『BERLIN(原題)』とは、Netflixで配信されているドラマ「ペーパー・ハウス」のスピンオフ作品です。
主人公は、スペイン王立造幣局を強盗した実行犯の一人であるベルリンです。
本作では、ベルリンの初期の人生に焦点が当てられていて、ベルリンは、パリで仲間たちと大掛かりな強盗を計画していますが、その過程で様々な困難や葛藤に直面します。
このドラマを見てみた中で、おすすめしたい見どころや、レビューなどをここではご紹介したいと思います。
「ペーパー・ハウス」のベルリンとは?
本作の原点である「ペーパーハウス」は、“教授”と呼ばれるリーダーと寄せ集めの強盗団たちのスリリングな強盗劇を描く作品です。
なんと、NetflixのTOP10ランキングに計約1200日間ランクインしており、現在〈Netflix TOP10に最も長くランクインした作品〉の第1位に輝くほどの世界的な人気を誇っています。
そのスピンオフである「ベルリン」は、「ペーパー・ハウス」のファンにとっては、ベルリンの過去や人間性を深く知ることができる作品です。
ベルリンは、「ペーパー・ハウス」で最も複雑でかつ魅力的なキャラクターの一人と言われていますが、本作では彼の内面や動機に迫っています❤
そんな「ベルリン」の見どころをここではご紹介したいと思います。
ベルリンの複雑かつ魅力的なキャラクター
先程述べたように、ベルリンは、「ペーパー・ハウス」で最も複雑で魅力的なキャラクターの一人と言われています。
彼は、冷酷で傲慢な一面と、そして情熱的でロマンチックな一面を併せ持っています。
彼のキャラクターはもちろん、その演技は、多くの視聴者から高い評価を得ています。
強盗劇とロマンスの両立。
本作では、アクションやサスペンスだけでなく、ヒューマンドラマやロマンスも描いています。
ベルリンは、華麗な強盗を繰り広げながらも、一途に、恋人との不倫関係に苦悩します。
辣腕の詐欺師であり、謎めいた犯罪者でありながらも、情熱的に愛を探そうとするストーリーが見どころの一つです。
大胆さと緻密な計算のバランス。
ベルリンというドラマのストーリーは、大胆なストーリーでは有るもののそのベースに「精緻な計算」があります。
大掛かりな犯罪を計画するけれど、リスクを事前に計算しつつ進めていく様子は、なんだかビジネスにも活かせそうです。
また、それと同時に、ベルリン率いる、強盗団のメンバーは人間らしくもあります。
強盗をしつつも、人を愛するし、間抜けなこともしちゃうし、全体的な軽率さなども普通に描かれています。
ストーリーもそれに伴って、横道へとどんどんと逸れていくため、ハラハラドキドキを心から楽しむことができます。
スタイリッシュな映像とテンポのよさ
本作は、パリを舞台にしていますが、実際にはスペインやポルトガルで撮影されているそうです。
パリの街並みや文化を再現するために、多くの努力がなされているのか、映像もとてもスタイリッシュ。
ストーリーはもちろんですが、クラシックな映画に似た、見惚れるような編集、音響なども素晴らしいシリーズになっています。
ダークヒーロー的な魅力!ベルリンはなぜかっこいいのか?その理由
ベルリンがなぜかっこいいのか?それは、ダークヒーロー的な魅力があるからだと私は思います。
ここでは、なぜベルリンがかっこよく魅力的なのか?その理由をご紹介したいと思います。
ナルシストで、かつユーモアあふれる男。
ベルリンは、何が起きても、自分を卑下することはありません。
つまりは、ひたすらナルシストなのですが、ユーモアが有るので、なぜか憎めません。
不倫をしながらも、別の人間になりきってくれたり、アドリブをしたりと、スリルを楽しみに変えてくれるのです。
女性から見ても、一緒にいるときに笑う回数が多いと「この人と一緒にいると楽しい!」と感じるし、もっと一緒にいたいと感じますよね。
「この人と一緒にいたらどんな困難も乗り越えていけそう!」と良い未来を想像することができます。
カリスマ性のあるリーダー
カリスマ性のあるベルリンは、強盗チームのリーダーとして活躍します。
その様子は、常に冷静沈着で知的です。
常にチームメンバーに厳しくも公正に指示を出し、危機的な状況でも冷静に対処します。
彼は、自分の計画に自信を持っており、敵にも味方にも恐れられる存在です。
失敗も有るけれど、計画性があり、ミスも必ず挽回する、そんなリーダーシップも兼ね揃えているところが、たまらなく魅力的です。
ロマンチックかつプレイボーイ
ベルリンは、非常に魅力的なプレイボーイでもあります。
彼は、タチアナをはじめとする5人の元妻が存在していると本編のペーパーハウスで明かしていますが、彼女たちとの関係はそれぞれ複雑です。
ですが、複雑な関係であろうが、彼は気にしません。
ベルリンは、常に、ロマンチックかつ、情熱的な愛を探しています。
強盗中であろうが、惹かれてしまえば、彼女との関係を深めていくところがロマンチックですよね❤
真実の愛を見つけること、強盗ミッションを両立させる
ベルリンのかっこよさは、「愛と強盗」を見事に両立させようとするところではないでしょうか。
彼の強奪劇は、非常に洗練されていて、知的ですが、それと同時に純粋に愛も求めます。
常に、彼は、自分の信念に従って、心のままに生きることを選びます。
さらに、自分の愛する人に対しても、忠実で献身的です。
普通の人は、こういった行動をとることが難しいため、欲しいものを手に入れようとするベルリンが魅力的に見えちゃうんですよね。
人生は、短い。自分にもっと正直に、情熱的に生きること
ベルリンは、詐欺師や宝石泥棒としての経歴を持ち、さまざまな能力を持った仲間とともに、野心的な強盗を計画します。
また、それだけではなく、彼は、自分の犯罪に芸術性や哲学性を求めていて、自分のルールに従って行動します。
彼は、自分の死にも覚悟を決めており、最後まで自分の信念を貫いています。
守りに入らず、「自分に正直に情熱的に生きる姿勢」は、多くの方が人生にぜひ取り入れるべきではないでしょうか。
ベルリンのドラマはそれがいかにかっこよくて大切なのかということを、私達に問いかけてくれています。
まとめ
以上が、ペーパーハウス ベルリンの特徴になります。
スピンオフ「ベルリン」のダークヒーロー的な魅力に、わたしたちは、惹きつけられるのでしょう。
内容も、さまざまな人間模様が絡んでおり、また情熱の国スペインだけに恋愛要素もある大胆なストーリーとなっています!
もっと詳しく知りたい場合は、ぜひNetflixから視聴してみてくださいね❤