で絶対に替えが利かないと思うものを大切にする
世の中で替えが利かない人間になるのは難しいです。
でも、自分の中で、人生で他の人に代替できる「替えがきくもの」と、「絶対に替えが利かないもの」があります。
殆どの人やモノは代替可能だけれど、自分の中には、「絶対に替えが利かないもの」、つまり唯一無二のものがあるでしょう。
たとえば、血のつながった子供なんてのは、他の誰かと替えることができない存在です。
別の子供と入れ替わったとして、自分の中で、それは替わりになりえないのだから。
その意味をじっくり考えてみると、血縁で結ばれている両親というのも自分には世界で他に代替ができないんです。
たとえ世の中的には代替が利いたとしても…。
自分の中で、絶対に替えが利かないと思うものを大事にすることが幸せに繋がります。
まとめ
本当に替えが利かない人なんてのは世の中に99%いません。
だから、世の中に自分という存在を残すために頑張ろうだとか考えることがそもそも無意味です。
それだったら、気楽に、どこにでも自分の代わりはいるのだから…って自覚して、気楽に生きていったほうが幸せになると思います。
でも、身近な人に替えが利かない人だ、と思われることはとても幸せなこと。
だからこそ、人に感動を与えることができたり、また絶対に替えが利かないと自分の中で思える人を大切にしたいですね。
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